
「ピアノを習ってみたい」
昔から、ずっと、ピアノを習ってみたかった。
母は、言う。
「ピアノなんか、習わなくていいよ。」
と
「小学校4年生になったら、習わせてあげる。」
と
私は、当時、
「もう、遅いよ。」
と思っていた。
だから、小学校4年生の時に、
部活に入る事にした。
やりたい事が、何もなかった。
本当に、何にもなりたいと思っていなかった。
私は、小学校1年生の時に、
「手芸」を覚えて、
「手芸」に、無我夢中だった。
他に、何もいらなかった。
けれど、「手芸部」なんて、なかった。
だから、
「バスケットボール部」と「吹奏楽部」
を天秤にかけて、
「吹奏楽部」に入ることにした。
なんとなく、
「アルト・サックス」が、格好良くみえた。
当時、「リボン」という少女漫画本で、
吹奏楽を土台にした漫画を、
友だちが読んでいて、
(私は、GALS!しか、読んでいない)
その子と一緒に、部活動の見学へ行った。
私も、彼女も、
「サックス」が吹きたいと、言った。
私も、彼女も、譲らなかったので、
どちらか、吹いてみて、
「上手い方」が、サックスを吹けることになった。
結果、
私の方が、下手だった。
最初は、私の方が「上手い」と言われたから、
過信して、
努力を怠ったせいだ、と確信している。
だから、第2希望の「クラリネット」を吹くことにした。
後悔はしていない。
けれど、本当に、「サックス」が吹きたかったのだろうか、
と
大人になってから思う。
もう、どうでもいい事なのかな、
なんて思う。
クラリネットを吹き続けて、
もう、頑張りたくない、という気持ちの方が強くなった。
「クラリネットを吹くこと」が、好きなわけじゃない、
と悟った。
私は、カラオケが大好きだ。
歌をうたうのが、大好きだ。
絶対音感ではないので、
平気で、好きな歌を披露できるのだ。
なんて、「自由な歌い手」だろう。
私は、私の好きな歌を
いつでも、熱唱できて、(例えば、マイカーの中でも…笑)
この世の中に、
素晴らしい音楽が溢れていて、
サイコーに幸せだ。HAPPY DAYS だ!
「チェリー」が大好きだ!