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タイトルさわやか ㉓「プールサイドでつかまえて」

秋野ひとみ「つかまえてシリーズ」全95タイトルを全巻レビュー。
無作為に選び一冊ずつ順不同にいきます。 

23作目「プールサイドでつかまえて」1993年

プールサイドで由香が、小林クンに手紙を書いている。
冒頭ながらこのシーン甘ったるくて苦手。
手紙の中に、うん。とか、ええと。とかいらない。

つかまえてシリーズを自分なりに分類してみると、

第一期 メイン 由香 左記子 小林クン  

第二期 メイン 由香 左記子 桜崎さん 菊地さん

第三期 メイン 由香 左記子 桜崎さん 菊地さん 明くん

第四期 メイン 由香 左記子 桜崎さん 菊地さん 明くん 蓉子さん 

ザックリ言うと、こんな感じ。

小林クンがメインで出てるころ、「菊地さん」ってまだ登場していないと記憶していたのです。
だけど、プールサイドのときはもう菊地さんに出会ってる。
私の思い出の中よりも、ずっと登場、早かったのねえ。菊地さんて。

上下巻のわりには、事件の内容は薄い。「既に起こった事件」を由香と左記子が、神也警部と協力して調査する。
二人が動いているうちに新しい事件が起こらないのは、珍しい。

「ミスター➕&➖」

有名なミステリーの登場人物。

この物語の謎は、これだけ。
犯人のニックネームであり、ダイイングメッセージの代わりになる決め手なんですが、これ、誰のことをあらわすか、わかりますか?






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