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オカルト… 65「降霊会の夜につかまえて」

秋野ひとみ「つかまえてシリーズ」全95タイトルを全巻レビューするのが目標。無作為に選び一冊ずつ、順不同にいきます。

65作目「降霊会の夜(オカルトナイト)につかまえて」2001年

降霊会の夜と書いてオカルトナイトと読ませる。私にはよくわからないけれど無理があるような。

由香の大学の先生からの依頼。

依頼をうけ現地に赴き、そこで関係者と知り合って事件が起こり解決に乗り出す。こういう「別荘系」のときって必ずそういうふうに進んでいく。呼ばれていった先で必ず殺人事件が起こるって、いったい…。

この作品はタイトル通り「オカルト」や目に見えない不思議な力が働く、ということに重きを置いているので探偵としての由香の活躍は微妙。

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この作品では冒頭、明くんが菊地さんに同居を申し出る、皆はたちの悪い冗談で美少年が美男にそういうことをもちかけると誤解される、なんてとりあわない。でも、話が進むにつれ明がそれを言い出した本当に理由などがわかってきて、最後にはそれがまっすぐ菊地さんに届く。圭一郎さん瑠璃さん由香と左記子圭二郎さん、メンバー全員が二人の新居で菊地さんの誕生日を祝うことになるラストはとっても感動的。

本題は好みじゃないけど脇エピ好きランキングは上位です。

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