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今さらだけど自己紹介。
こんにちは!矢村千紘です。
管理栄養士で、糖尿病療養指導士で、2児の母やってます。
小さいながらも会社を設立し、代表も務めてます。
noteを始めてだいぶたちますが、私について少し紹介させてください。
やってきた仕事や、病歴、考え方など
読んでくださる方との共通点や、共感くださることがあったら嬉しいでっす。
やってきた仕事
大学病院で給食のおばちゃん👩🍳
東京都目白にある某大学を卒業し給食委託会社に就職。
同時に、管理栄養士国家試験にも無事合格(ほっ。合格前提で採用されているのでプレッシャーw)
大学病院の厨房で、いわゆる給食のおばちゃんをしてました👩🍳22歳ですけどね。
早朝だか深夜だか分からない時間帯に出勤したかと思えば、お昼近くから出勤したりと、不規則なシフト。
冷蔵庫や仕込み室の寒い中での作業から、汗だくになりながらの洗浄。
時間と衛生面と正確さが勝負の、戦場のような配膳タイム。病室の患者さんに届けるまでが仕事でした。
食事の時間がとれない時も多く、体力仕事なこともあり、
体重は5キロ減り(もともと痩せ型)、
胃痙攣を経験しながらも(笑)、
楽しい同期と超絶仕事のできる先輩後輩と、それはもうギャーギャー言いながら楽しい現場経験を積みました。
おかげで管理栄養士の基礎となる「食事」を叩き込まれ(言い方w)、食材の量の感覚や、調味料の配合、献立の構成、作業配分、通常食と治療食の違いを実践ベースで習得できました。
作れる料理のレパートリーも格段に増えましたね。
病院の管理栄養士🏥
その後、病院に転職し、栄養課で仕事をします。
母のように超愛のある、超超厳しい栄養室長と出会い修行を🙏
献立作成では病態に合わせて作成が必要で、病気の知識と食材と栄養価の関係を深く学び、
発注業務では、業者さんや厨房スタッフとのコミュニケーション力を磨き、
病棟まわり(NST)では、先輩管理栄養士にくっついて医師や看護師と対等に話せる知識と度胸wを学びました。
患者さんを元気に退院させることができる栄養管理という仕事。悪化させてしまう可能性だってある。先輩たちの真剣な姿、日々遅くまで業務や学びに時間を費やす姿に、自分が提案した食事内容が、人の命に関わるという責任の重さを知った職場でもあります。
生活習慣病専門クリニック👩🏫
生活リズムが取りにくいことや、もっと栄養指導に従事したい気持ちもあり、転職を決意。糖尿病クリニックに転職します。
(ここ!私の転機となりました!!!!)
アクティブで気さくな医師と、ユーモラスで面倒見の良い看護師、そして理事長先生と事務長が、私の成長意欲を後押ししてくれました。
定期的な症例検討会や勉強会、ミーティングでは、直接医師からレクチャーを受けることができ、「管理栄養士として」の意見を求められるなど、机上の学びに終わらずどんどんと学びを実践できる環境でした。
そのため最短でCDEJ(日本糖尿病療養指導士)を取得し、多角的に、かつチームで患者さん指導を行います。クリニックという特性上、継続して栄養相談を受ける方が多く、食事の一般的な指導だけではなく、行動変容にフォーカスする指導の経験も積めました。おかげで栄養相談も、今では5000件以上になります。
学会への出席も積極的に行い、糖尿病学会での発表も成し遂げることができました!!!
また、受付も兼務していたため、患者さんとの信頼関係の構築、現場をスムーズに回すための他職種連携、情報伝達、配慮の部分を鍛えられた場でもあります。
これは、今でも大いに役に立っているスキルです。
フリーランス💐&会社設立🏢
第二子の出産を機に、一度医療機関を離れ、健康増進・予防分野でフリーランス管理栄養士として活動します。
ここでは医療分野以外での、健康の考え方を深めることができました。そして病院や会社の肩書なく、自分だけで稼ぐというシビアな経験をw
病院栄養士の経験を活かし、一般の方へカウンセリングやセミナー、企業さんとのお仕事などをしてきています。
詳しくはこちら。
そして、フリーランス活動を見てくださっていた以前の職場からお声がかかり、再度医療機関での管理栄養士も務めます。
その延長線で、会社も設立しました。その話はまた今後、想いなどじっくり書かせてください✨
患者としての経験🤰
そしてなんといっても今の私があるのは、私自身が患者だった経験が大きく影響しています。
第一子の妊娠中期で妊娠糖尿病と診断され、頭が真っ白に。
今まで糖尿病を専門に知識をつけ、栄養相談をしてきたのもあり、どれだけ血糖管理が大変なもので、どんなリスクがあるか、とてもよく理解していたからです。
落ち込んではいられないので、食事管理に取り組むものの、本当に何度挫けそうになったことかーーーー血糖値に一喜一憂する経験をしますw
そして、第二子ではフリースタイルリブレを付けながら、インスリン治療もします。食事管理の時にはなかった低血糖もあり、なかなか苦戦します💦
本当にしんどかったのですが、絶対この経験を患者さんに還元する!との想いが妊娠糖尿病生活を乗り越えられたと言っても過言ではない!
糖尿病の知識は豊富にありました。
行動に移すための知識もありました。
ただそれを実行して継続して、さらに心晴れやかに日々を過ごす難しさを痛感した経験です。
最後に
健康法に、万人共通の正解はないと思っています。体質も、既往歴も、生活環境も、考え方も、、、全てが同じ人はいません。
だからこそ、自分と向き合って、どういう生活をしたいのかを大事にしていきたい。
健やかで心身のバランスの取れた豊かな人を増やしたい、そんな想いで活動しています。特に妊娠糖尿病を経験している人には、お子さんのことも含め、将来の健康を見据えた健康管理をしてほしいなと、noteにも記事を書き溜めていきます。
長々とお読みくださりありがとうございます。
皆様、どうぞよろしくお願いします!
合同会社Mealife
管理栄養士 矢村千紘