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「何もできてない」と感じる時こそ、やってみたいこと

こんにちは、トミモリです。

今日は「自分が自分を一番褒めてあげよう」というお話です。


あなたは普段、周りの人たちから褒められていますか?

「そう言われると、褒められることがない気がする」

という人がほとんどではないでしょうか。


お礼を言われることはあるかもしれませんが、

なかなか褒められることって少ないですよね。



自分が子どもの時だったり、または自分の身近にいる子どもを思い返してみると、

子どもって、何かある度に褒められているような気がしませんか?


子どもは褒められるのに、大人は褒められない。

それはなぜかというと、

「人は当たり前にできると思っていることは褒めない」

からではないでしょうか。



生まれたばかりの赤ちゃんの時は、当然できないことだらけです。

そんな状態で生まれてきて、ひとつひとつできることが増えるたび、

「できるようになったね!凄いね!」

と褒められます。


段々と成長していくに従って、できることも増えていきます。

そして、初めてできるようになった時には褒められても、

一度出来るようになったことは、

改めて褒められることは少ないのではないでしょうか。



そして、大人になれば、

「このくらいできて当然でしょ」

ということだらけになっていきます。



本当はできないこともたくさんあるし、

できなかったことができるようになることも案外あるのですが、


仕事の上司や教育係といった、

成長過程を見守るような立場の人でない限りは、

「できなかったことができるようになった」

という過程を、お互いよく知らないような人が知っていることって少ないですよね。



そうやって、

『実はできなかったことができるようになっていた』とか、

『昔から出来ていた、他の人より凄いこと』があったりするのですが、

そこについて褒められることはあまりありません。



そうなると、

「自分を認めてもらった」

「自分を特別な存在だと思って欲しい」

という承認欲求について、

褒められることで満たしてもらえる機会が少ないという事なんです。



過度な承認欲求は不要ですが、

承認欲求が全く満たされないのも、

自分への自信を育てることにはならなかったりします。



ですので、自分の承認欲求を満たすためにも、

「誰かに褒めて欲しい」を望むのではなく、

「自分のことは自分で」褒めてあげませんか?



自分の

「こんなところを褒めて欲しい!」

というところを思い返してみてください。



・こんなことが上手に出来る

・こんなところに時間をとって頑張っている

・いつもこんな気遣いができている

・新しくこんなことができるようになった


……といったような、

『誰の目にでも見えるような褒められること』

は当然素晴らしいです。

思い切り、褒めてあげてください。


何年前にできるようになったことでも、

今は当たり前にできることでも、

ちゃんとできているんです、褒めてあげて大丈夫です。



もし、

「そんな、私何も思いつかない!」

というのであれば、


「今日もちゃんと朝起きて仕事に行った、えらい!」

でも

「朝から家族のお弁当を作ってあげた、さすが私!」

でも

「掃除も洗濯もちゃんとした、頑張ってる!」

でも構いません。



「そんなの当たり前でしょ?」

と自分で思ってしまっていることでも、


ひとつひとつを拾ってあげることで、

「今日も私、あれもこれも案外できてる!」

というひとつ自信につながりますよ。


当たり前にできることなんて何もないんです、

それぞれみんなが

『自分の役割』

を果たそうとして、日々動く事ができています。

それだけでも、改めて考えてみると、素晴らしいことですよ。



あなたはどんなところを褒めて欲しいですか?

普段当たり前にできていることで構いません。

あなたの頑張りポイント、しっかり自分で褒めてあげてみてくださいね。

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