“満たされた暮らし“をするためにできること
こんにちは、トミモリです。
今日は「自分の周りを自分の好きなもので満たしてみよう」と言うお話です。
あなたは今、自分の周りを見渡してみて、自分の好きなものに囲まれた生活をしていますか?
自分の持ち物なので本当は自分で選んだもののはずなのに、
全てのものが自分の好きなものだったり、自分のお気に入りだったりする事は案外少ないのではないでしょうか。
なんとなくで選んだり、とりあえずで選んだり、そんなことも多いのではないかと思います。
でも、どうせなら自分の好きなもので囲まれた暮らしをしたいと思いませんか?
これは持ち物に限らず、自分が好きなやることも同じです。
自分が好きでないことも、当然のように暮らしの中にはあります。
生きていくためには必要なことも色々ありますよね。
でも、そこも見直してみるためにも、まずは自分の好きなことの棚卸しをしてみませんか?
まず、どんな大きさでも良いのでノートを用意します。
後から見直したり付け足したりできれば、コピー用紙やルーズリーフなどでも構いません。
そこへ、『自分の好きなもの』を片っ端から書き出してみてください。
『好きなもの』と書きましたが、物質のものではなくても
『好きなこと』
『自分が好きだと感じる状況』
『好きだと感じる雰囲気』
などなんでも構いません。
順番も、自分が思いついた順に書いていけば大丈夫です。
例えば、
・クリームたっぷりのコンビニスイーツ
・ブラックコーヒー
・読書(特に推理小説)
・少し前の映画
・子供と散歩に行く
・片付いた部屋
・オレンジの香り
・いつもニコニコ話を聞いてくれる人
・淡々と自分のペースで働く時間
・ちょっと遠くの景色がいいところに旅行に行くこと
・ブルーブラックのインクのペン(0.7)
……といった感じで、順番も脈絡もなくても大丈夫です。
詳しくなくても、箇条書きでも、
些細なことでも、誰かに話ができるような立派なことじゃなくても、構いません。
自分が書き出すときに、心から『これが好きだなぁ』と感じるものを片っ端から書いてみてください。
たくさん書けたら偉いとか、少ししか書けない自分はダメだとかは考えなくて大丈夫です。
そうやって、一通り書き出したたくさんの『自分が好きなもの』を見てみただけで、なんかニヤニヤしてしまいませんか?
自分の『好き』が詰まったそのページは、見るだけで気分が少し上がってくると思います。
そのページは、他に好きなものが思いついたら書き足したり、たまに見てニヤニヤしてみたりしてください。
そして、その『好き』の要素が、今の自分の普段の生活の中で、どのくらい身の回り置くことができているかを少し振り返ってみてください。
小さなものだったら、案外すでに日常にあるかもしれませんが、
例えば『旅行に行く』といった日常にはない大きなイベントだったりすると、
「…最近行けてないな」と感じるかもしれません。
そうやって
『本当は好きなんだけど、自分の身の回りには今はないなぁ』
と感じるものがもしあれば、
少しずつ自分の周りに好きだと感じるものを増やしてみてはいかがでしょうか?
もしかしたら、
「こんな雰囲気の部屋が好きだったり、こんな家具が欲しいんだよね」
と言うことだったら、今すぐに家具を買い替えたりするのは難しいかもしれません。
でも例えばクッションのカバーとか、小さいラグとか、今取り掛かれるものからだったら、少しずつ『自分の好きなもの』に囲まれた、理想の生活に向かって変えていくことができるかもしれません。
「本当はもっと時間に追われずゆったり暮らしたいんだけど」
と思うなら、
今自分の好きなことをやる代わりにしている、“やらないといけないこと”は何なのかを考えてみると、
そこと好きなことを入れ替えることはできないのか、を考えるきっかけになったりします。
「いつかこんなところに住みたいんだよね」だったり、
「何年か後にはこうしたいんだけどなぁ」というものがあれば
今からでも『私の好きなもの』を基準にして、できるところから取り掛かってみてはいかがでしょうか。
またそうやって自分の生活に今まで身近でなかったものをプラスしていくと、
今まで持っていたものを手放すこともあるかもしれません。
私たちは一度手に持ったものを手放すことにどうしても抵抗があることがあります。
でも、先にその物だったり、時間だったり、空間だったりを手放すことで、本当に『自分が好きなもの』だったり、『自分が望むもの』を手に入れることができたりしますので、
「本当はそこまで好きじゃなかったけど、握り締めていたものはなかったかな」
と考えて、手放すことも一緒に考えてみてくださいね。
他の誰かが『自分の理想の未来』をいつの間にか用意してくれた、ということはなかなかないと思います。
また、その理想の未来が急に現実化することも少ないと思いますので、
一緒に自分自身で、少しずつ自分の理想の未来に近づけて行きませんか?