怖かった話-フィクションの主人公に憧れる
フィクションの物語(ハイファンタジーなほど好み)では、僕は主人公になりたいとか同じようになりたいと思うようになる。
だからこそ、それもあって、僕の知り合いが「狂ってる感じの作品が好き」と言っていてびっくりした。自分にとってすなわちそれは「自分もそのようになりたい」ということ、つまり「自分もそのように狂ってみたい」という解釈になってしまう。本人の意図としては全くそんなことはないのだろうが、そう思ってしまうことがある。
例えばサイコパスや鬼畜、俗に言う「壊れてる人」などの人格破綻者がでてきたりして、それを好きだと言っていると、もうダメだ…自分もそのように狂いたいのか、そのように思考したいのかと考えてしまう自分がいる。
「変」や「狂ってる」の基準もガバガバでどうしようもないものであるが、それがわかっても分からなくても、怖いものは怖い。
僕はこれを受けいれられず、この先どうなるのだろうか。小説としては先が気になるが、現実としては先が来て欲しくない。