あったかい光のお店巡り始めました
昨日の私はなぜか、豆腐超えて、3歩歩けば涙が溢れるような豆乳メンタルだった。
そんな私を連れ出してくれたのは留学時に知り合ったお友達。彼女と過ごす時間は、いつもデンマークの田舎の穏やかな時間の中にいるように感じられる。そのおかげで、豆乳から豆腐に固まった私。
吉祥寺の井の頭公園内にあるカフェに行ったあと、その近くをふらふらと散策してみた。
私達の目にふと留まったのは、駅のすぐ目の前の曲がり角に位置するワインバーだった。
そのお店は、窓が広くって、オレンジ色のキャンドルのような穏やかな光が漏れ出していた。
「ここ、素敵だね、今度来ようか」
「ね、今でもありだよ」
「ありだね」
ということで入店。
お互いにそれぞれの白ワインをチョイスし、帰る時間になるまで窓際のカウンターで立ち飲みをした。
おつまみには、銀杏をチョイス。
「死ぬほど熱々なので気をつけてください」
と、店員さんが持ってきてくれた。
沢山のお塩の中に埋もれてる沢山の銀杏たち。
まるで雪の中に落ちているみたいでなんか楽しい見た目だ。
その見かけとは裏腹、器を触ってみたら、確かに、死ぬほど熱そうだったのでしばらく冷ましてから、一口。
「ん~、秋だねえ」
愛について語ったり、
わんこの可愛さについて語ったり、
暖かい光のおみせ巡りをしようと約束したり、
なんて良い一日。
朝、公園を散歩して芝生に寝っ転がって、
涙が出てきて、
このまま土に還ってしまいたいなあ、と思っていたけれど。
もう少し人間を楽しんでみたくなった。
朝へこんだ分、夜が楽しかった。
マイナスがあるとその分プラスがあるって間違いない。
私はなんて恵まれているのだろう。
だから、そろそろ人にちゃんと、還元していきたい。
そのためには私にエネルギーを蓄えなくては。
最近、なんだか焦っちゃってたけれど、ちょっとまだエネルギー足りてないのかも。
ゆっくりじんわりエネルギーをためて、
いつか私も、
暖かく穏やかなひかりを発することができたならいいな。
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