【講演会レポート】発達障害当事者と「ハッタツ」を語ろう
3/25(土)聖学院大学にて行われた、
『発達障害当事者と「ハッタツ」を語ろう
私たちが創る、共に生きる社会-』の講演会に行ってきました!
なぜこの講演会に参加したのかというと、先日ちひろ珈琲にお客さんとして来てくださった池田誠さんがご紹介してくださり興味を持ったからです。
また、実は聖学院大学が私の母校ということもあり、「なつかしいから行ってみようかなー」とも思いました。
パンフレットのお三方が発達障害当事者なのですが、
それぞれの生きづらさや診断に至った経緯などを話されました。
印象に残ったこと
姫野さんは小さな頃から算数が苦手で、どんなに努力しても克服することができなかったそうです。
そんな姫野さんは、社会人になって最初の仕事が経理でかなりしんどい想いをされました。
エクセルやグラフ表などを作成するときに数字が抜けてしまったり、とんでもない表グラフができてしまったりと、会社で日々怒られる毎日だったそうです。
そこでもっと自分に合う仕事はなんだろう、と考えたときに「文章を書く仕事」を選択しました。
姫野さんいわく、
「好きなことを仕事にできる人は一握りなので、割としんどくない仕事を選ぼう」と言っていました。
私も数字や算数が苦手なので共感しまくりでした!
学生時代にいくら計算しても数字が抜けていた経験があるので、経理の仕事に就かなくて本当によかったなと思いました。
光武さんのお話で興味深かったのは、ルーティンのことです。
光武さんは、よく「変な人」「奇人」と周りから言われていた学生生活だったそうですが(笑)、高校生まではそこまで困ることはなかったそうです。
しかし、大学生になると生活が崩れました。
高校生までは、平日決まった時間に朝起きて学校に行くというルーティンがありましたがそれが大学ではなくなり、とたんに朝起きれなくなったそうです。
やはり、生活リズム、決まった時間に朝起きて生活することの大切さがわかりました。
お二人の対象的な部分だったのが、大学進学についてです。
光武さんは上記の通り、大学生活でリズムを崩してしまったと。
姫野さんにとっての大学生活は、時間や人間関係などが自由で、楽しく過ごせた、とおっしゃっていました。
やはり、それぞれの個性・特性があり発達障害だから、とひとくくりにできないと思いました。
共通点としては、夜眠れない、という話がありました。
なので、日中は眠く、エナジードリンクで目を覚ますそうです。
レッドブル派かモンスター派で対立していたのは面白かったです(笑)
よろしければちひろ珈琲をお送りします(笑)
お二人の個性が仕事になっているというのも勉強になりました。
光武さんは、しゃべるのが得意。
塾講師のバイトをしていた時に、君は良い授業をするからこのまま社員にならないか、と誘われたそうです。
姫野さんは、小学生の頃から作文を書けば賞を取っていて、大学時代は出版系のバイトをされていました。
また、その個性にルーツも関わり、
光武さんはご両親とも学校の先生
姫野さんのお父様はフリーランスの翻訳家だそうです。
自分って何だろう?何が得意なんだろう?と考えた時ヒントになるのは
・人から褒められたこと
・自分のルーツ
などが参考になりそうだなと思いました。
自分自身を理解し、人様に喜んでもらえるような形で個性を育てていく、
ということが人の生きがいになるし、楽しい人生を送る上で大事だな、と
この講演会で感じました。
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