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白い食材しばりが生まれる

2024.9.25

朝早く起きたいという想いを夫に打ち明け、5時半にスマホのアラームをセットしてもらった。こういうのは自分でやると強制力が弱まることを、わたしはここ10年ほど痛感し続けている(けどもう痛覚がない)。

もちろん二度寝もやぶさかではないわたしの甘え気質を知ってるからか、夫は次に6時、6時10分、30分と小刻みにセットしていた。7時台に至っては13分だ。その3分は何なのだ。こちらのバイオリズムを完全に把握されている感じすらする。

おかげで三度寝をかましたものの、6時10分に起床。家事のタスクや仕事も少し進めることができ、充実した朝を過ごせた。

のんびり集まってきた子どもたちはウインナーとパンを食べ、着替えをしてからそれぞれの遊びに没頭した。10分ほどしかなかったが、満足して車に乗り込んでいた。集中力すごいな。

市役所の用事を済ませて五番街へ。TSUTAYAへ行くと、自分の本が相変わらず棚に置いてある。いまだに夢か現実か分からない光景だ。在庫が少なくなっていたので店長さんを探したがどうやら不在のようだった。また来ますと伝え店を出た。

金明堂日野店が今日で閉店なので、本を置かせてもらったお礼の品を買いに行った。なんだか人が多い気がする。少し涼しくなって出歩きやすくなったからだろうか。他人から見れば、わたしもそんな多い人たちの一人にカウントされているのだ。赤い風船で花かご10個入りを購入。本屋のスタッフさんの人数は把握していないが、10個という数はなんとなく足りるだろうという安心感と、足りなくてもキリが良い数字なので「まぁ多少は考えてくれたんだよね」となるかもしれない。ならないか。

スマホを自宅に忘れてしまったことに気がつき、一旦帰宅。ネットで見て気になっていたポモドーロテクニックで仕事をしてみる。短期集中型のわたしにはピッタリとハマった方法だった。5分間の休憩の間にストレッチやラジオ体操、ちょっとした筋トレ、読書などを取り入れてみる。結局、休まっているのかは定かではないが、ついスマホを見てダラダラしてしまうことよりかは遥かに健康的であった。

夕方も近づいてきたので執筆を切り上げ金明堂へ。店長さんにお礼の品を渡し、緊張しつつもたどたどしく気持ちを伝える。手紙も添えていたが、内容が重複していたように思う。こういうときのアドリブ力が本当にない。悲しいけれど内省している場合じゃなかった。

お客さんのなかには、スタッフさんに声を掛けて感謝の気持ちを伝えたり、いつもの光景なのだろう、常連らしきおじいちゃんがエールを送ったりしていた。本当にこのまちからも本屋が消えてしまうのか。そして代わりに一体何が入るというのだろうか。隣のドコモショップと違う携帯電話会社だったら怒る。

昨日と同じく買い物カゴで日常に戻り、牛乳と卵を買う。白い食材だ!と一度意識してしまったので謎の縛りが生まれ、他に買うべきものもあっただろうにこの日はそれを貫きたくなった。厄介だなと思ったけど良い節約になった。

夜はありあわせでもやしと挽き肉とピーマン、余っていた皿うどんのあんかけスープでそれらしい一品をつくった。しらすをそろそろ使い切りたかったので、酒徒さんの家中華レシピ本を参考に卵と水、しらすと塩だけを蒸したやつをつくる。秋の空気にソワソワしていた体にすっと馴染んでなんだか落ち着く味がした。

子どもたちは相変わらずマインクラフトに夢中で、ゲームで攻撃されたのか現実で叩かれたのか分からないような声を出している。夫は1000円で買ったツクール系の洋ゲーのややこしい操作に悶絶していた。マイクラに夢中な子のためを思って買ったようだが、遊んでくれるにはまだまだ時間が必要なようだ。

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