2022年6月旭川のおもいで
20年位前の学生時代の自分のブログに感化されて、主に20年後の自分がみて楽しむための、日記をぼちぼちかいていこう。
先日まで旭川ののりくんのおばあちゃんのおうちにリモートワークで1週間半程度滞在していた。
おばあちゃんの家は現在誰も住んでおらず、のりくんは同行していないのでつまり滞在中は私一人だ。
東京の梅雨をぬけてラッキーだったはずなのに、旭川もだいたいずっと雨。
でも義理父&母には本当にお世話になりっぱなしだった。
楽しい思い出も作れてうれしいし、良くしてもらいありがたや、ありがたや。
「写真の町」東川の図書館には毎日のようにお世話になった。
美大生が喜びそうなマニアックな写真集とかが表面におかれてたり、地元の写真家さんの紹介が丁寧にされていたり。
決して広くはないけれど、地域住民に写真を身近に感じてほしいという想いが伝わってきた。
コワーキングスペース並みの環境だったのもあり、片道1時間以上もかけてバス通い。東京でも出勤に1時間くらい、かかったよね。コロナ前は…。と言い聞かせて。
東京に帰る最終日の夜、とても新鮮な初めての感覚を覚えたので書き留めておこう。
私の滞在している家は駅から30分くらい土手沿いを歩いた場所にある。
もちろんそれ以外の帰り方もあるけれど、昼間は開放感が気持ちの良いこの土手沿いを、最後だからもう一度歩こう、と思いもう日没を過ぎていたがこの道を選んだ。
土手を歩いているとどうだろう。すれ違う人がいないどころか見渡す限りどこにも人の姿はみえない。
途中大きな道路にでて、ここならさすがに歩道を誰か歩いているだろう、と思ったけれどやはり誰もいない。
家の灯り、行きかう車、人の気配はするけれど、この世界には私以外の人間はいないんじゃないかしら。本当は全部舞台装置なんじゃないかしら。
そんな心細さがとても新鮮だった。
旭川ありがとう。
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