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【キャリア最適解の道しるべ#1】専門学校の先生からPRコンテンツクリエイター

"キャリア最適解の道しるべ"は
・働き方を変えたい
・自分らしい働き方をしたい
という方に向けた、キャリアの選択肢を広げるためのプラットフォームです。
リアルなキャリアを毎回インタビュー!
「正解のないキャリアに最適解を」を合言葉に、定期的に発信していきます。



初回は、大塚織恵(おりえってぃ)さんです!

経済学部卒業→専門学校の先生→専業主婦→フリーランス

織恵さんのキャリアは、変化しながらもしっかり積み重ねられていました。
キャリアは、仕事や働くというと点にばかり焦点を当てがちですが、私生活や働いていない時でも積み重なっていくもの。
そう教えてくれるような生き方をされていると感じました!


1. どんな人?

大塚織恵さん

大塚織恵(おりえってぃ)さん

新卒で専門学校を束ねる学校法人に就職し、7年間勤務。
専業主婦として8年目、もう少し子どもが大きくなってから働きたいと思っていたけれど、ベンチャー起業の社長に「うちで仕事しませんか?」と声をかけられたのがきっかけで、フリーランスの道へ。
現在は、PRコンテンツクリエーターをメインに活動しています。

私生活ではお子さん2人のお母さんで、虫取り網を片手に、お子さんと昆虫採集する一面も。
お子さんたちと過ごす時間を大切にされながら、キャリアも積み重ねられています。

今回、初の試みで不安な中、
インタビューも快く引き受けてくださり、
とても真摯に質問に答えてくれました。

笑顔がすてきで行動力は抜群。
私もおりえってぃさんのファンです!

2. 学生〜就職

「夢は先生になることだった。」
そうインタビューの冒頭で教えていただきました。
だから、大学は教育学部に進学を考えていたそうです。
しかし、結果としては経済学部に進学。

なぜ、経済学部だったのか?

その理由は中学受験まで遡ります。

中学、高校と受験に失敗。
大学受験は失敗できない!国公立に行けたら…!
と思っていたそうです。

そのため、高校時代は戦略的に文系を選択。
なぜ戦略的か?
センター試験(今の大学入学共通テスト)で、
世界史と生物の平均点が高いということを当時の織恵さんは知り、
点数が取りやすい学科を選択したそうです。

結果、センター試験での点数が伸び、大阪府立大学の経済学部に合格し入学。

織恵さんは「高校時代は、経済学部なんて全く考えていなかった」と話します。
当初、先生になりたいという夢のために教育学部に行きたいと思っていた織恵さん。しかし、結果的には、経済学部に進学。それでも、まだまだ先生になるという夢は捨てていませんでした。

就職活動で、教育系の会社を受け、3社内定をいただいたそうです。
その中で、日中に先生として働ける、学校法人に就職。
晴れて、先生になりたいという夢を叶えました。

ー所感ー
夢への道は1つではなく、いろんな道がある。
そして、「先生」というと、小中高の先生のイメージが沸きますが、
専門学校や塾なども先生という職種です。
教えることが好きだったとも話していた織恵さん。
視野を広くもつことで、選択肢や、やりたいことの本質が見えてくるのだと
織恵さんの経験から教わりました。

3. 専門学校の先生時代

専門学校の先生として、7年間(関西6年→関東1年)勤務されていました。

「おりえってぃさん」と、私も呼ばしていただいていますが、このあだ名も
当時、生徒さんがつけてくれたものだそうです。
素敵ですよね!

話は戻り、
当時、先生だけをしていた訳では無かったそうです。

担任として先生をし、
営業として高校などを回り、
外勤でセミナーをしたり。

「この7年間はやり切った。」そうお話する織恵さんは、
先生のお仕事が好きだったという事が伝わってきました。

印象的だったのが、
生徒がモチベーションを保ちながら、授業に集中してくれるには、どうしたらよいか?を考えながらやっていたということ。

私にも覚えがあるのですが、
机を合わせて班活動すると、授業に関係ないことを友達と話してしまい、
授業の進行がぐだってしまうことありました。

そういう事が起きないように、織恵さんは声掛けのタイミングをとても考えていたと言います。
授業の目的は授業ごとに違います。それを理解したうえで、
適切に集中して生徒に学んでもらう工夫を考えて行動されていたのは、驚きでした。

そして、この7年間で培ったものが専業主婦時代にも生かされていくのです。 

ー所感ー
先生というお仕事は、特に生徒などの気持ち(やる気)も大切にするお仕事だと思います。
そのためには、相手を知り、どこまでならできるのか。どうしたらできるのか。を考えてやっていくことが必要だと思います。
そいういう工夫や、逆算して考えることの大切さを改めて感じました。

4. 専業主婦時代

●関西から離れたこと。
●毎日ハードワークで子育てとの両立が全くイメージできなかったこと。
●職場での仕事を吸収しきり、やり切ったこと。

3つの理由で退職されたそうです。

専業主婦時代を振り返り、
織恵さんは「めちゃくちゃ楽しかった!」と話します。
ママ会や親子サークルなどを開催し、
最初は4人だったのがだんだんと増えていき、
約100人集まるまでになったそうです。

親子サークルの様子

この親子サークル等で、織恵さんは、本領を発揮します。
小さい子供が飽きないように工夫し、親にとっても、楽しい思い出が形として残るように、逆算思考で企画していたのです。

レースのような企画では、
ここで最後に集合写真を撮る!と決めたら、逆算して、スタートの位置を決めて、行ったり来たりが起きないように工夫して、進行したと話してくれました。そして最後に記念写真を撮る。

今見ても、いい写真で、当時のことも思い出し、

参加した人達で「やって良かったよね!楽しかったよね!」と話し、楽しい思い出のひとつになったと教えていただきました。


ー所感ー
私にも専業主婦時代がありました。
でも、自分で何かを企画したり、やろう!と思ったことは1回もなかったです。
専業主婦だから、何もできない。そう自分を縛っていたのかもしれないなと、今、振り返ると思います。
逆に考えれば、専業主婦の時にしかできないこともありますよね。
人生のキャリアの一部分を生かすも殺すも自分次第なのだなと感じました。

5. フリーランス期


忘れもしない、2020年1月。
新型コロナウイルスが日本に入ってきて、世の中は混沌としていました。

外出できない。
マスクは必須。
常に手指の消毒。

一気に人と関われなくなり、
子供も大人もみんなストレスを感じていたと思います。

ワンオペ子育て中の織恵さんも、
「このまま外出できないで、子育てをしていくとしたら‥何か息抜きになるものを自分で見つけなければ・・・」

と、危機を感じたそうです。

そんな時に、知り合いが以前Voicyに出演したのを期にVoicyを少しずつ聞き始めていました。


Voicyを聴くようになり、
TBSラジオべしゃり王選手権が開催されることを知り、
「おもしろそう!やってみよ〜!」と、音声を送ったそうです。
すると、予選を突破し、なんと優勝!!

専業主婦にとってはとても貴重な、賞金10万円を獲得しました。

そして、当時、Voicyのオンラインサロンに入りたいと思っていた織恵さん。
お金もかかる事だから悩んでいたそうです。
旦那さんに、賞金は好きに使っていいと言われて、オンラインサロンに入会。

オンラインサロンの仲間とは、一緒に番組を運営したり、
『Radio Star Audition』に出てみよう!
と、出場したり。
1回目の出場では、通らず。

2回目も参加して、敗者復活戦まで行きましたが入賞せず。

悔しい思いを胸に、3回目の挑戦。
今度は戦略を立てて、段取りして、臨みます。
結果、賞を獲得し、あの半蔵門スタジオで収録!

そこでも、運命の出会いが…!
ベンチャー企業の社長さんに出会い、委託で広報の仕事をいただくことに。
フルリモートの会社のため、
お子さんとの時間も大切にできる、在宅のお仕事で、フリーランスへの第一歩を踏み出しだそうです。

現在は、PRコンテンツクリエイターとして
発信に悩む人を伴走したり、

Voicyのパーソナリティとして
☑︎マインドフルネス
☑︎MAMA's
☑︎ロッキンボイシー
などの番組を担当したり、

LivelyTalkのホストとして
色んな方のお話を聞いたり、

多岐にわたり、お仕事をされています。

MCのお仕事

こう見ていると、お仕事も子育ても大変そうですよね。

実際、織恵さんも「やめようと思ったことは何度もあった。」と言います。
それでも、やめるのはいつでもできる。
積み重ねることで、何かあるかもしれない。
そう思って続けてきたと教えてくれました。

やり続けて自分に、「よく耐えたね。」と言いたい。とも教えていただきました。

ー所感ー
「楽しそう!やってみたい!」
そう思うことが誰しもありますよね。
そう思った時に実際にやってみる。
それが、未来の何かにつながっているかもしれないのだなと感じました。
何でも、心が動いたことは、やってみる。挑戦してみる。
私もそう在りたいなと思いました。
そして、やり続けることの重要性を改めて感じました。
続けて、積み重ねていくことで、未来の自分や、周りの人が笑顔になるかもしれないと、学ばせていただきました。

6. これから


パーソナリティをしたことで、『聴く』ことが好きなのだと気づき、
聴くお仕事が1番楽しいと笑顔で話されていました。

今後は、お仕事の幅を狭め、聴くお仕事を軸にしていきたいそうです。

そして、子供がいる時間は子供との時間。

子供と過ごす時間もお仕事する時間も大切にしていきたい。と教えていただきました。

ー所感ー
大人になって、好きなことに気づくことって、なかなか無いと思います。
でも、パーソナリティというお仕事を経験されて、聴くことが好きだと気づいた織恵さん。
やってみて、経験してみて、好きなことが分かるのだなと、当たり前かもしれませんが思いました。
経験は自分の財産になるし、新たな自分の一面も知れるものですね。

7.「働きやすい」の発見

元々、子供のころから教えることが好きだった織恵さんは、先生になりました。
しかし、先生という職業よりも働きやすいのが今の聴くお仕事だと言います。
他人から、「声がいいね」と言われたことがきっかけだそうですが、それまでは、自分の声がいいと思ったことは1度も無かったそうです。
でも、人の意見を素直に聞き入れ、行動してきたら、とても働きやすかった。そう教えていただきました。

ー所感ー
自分で認識していない自分ぼ得意な事や魅力は意外とあるのかもしれないと感じました。
それを素直に聞き入れて行動していくことが、難しいと感じる人が多いと思います。
私も含め、今日から褒めてもらったら、素直に受け入れてみましょう!
働きやすいお仕事が分かるかもしれません。


8. まとめ

経済学部卒業→専門学校の先生→専業主婦→フリーランス

今回、紹介させていただいた織恵さんのキャリアを知って、どう感じたでしょうか?
私は、冒頭でも書きましたが、すべてのキャリアが積み重なっているなと感じました。
先生でも、専業主婦でも、フリーランスになっても、色んなことを経験し、行動し、それが強みとなって今に残っているなと思いました。

ライフステージや自分の変化によって、働き方に悩むことはあると思います。
現に、私がそうです。
色んな職業や働き方があるからこそ、自分には何が合っているのか、何がしたいのか、悩みますよね。
今回のnoteで、こんなキャリアがあるんだ!働き方があるんだ!と知る機会になれば、嬉しいです。


最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

今回、インタビューに協力していただいた、
大塚織恵(おりえってぃ)さんは、SNSなどで発信されています!

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