国分寺市議選、当選しました
みなさん、おはこんばんちは。
政治団体「グリーンな国分寺」の鈴木ちひろです。
選挙を終えて1週間。
収支報告書に追われている毎日です。
遅くなりましたが、選挙のご報告をさせてください。
2587票・2位当選
2587人の方が、「鈴木ちひろ」と書いてくださったと思うと、感動すると同時に本当に背筋が伸びます。
無所属で国分寺出身でもなく、政党や組織、宗教団体の後ろ盾もなかったのです。10票ぐらいしか入らないのでは、からのスタート。
わたしのような、いち市民の1票1票を寄せていただいたのだと思います。
仲間たちのサポートがなかったら、この得票数には結びつきませんでした。本当に感謝です。
今週は引き続き「朝活」を
今週はお世話になった駅を周り、いつも通り「朝活」をしてきました。
「投票に行っても、投票した候補が受かったか落ちたか知らない」という人がたくさんいるのでは、と思ったからです。
段ボールとペンを持っていって、その場で「2位当選!頑張ります!」と書きました。
選挙中はたくさんマイクを使ったので、静かにスタンディングアピールで。気候危機に対するアクションは段ボールにメッセージを書いてスタンディングすることが多いので、いちばん自分らしいアピールです。
マイクは一切使いませんでしたが、思ったよりもたくさんの方から、お声がけいただきました。
「PFAS問題が心配。引き続き、情報発信をお願いします」
「小学校3年生の親です。子どもが中学に入るまでに給食をあたたかくしてほしい」
「18歳で、はじめての選挙でした。若い人も立候補できるんだと知って嬉しかった」
「すごい重圧でしょう。がんばって!」
などなど。
元気をいただいたと同時に、背筋が伸びる想いです。
駅前に立っているとたくさんの人に出会うことができます。SNS上では、「ジェンダー」「気候危機」「民主主義」といったキーワードを通じて、もともと社会問題への関心が高い人とはつながれるけれど、それはとっても狭い世界のように感じます。
これからの議員活動でも、駅前に行けば会える身近な議員になれたら良いな。
合言葉は「スロー選挙」と「ポンコツ」
今回の選挙は、新たな選挙のスタイルにチャレンジしたいと思い、「スロー選挙」にこだわりました。
維新の会・馬場代表が「私自身も1年365日24時間、寝ているときとお風呂に入っているとき以外、常に選挙を考えて政治活動をしている。それを受け入れて実行できる女性はかなり少ない」 と発言したことを受け、この「スロー選挙」のスタイルへの想いを強くしました。
「選挙はツラい、きつい、お金持ちや地元出身の人だけができる」
→「楽しく健康に、だれでもできる」イメージになるように。
そして、次の世代が後に続きたくなるような、モデルケースになることを意識しました。
・楽しくスローに持続可能に
・休憩時間をいっぱい入れて無理しない
・大きなスピーカー付き選挙カーは使わない
・名前の連呼はせずに、課題や政策を語る
・電気自動車で静かなスポット演説
・商店街や住宅街はなるべく歩く
・お金をかけない
・ペコペコしない
・夜の駅前には立たない(20時で終わり)
・電話かけはしない
・事務所はチームみんなの休憩場所に
・カジュアルでカラフルな服装で
・サポーターにもスピーチしてもらう
・みんなの特技を持ち寄って手作りする
・多世代で、初心者もベテランもまぜこぜ
・仲間作り&未来への種まき
・スロー選挙のモデルケースを作る
しかし、サポーターたちの考え方も想いもさまざまでした。「大きいスピーカーを搭載した定番の選挙カーをやるべき」「夜も駅前に立つべき」「休憩時間でも車を走らせるべき」。
総じて、「もっとがんばれ」という感じでした。
意見のちがいは、みんなが本気で応援してくれているからこそだと思って、向き合いました。
候補者もサポーターも、楽しかった!また4年後の選挙が楽しみ!と言ってくれるように意識していました。
そして、チームのもうひとつの合言葉は「ポンコツ」。
私をはじめとするチームのみんなが、毎日何かしら失敗します。それをみんなで笑い飛ばしてカバーし合う。
「みんながポンコツ。今の社会はもっともっとポンコツに寛容な社会になるべきだし、ポンコツ基準のシステム作りが重要」というチームリーダーの考えが、チームの雰囲気を和ませてくれました。
「ポンコツ上等!グッバイ完璧主義!」な精神でがんばりました。
「選挙活動」から「政治活動」へ
5月1日から、国分寺市議会議員としての公務が始まります。
ここからがスタート!
あらゆる課題に、市民目線そして若者目線で、しっかり声をあげ、取り組んでいきます。
そして、すでにわからないことがたくさん。
議会の用語ひとつとっても、わからないままにせず、誰かに聞きまくっています。わからない!と思ったことをSNSで発信すると、意外とみんなが市政に興味を持ってくれることがわかり、そこも求められているのだと思います。
「当選おめでとう!」「よろしく頼むね!」とお声がけいただくことが多いのですが、できればみなさんと、これからも一緒に走っていくチームとして、ともに頑張っていきたいです。
よろしくお願いいたします!
◯メディア掲載◯
・「PFAS」公約で触れた11人中9人当選 2位当選の27歳新人「関心の高さに責任感じる」 国分寺市議選:東京新聞 TOKYO Web
https://www.tokyo-np.co.jp/article/246441
・「Z世代」女性が東京の市議選で2位初当選、共感呼んだ訴えとは:朝日新聞デジタル
https://digital.asahi.com/articles/ASR4W67H5R4SUTIL045.html
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