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人生の扉を開ける
「もう一生、結婚とか、恋愛なんて考えてもいませんでした。
悲観しているわけではなく、
そんな感情すらも忘れていた気がします。
それでも、彼がその私の感情の扉を、ビックリするくらい開けてくれたんです。私の全てを認めてくれて、不安なことも全部なくしてくれて。」
うつ伏せになっているので、その表情は伺えません。
でも、穏やかな中に、これまで苦労してきたからこその
深みと優しさが織り交ぜられていて、
聞いている私まで、幸せな気持ちになりました。
本日お越しの、来週ブライダルを迎えられるお客様。
「幸せになってくださいね。」
お帰りの際にそう伝えると、満面の笑みで、
「はい!」と。
久しぶりに、お客様の前で涙を流してしまいました。
笑顔で。
===
♪春がまた来るたび ひとつ年を重ね
目に映る景色も 少しずつ変わるよ
陽気にはしゃいでた 幼い日は遠く
気がつけば五十路を 越えた私がいる
信じられない速さで 時は過ぎ去ると知ってしまったら
どんな小さなことも 覚えていたいと心が言ったよ
I say it's fun to be 20
You say it's great to be 30
And they say it's lovely to be 40
But I feel it's nice to be 50
歌:竹内まりや
作詞:竹内まりや
作曲:竹内まりや
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というわけで、1月3日は、
お母さん、お誕生日おめでとうスペシャルーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!
あ、本日30日ではなく、1月3日なので、27日遅れです。
相変わらずな娘ですみません。
さてさて。
先月「お父さんスペシャル」を書きましたが、
すっかりお母さんスペシャルを書くのを忘れていたというか、なんかしっくりこなかったので書きませんでした。
でも、今日は区役所に向かいながらチューリップを聴いていたら、降ってきました。
私のブログなんて基本的にそんな感じです。
というわけで(2回目)、
いきなりすぎて、読者の方もキョトンとしてしまうので、
輪郭を。
・鹿児島出身
・身長小さい(147センチ。本人はもっとあると言っている。)
・顔カタチ、パーツ、手足の長さ、サイズ感、ほぼ私。いや、私がほぼ母なのか…
・猫が好き
・動物が好き
・クール
・ネガティブ
・中卒で鹿児島から母の兄を頼って名古屋へ
・働きながら看護の専門学校へ
・↑ここからずっと働いている。今も。
・看護師
・運動神経ほぼない
・リズム感ほぼないらしい(自称)
・頭も良くないらしい(自称)
・実家が貧乏だったらしい(自称)
・虫と植物に詳しい
・手先が器用
・料理も激上手
・お漬物自分で漬ける
・ミンチはお肉買ってきて自分でミキサーでつくる
・家事完璧
・手芸、工作、DIYめちゃやる。Myミシンとかある。
・人見知り
・おとなしい
・声小さい
・社会性はある
・白髪がほとんどない(奇跡)
・ポルノグラフティ好き(右の人)
・私に厳しい
・私にだいぶ厳しい
・言い方が厳しい
・「仕事辞める」が口癖
・でも、辞める辞める詐欺。いまだに現役。なんなら週6。増えとる。
・「好きにしなさい」が口癖
・7人兄弟の末っ子
これで…いい?
いや、父の時も書きましたけど、
びっくりするくらいどうでもいい情報で本当にごめんなさい。
今日初めて私のブログを見てくださった方は、
即効スルーしてるだろうな…と。
でも面白いもので、顔カタチはほぼ母似の私ですが、
中身は、まっったく似ていない。
だから、一緒にいても、意外に親子と思われないことも。
でも、免許証の写真見ると、20年分老化加工させた私。
ほぼ私。いや、ほぼ母。
===
♪満開の桜や 色づく山の紅葉を
この先いったい何度 見ることになるだろう
ひとつひとつ 人生の扉を開けては感じるその重さ
ひとりひとり 愛する人たちのために生きてゆきたいよ
I say It's fine to be 60
You say it's alright to be 70
And they say still good to be 80
But I'll maybe live over 90
歌:竹内まりや
作詞:竹内まりや
作曲:竹内まりや
===
藤子・F先生になりたい!
村上春樹さんになりたい!
吉田拓郎さん、伊集院静さんや、高嶋監督、渡辺監督、北野武さんが素敵とか言っている私ですが、
実は、
「女性らしい女性でありたい」
という思いが人一倍強いのが本音です。
要は、上記に挙げた方々は憧れはしますけど、
ダンディで色気のあるおじさま達のようになろうとは全く思っていません。
では、どんな人になりたいか?
実は、どう見えるか分かりませんが、
私はあまり自分が前に出ることは望んでおらず、
できるだけ、3歩も4歩も下がった、
古き良き女性でありたいと思っています。
本当に。本当の本当に。
そういえば、先日読んだ伊集院静さんの大人の流儀に、
かつて、元野球選手の松井秀喜さんに「女優を嫁にするな、99%は自分勝手だから。でも俺は、例外の1%に2回連続で出会うことが出来たんだ」と言ったということが書かれていたのを見て、
シビレました。
そう、夏目雅子さんや、篠ひろ子さんのような、
例外の1%になりたいなって私は心から思います。
以前、愛知県の半田というところに住む母の兄の家に行った際のこと。
私が来ることもあり、母の兄である叔父さんと、その奥さんの叔母さんは、
たくさんのお料理と一緒にもてなしてくれました。
従兄弟やその家族も来てくれて、
普段は叔父さんと叔母さんだけの居間に久々に親戚が集まったこともあり、叔父さんなんてめちゃくちゃお酒を飲んで、
大盛り上がり。
そんな中、母の姿が見えません。
すると、叔父さんが、
「あれ?どこ行った?」
母の所在を叔母さんに聞きます。
すると叔母さん、
「あぁお姉ちゃん(うちの母)なら、洗い物してくれてるよ」
叔父さんは言います。
「そんなものやらんでええって言ってきたらば」
叔母さんは言います。
「さっき言いましたよ。それでもやめないでしょ。お姉ちゃんはそういう人じゃない。」
私に話していたわけではありませんが、
”いつも誰かのために”と気ばっかりつかって動いている母の、
そんな姿をみんな知っていてくれていることを、
なんだか誇らしく思いました。
===
♪君のデニムの青が 褪せてゆくほど味わい増すように
長い旅路の果てに 輝く何かが誰にでもあるさ
I say it's sad to get weak
You say it's hard to get older
And they say that life has no meaning
But I still believe it's worth living
But I still believe it's worth living
歌:竹内まりや
作詞:竹内まりや
作曲:竹内まりや
===
人の人生は、どんなに頑張ってもせいぜい100年くらい。
その中で、どう生きるのか?なんて正解はなくて、
でも、
唯一正解に近い解答があるとすれば、
「自分が幸せだと思う生き方をすること」
これだと私は思います。
人にレールを引いてもらう人生ではなく、
自分で選ぶこと。勝ち取ること。
そこから見る景色は、何にも増して美しいと、
私は信じています。
私も、がんばろ。
春は、もうすぐなのかも知れません。
1月3日は、母の誕生日。
母がいなかったら、今の私はいません。
そう、私の幸せの人生の扉を開けてくれたのは、
紛れもなくこの世でたった一人、母でしかありません。
心から感謝を込めて。
お誕生日、おめでとう!!!!
本日は、「今日はひさしぶりの方とお話しました。お相手の方がどう思ったかは分かりませんが、私はとてもとてもいい刺激をいただきました。割と今までは、出逢いを雑に扱っていたなって反省。一期一会。この出逢いを大切に、丁寧にしたいなって思います。感謝を込めて。」ってお話しでした。
学び:今月ずっとずっと何時間もかけて揉んでいた論文が、今日猛烈にやってやっとできました。泣きそうに嬉しい。頑張ったからいいってわけじゃないけど、でも、頑張った。そう思います。
おしまい
chihiro