込められた愛
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「小さな綻びが大きくなって、一瞬でなくなるのよ信頼なんて。丁寧に、丁寧に積み上げないとダメなの。」
あけましておめでとうございますーーーーー!!!!!
新年会スペシャル♪
もうこれ書いているだけで泣きそうですが…
というわけで、静岡を始め全国に6店舗エステサロンを経営しているビューティークイーンの植松社長にお声をかけていただき、
お食事兼、公開ご指導をいただいて参りました!!!!
とりあえずまずはスタッフの太一さんがのっけから指導1回目、
次に私が指導1回目、
最後にまた太一さんが指導2回目。
二人合わせて4回。
私は社長が真面目なお顔で一生懸命話される横顔を見ながら、
「そうだったそうだった。この社長の愛が、
この変動の激しいエステ業界において、32年の歴史を作り出しているんだなって思ったら、なんだか勝手に感慨深い思いになりました。
だって、ご一緒したスタッフの太一さんなんて、22歳?23歳?植松社長が独立開業した当時は生まれてもなかったんですからね。
びっくりびっくり。
植松社長とは、前職で担当だったことがご縁で、会社を辞めて10年経った今もなお、本当に可愛がっていただいています。(可愛くはないって言われたらどうしよう)
もうね、ツンデレが過ぎるんですよ…
思い返せば、本当によくご指導を頂きましたよね。
でも、全ての根底には愛がこもっていて、
「人は、モノやお金についてくるのではない。人は、人の愛についてくるんだ」
という真のリーダー像を教えていただいていたような気がします。
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あれはもうどれくらい前でしょう。
私がまだ前職で社長のお店を担当していた頃。
あれは、まだ前職の事務所が田町にあった頃だと思います。
私の心ない対応に、クレームを頂戴したことがあります。
本当に、今振り返っても猛省して穴があれば入って一生出てきたくないくらい。
ただ、いつものキレッキレの言葉でご指導いただいて、
結構本気でご指導いただいて、
私は謝ることしかできませんでした。
そして、たくさんたくさんのお言葉をいただき、
最後に、社長は、少し黙った後、
ゆっくりと、でもハッキリと聞こえるようなお声でこうおっしゃいました。
「でも…もういいわ。ちひろさんのこと好きだから。」
100%私の安易な言動が原因なんです。
1000%私の心ない言葉が信頼を無くさせたんです。
それにもかかわらず、最後の最後で飲み込んで下さった社長の言葉に、
私は涙が止まりませんでした。
あれは、ポインセチアの頃だったと思います。
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夜20時を過ぎると、社長の携帯が数回鳴りました。
その都度出ては、
「はいはい〜どう?」と。
各店舗の店長さんからの電話での終了報告です。
その報告に対して、何やら真面目に細やかに言葉をかけています。
何を言っているかは分かりません。
あえて聞きもしません。
それでも私には分かります。だって、これは私がいた当時から変わらない慣習だから。
電話を切った後、酔っているはずの社長はこうおっしゃいました。
「ずっと、”人”のことよ。私たちの仕事は。」
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今日の帰り際私に、
「はい、お年玉」
と、キットカットをいただきました。
もうね、泣かせないでください。
社長からは、
「頑張ってね」とか、
「大丈夫よ、うまくいくわよ」とか、
「何かあったらいつでも言ってね」とか、
そういう直接的な言葉をかけてもらったことはありません。
いや、この言葉をかけてもらったもらわないなんてどうでもよくて、
人には、その人なりのエネルギーやエールの送り方があるのだと思います。
そういう意味では、植松社長には、
いつもいつもご自身の闘っている姿勢で、
エネルギーをいただいているような気がします。
でも、今日お約束したんです。
「100倍返しします!」と。
多分、酔っていたので、覚えていないだろうけど。
前職、そして前々職でも、いや、それ以外でも、
私には振り返ると、たくさんたくさんの愛ある方々とのご縁がありました。
それって本当に当たり前ではないし、
こうやってつながっていただけていることに、感謝しなくてはと思います。
そして、これからも繋がり続けていただけるように、
私も成長してまいります。
心から、愛と感謝を込めて。
本日は、「社長の若さの秘訣はいろいろあるだろうけど、愛ですね。人間愛。ずっとずっとたくさんの人に愛を渡し、受け取り、そうやって交換してきたから若いんでしょうね。でも、『社長相変わらずお若いですね』って言ったら、『私を年寄り扱いしないでよ』って怒られました、とさ。また、逢いに伺いますね。富士山の綺麗な日に。」ってお話でした。
学び:絶対明日になったら私と逢ったことすら覚えてないでしょって思う。
おしまい
chihiro