”田中麻理鈴(たなかまりりん)”
”田中麻理鈴(たなかまりりん)”
みんな誰にでも
”自分の働き方に大きな影響を与えた人”が
一人くらいはいると思います。
では、思い浮かべてくださーーーい!
出ました?
上司
会社の社長
初めて読んだビジネス本の人
芸能人やアーティストさん
あ、お父さんやお母さんやおじいちゃんや、みたいな家族親族…..
ま、そんなのは誰でもいいと思いますし、複数いてもいいとは思います。
では私の働き方に大きな影響を与えた人は?
そうその一人が、
田中麻理鈴ーーーーー!
え?誰って?
ではご説明しましょう!
昨日から始まったドラマ『悪女(わる)~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~』
実はこのドラマ、私が幼い頃に(再放送ですが)石田ひかりさん主演で放映されていました。その再ドラマ化されたもの。
このドラマは、上司の「あなた、出世したくない?」の一言から、底抜けに明るく、超ポジティブな新人社員・麻理鈴が、人一倍強いやる気と根性で、組織からはみ出しながらも、会社の最下層から駆け上がっていく出世エンターテインメント。
実は私、このドラマ、死ぬほど見ました。
私のことを知っている人は分かりますね?
私が”死ぬほど”っていうってことは….
そう。普通の人なら死んでるレベルでーーーす笑
ちなみに、原作の漫画も全部持っています。
多分、私が一生のうちで一番観たドラマであり、漫画です。
・・・いいと思うと極端ですからね笑
さてさて昨日のドラマで、こんなシーンがありました。
麻理鈴の先輩、志田未来さん扮する” 大井先輩”は、コロナの来た2年前に入社し、最初はテレワークばかりで、まともな研修を受けられず、先輩たちからも名前を覚えられず、仕事もうまくいきませんでした。でも、3年目にしてやっと自分の企画が認められ契約の話まで順調に進みました。麻理鈴とも前祝いして喜びます。
ただ…
契約当日、営業先の社長から断りが入ってしまいます。
それを聞いた麻理鈴は、「理由を聞いた方がいいですよ。いい商品だから契約成立させたいって、その気持ち、ぶつければ社長さんきっと…」と。
大井先輩は、「備品管理部のあなたに何が分かるの」と、麻里鈴に怒って水をかけてしまいます。
その時に麻里鈴は・・・怒るでもなく、文句をいうでもなく、それでも自分ごとのように全力で応援します。
===
”全力でぶつかる”
久しぶりに麻里鈴を見て、自分の新入社員の頃を思い出しましました。
上司が突然辞めてしまい、仕事がなくなって途方にくれてたけど、朝早くきて、雑用を全部終え、朝から先輩方に「仕事くださーーーい」って言って回ったこと。
植木大臣に任命され、一生懸命植木と向き合って、そこから意味を見出したこと。
「急いでコピーを!」と頼まれて、社内を走り回っていたら、高橋次長に呼ばれて「会社内は走らない!」って怒られたこと。
先輩の意地悪で、役員会議に人生初のお茶出しを指示され、10人分のお茶を出して最後の1杯のところで、転んでお茶を床にこぼしたこと。
上司に「不採用通知は手書きで書くものだ」って訳わからない指示を出されて、泣きながら1000人以上もの人に不採用通知を手書きで書いたこと。
突然、1週間後の新卒説明会の司会進行を指名されて、鏡の前で何度も何度も何度も何度も台本を読み返したこと。
眠たすぎて、帰り道の自転車で居眠りして電信柱にぶつかったこと。
新卒説明会で、プロジェクターのコードに足引っ掛けて転んだこと。
大阪の説明会のために最終新幹線で前乗りしたのに、梅田駅から歩いて5分のホテルに1時間歩いても着かず、そこからタクシーで10分でホテルについたのが深夜1時だったこと。
・・・もういい?笑
===
幼い頃に見た麻理鈴は、1話から最終話まで、どんな仕事にも、全力でぶつかっていました。いや、自分の仕事だけではなく、たとえイジメられても、嫌な思いをしても、笑われても、嫌味言われても、蹴落とされても、それでも、いつも笑顔で、人のことを自分ごとのように全力で応援し、自分ごとのように全力喜んで、自分ごとのように、自分にできるベストを尽くしていました。
もちろん、私はそんな域ではありません。
いや、新入社員どころか、今でも、人としての器が小さすぎて、ブーブーブーブー言います。(それはかっこ悪いことだから強気で言うことではない)
でも、少なくとも今よりも、新入社員のあの頃の方が、
全力で”ガツンガツン”ってぶつかり、
全力で”やったーーー”って喜び、
全力で”ガーーーーン”って落ち込み、
全力で”ドカーーーン”って転んで、
全力で”ぎゃーーーー”って感動して…
全力で”キラキラ”毎日を生きていたように思います
「全力ーーーーーー!!!!!!」
それって、
新入社員の特権?
若手社員だけのもの?
大人になったらなくなるの?
昨日の田中麻理鈴の姿や、言葉を聞いて、何か忘れかけていたものを、思い出させてもらったように思います。
私の長所は、エステ技術や知識があることではない。
目の前のことに全力を尽くせること。
身体中に擦り傷つくって、泣きべそかいても、それでも明日もがんばるー!って言えること。
久しぶりの麻里鈴に、私の中に眠る記憶と野心を思い起こさせてくれました。
よーーーーーーーーーーーし!
がんばるぞーーーーーーーーーーーーーーー!
昔見た「悪女」では、麻里鈴の上司の峰岸さん役の倍賞美津子さんが、こんなセリフを言いました。
『みんなの中にも、田中麻理鈴はいるの。』
あなたの中にも、きっといるはずです。
新入社員のあなたへも、社会人歴40年目のあなたにへも、
何かヒントになれば、嬉しいです。
本日は、「いやぁーーーーーー懐かしい。本当に、当時はDVDで録画して、何度も何度も何度も何度も見たし、社会人になってからも、一人暮らしの家に持ってきて、会社から帰ってきた深夜、一人で何度も何度も何度も何度も見ました。本当に私の仕事のバイブル。これからも、大切にしていきたいです。」ってお話でした。
学び:「なんだか〜いいことがあるような気がします♪」この田中麻理鈴のセリフが好き。来週も楽しみだー!
おしまいー
chihiro
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