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蒼空に風をあつめて
温泉に行きたーーーーーーーーーーい!!!!
あれ?七夕のアレではない?
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♪街のはずれの
背のびした路次を 散歩してたら
汚点だらけの 靄ごしに
起きぬけの露面電車が
海を渡るのが 見えたんです
それで ぼくも
風をあつめて 風をあつめて 風をあつめて
蒼空を翔けたいんです
蒼空を
歌:はっぴいえんど
作詞:松本隆
作曲:細野晴臣
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まだまだ昼間の残暑はきついものの、朝晩はノースリーブから出る腕に当たる風は、すっかり秋めいています。
この時期になると、外苑前の銀杏並木を思い出します。
初めて観たのは2年前だったかな?
少し低くなった空を突き刺すように並ぶ黄金色の木々がなんとも美しくて、そこを歩くと、”シャッシャッシャッ”って音を奏でてくれて、まるで森の音楽会に来たような気持ちになります。
そのリズムが、夏の思い出をセピア色に染めてくれて、一生の宝物にしてくれるのかもしれません。
え?感傷に浸っています。爆
この四季の風情があるところこそ、日本の美しさだと私は思っています。
人間って面白いですよね。
あれだけ暑い暑いってブーブー言っていたのに、
季節のグラデーションは切なくも美しくて、
感傷に浸ってしまうのですから。
あれ?私だけ?
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♪とても素敵な
昧爽どきを 通り抜けてたら
伽籃とした 防波堤ごしに
緋色の帆を掲げた都市が
碇泊してるのが 見えたんです
それで ぼくも
風をあつめて 風をあつめて 風をあつめて
蒼空を翔けたいんです
蒼空を
歌:はっぴいえんど
作詞:松本隆
作曲:細野晴臣
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こういう、”グラデーション的に変化していく時間”や、”何もない間”って、
とっても大事だと思っていて、
それを効果的に使うことで、人生がもっと明るくなうような気がします。
そういえば、8月に私が大熱狂していた甲子園。
今年から導入された”クーリングタイム”という時間がありました。
5回終了時に10分間の小休憩をとって、選手たちに十分な水分補給やアイシング等をしてもらい、熱中症や暑さによる体調不良を防ぐ…という趣旨だそうです。
なんたって今年の大会初日は最高気温37度を記録したそうですからね…
いやはや昔の暑さとはわけが違う。
このクーリングタイムについて、決勝戦の解説をされていた日大三前監督の小倉監督は、アナウンサーの方に聞かれて、こんな風に答えていらっしゃいました。
解説者「今年からルールに加わったクーリングタイムは、選手やチームにどんな影響を与えるんでしょうね。これで風向きが変わることもありますかね」
小倉前監督「まぁどうでしょうね、でも10分もありますからね。時間の使い方が大事だと思うんです。裏で3分くらいミーティングをして、体を冷やしたらまたそれぞれ体を(野球ができるように)戻していくでしょうね。皆さん手探りですけど3分くらいが限度だと思いますよ。監督によるでしょうけど。」
確かにね。
10分って意外と長くて、インパクトとしては大きい。
体を完全にストップしてしまうと、休憩明けのスタートダッシュが出来なくなるし、でも、体が熱を持ちすぎると故障や怪我にも繋がるので、やはり少し冷やしたり冷ましたりしたいでしょうし、なんなら、作戦会議とか指示だしはできるだろうし。
要は、休憩を次につながる有効なものにしたいわけで。
こういう時間でうまく風を引き寄せたいですしね。
甲子園ネタついでにもう一つ。
これは私が尊敬してやまない智弁和歌山前監督・高嶋監督がおっしゃっていたことですが、
「牽制は、相手をアウトにするためだけに使うものではない。バッターのリズムを外すために、使うこともある。あとは、タイム。こういう時間をうまく使って、リズムを相手に持って行かせないチームはやっぱりうまいですよね。」
ね?さすが高嶋監督でしょ。
って野球やっている人にとっては当たり前なのかな。でも、
いかに”リズム”が大事か。
時には風を吹かせて、風をあつめて、風を止めて、自分たちのリズムに持っていく。
そんなことを学びました。
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♪人気のない
朝の珈琲屋で 暇をつぶしてたら
ひび割れた 玻璃ごしに
摩天楼の衣擦れが
舗道をひたすのを見たんです
それで ぼくも
風をあつめて 風をあつめて 風をあつめて
蒼空を翔けたいんです
蒼空を
歌:はっぴいえんど
作詞:松本隆
作曲:細野晴臣
===
おかげさまでここ最近
私はとっても忙しくて、
今日なんて、朝8時からノンストップノンストップで気付けば夜21:30。
さらに、22:00から打ち合わせのお時間を頂戴していたので参加して、
23:00過ぎに終わって、
あまりにも眠気がさしたので、
夜風にあたりに外へ出て、
何かコンビニまで歩く言い訳がほしくて、アイスの”ピノ”を買いました。
コンビニからの帰り道。
家まで抜ける最後のトンネルみたいな小道は、秋風に揺られて葉っぱが演奏会でもしているようでした。
そして、演奏会の音を癒しにトンネルを抜けて空を見上げると、月明かりが綺麗で、それまでの疲れは・・・流石に吹っ飛びませんが、それでも、幾分か元気になった気がします。
”グラデーション”、”間”とは、こういうことなのかも知れません。
風が気持ちいい夜でした。
本日は、「昼間に相談があって、佐賀のエステティシャンしほ先生にご連絡したら、『今晩zoomで大丈夫ですよ』と。このフットワークの軽さと、優しさよ…。私に足りない”貢献”というワードをたんまり持ち合わせたしほさんと出会えて、私は幸せです。遅くまでお付き合いいただき、ありがとうございました♪またこのzoomのやりとりが、いつか伝説になるとか、ならないとか。笑」ってお話でした。
学び:SMAPの日も一緒にいた仲(っていうか尊敬してやまない。しほさんと出会えてよかったです)
おしまいー
chihiro