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無茶苦茶でしたよ
「無茶苦茶でしたよ」
今田耕司さんがそうおっしゃっていました。
昨日のテレビで、、『ダウンタウン結成40周年SP・第2弾 伝説のダウンタウンファミリー大集結!』と題して、30年以上前から一緒にやっていたメンバーが集まって昔を振り返る特別番組がやっていました。
そんなの観るしかない…
昨日ラストのお客様が終わったのが22時。その後、諸々の仕事を行い、
深夜1時、夜な夜な録画をオン…
いやーーーーーどんなに夜遅くなろうが...観ちゃいますよね...
そりゃ
内容は終始”昔の無茶苦茶だったエピソード”
✔︎ヘッドボーリングと言って、ボーリングの玉を頭で打ち返してラリーをする〜とか(めちゃくちゃ痛いらしい)
✔︎タンスサッカーと言って、檜箪笥でサッカーする〜とか
✔︎ドッキリで、ダウンタウンが裏で指示しながら、オール阪神・巨人さんにほんこんさんがタメ口をきく〜とか
✴︎良い子は真似しちゃダメなやつです。
今のテレビでは放送NGになるようなスレスレのことを常にやってきたメンバー。
今見ても、大爆笑してしまう...。でも今はきっとできない...笑笑
その番組を大爆笑して見ていたら、先日、前職の会長にお会いした時のことをまた思い出しました。
その時も、会社に”私がいた時代”、会長曰く『一番成長してた時代』の思い出を会長と懐かしく話しました。
✔︎営業さんは月に1棟も売れないと翌月の月初は坊主(0を打ったという意味で)になっていました
✔︎営業会議は椅子が飛んできました
✔︎私たち事務部や技術部門も含めてポスティングや(ピンポン押してアンケートや呼び込みをする)飛び込み訪問も結構やらされました
✔︎深夜からポスティングしたり、資料作りは日常茶飯事
そうかと思いきや、
✔︎地域のお祭りには全社総出で参加して大騒ぎ
✔︎自衛隊の方々の訓練のように過呼吸になるくらい大きな声を出す研修をガンガンやって病院に何人も担ぎ込んだ
✔︎報連相を徹底するためにって”ほうれん草”を持って走った
✔︎理念(ほしいものを、つくります)の発表会だって言って、言葉一文字づつのTシャツ着て壇上で大声で叫ぶ(私は「も」担当)
無茶苦茶です...笑
でもね、昔話を会長と大笑いながらしていて、なんだか涙が出るくらい胸が幸せな気持ちになったんです。
無茶苦茶なのにですよ...笑笑
だってね、あの時はみんな、別に意地悪したくてやってたわけでもないし、みんなそれぞれが必死だったし、それぞれが一生懸命だったし、その中で私も、何に対してか分からないけど、無性に負けたくないって思っていた。
会長もおっしゃっていました。
会長「今な、ホワイトな会社からうちみたいなところに来て鍛えたいって子が増えてるらしいぞ」って
私「会長、ブラッ○って認めちゃってるじゃないですか〜笑」
会長「大爆笑」
中島みゆきさんの「時代」の歌詞
「そんな時代もあったねと〜いつか話せる日が来るわ
あんな時代もあったねと〜きっと笑って話せるわ」
・・・コレです。(いや、人によってはきっと笑えない)
いや本気でその瞬間は楽しいなんて感情一ミリも湧かなかったし、
誰かのためにとか、成長のためにとか、そんな高尚ではなかったと思います。
辛い思いをした人もたくさんいるだろうから、それを正当化するつ持ちも、良いと言ってるわけでもなく、
でも私も含め、本人たちは必死だったと思います。
記憶に残っているのは、
笑ってたより、泣いてた方が多いし
喜んでいたより、イライラしていた方が多かったとも思います。
でも、先日会長はこんな言葉を使われました。
「あの頃(私が入った頃)は、何しても伸びたし、とにかく成長するためには、人だ!教育だ!厳しくやれ!だったからな。無茶苦茶やってたし、みんなフラフラなのに良くやってくれたよな。今はあんなことやったら捕まるわ〜はっはっは〜」
なんだかこの言葉から、必死だったのは会長も同じだったのかなって思ったら、涙が出そうでした。
ダウンタウンファミリーが懐かしく昔話をする姿を見て、
そのめちゃくちゃ楽しそうな笑顔は、
間違いなく眩しくて、
それを見ていたら、
ありきたりな言葉だけど、
”その瞬間瞬間を必死で頑張っている”
それが、思い出を美しく輝かせ、光を放つんだな...
そんな風に思わせてもらいました。
よく、「過去は変えられない」って言葉を聞きます。
でも私、そうは思いません。
同じ”過去”でも、それを自分でどう解釈し、どう今に生かすか?そうすることで、過去は光にも影にもなります。
会長と大爆笑しながら話したあの頃は、私にとっては間違いなく光り輝く青春のような時間で、今があるのも、あの頃のおかげでと心から思えます。
とはいえ、私はまだまだ道半ば。
今日の日も、いつか振り返った時に、
「あの頃はなんだかんだ楽しかった」と苦労話を
笑って話せるように、
光輝かせられるように、
”今”を全力で向き合って、積み重ねていきたいなって思います。
本日は、「ダウンタウンの番組づくりには常に”笑い”へのストイックさを感じます。こうしてみると、会長の仕事に対するスタンスも同じかも。あ!それに、前職のドクターリセラの奥迫常務も、全然引けを取らないくらい”お客様の幸せに対してストイック”。結局私は、そう言う人に憧れ、そう言う人を目指していたから、辞めると言う選択肢を一度も考えたことがなかったのかもしれません。自分が心から尊敬する人の下で働ける。それって、ものすごく幸せなことですね。改めて、感謝です」ってお話でした
学び:結局ダウンタウン畑
おしまいー
chihiro