ラストステージ
吉田拓郎さんーーーーーーーー!!!!!!!!
落陽ぉーーーーーーーーー!!!!!!
やっぱ最高だぁ…
先日、『LOVE LOVE あいしてる 最終回・吉田拓郎卒業SP』と題した
あの特別番組で久しぶりに吉田拓郎さんの姿を観ました。
番組では、歌番組らしく、何曲かキンキキッズと共に歌うシーンがありましたが、
やっぱりかっこよかったですよね…
吉田拓郎さん
何度も大きな病気を患い、闘い、そして復活して歌いつづけた天才アーティスト。
私のような一般人はもちろん、
各界の大物が、そして、同じ業界の天才アーティストたちさえも、
”神”と評する…
そんな”神・吉田拓郎さん”が
2022年でテレビはもちろん、芸能界自体の完全引退をすると発表。
ものすごく好きな歌手の方なので、
どこか続けてほしい気持ちはもちろんあります。
新しい曲なんて出さなくてもいいし、
テレビに出なくてもいい。
”いてくれるだけ”でいい。
そんな気すらありました。
でも、今回のLOVE LOVE あいしてるの最終回を見て、
逆に、吉田拓郎さんらしい”引き際(ラストステージ)の美学”を見たように思います。
===
”終活”
先日、お客様とこんな話になりました。
お客様のお母様は、元々体調が徐々に悪くなっていたそうですが、病院に入ることなく、ご自宅で療養。大晦日にお世話になっている方全員にお礼とご挨拶で電話をかけ、年が明けて元旦。親族一同が集まってリビングで食事をしていたら、
リビングの隣の部屋で布団に横になって、眠るように亡くなられていたそうです。
お客様曰く、
「もちろん亡くなるとは誰も思っていないから、みんな楽しく談笑していたんです。母は、その”楽しそうなみんなの声”を聞きながら逝ったんだと思うと、母が望んだ幸せな最期だったと思います。」と。
お客様は、こう続けました。
「そして母は、その自分の望む最期を迎えるために、”努力”をしていたように思います。」
なんだこの素敵すぎる話は…泣く…
人は、死とか、人生の終わりについて、
触れたがらないところがあります。
不謹慎とされがち。
ここ最近でこそ、”終活”というちょっとポップな言葉が使われたり、
芸能人でも、自身の終活について語るようになってきたので、
昔よりはその敷居は下がったのかもしれません。
恥ずかしながら、私も、まだ自分のそういうイメージが全然できてなくて、
具体的に考えたことなどありませんでした。
ただ、死や、最期のトキというものは、
例外なく全ての生きている人にやってくるもの。
しかも、多くの人は
『自分の死ぬトキを選べない』と言います。
でも、今回のお客様のお言葉で、もしかしたらそれは間違っているのかな?とまで思いました。
そう。
その肉体と魂が一致している最期を、より自分が望む最幸なものとしてイメージし、そのイメージを具現化し、自らの”望んだ人生においてのラストステージ”を飾る唯一の方法があるとすれば、それは、
その最幸のラストから、逆算して、今を一生懸命”努力”する、そして、それを積み重ねること。
そんな風に教わった気がします。
===
吉田拓郎さんご自身が愛したKinKi Kidsと、篠原ともえさん、 坂崎幸之助さん、LOVE LOVE ALL STARSの皆さんという、当時のままのメンバーに囲まれた吉田拓郎さんの芸能人としてのラストステージ。
多数の曲と共に
♪全部抱きしめて
♪ガラスの少年時代
♪落陽
♪今日まで明日から
そして、
KinKi Kidsと吉田拓郎さんの3人の合作♪Sayonara あいしてる
こんな素晴らしい曲たちをギターと共に熱唱。
そして、最後の最後は、
「ありがとうございました〜さようなら〜」
KinKi Kidsと吉田拓郎さんの笑顔が…。
それこそが、吉田拓郎さんの選んだ”引き際(ラストステージ)の美学”。
結局やっぱり、かっこいいなぁ…
そう思いました。
自分のラストステージ。
そして最期のトキ。
あなたはイメージができていますか?
私も、それをイメージし、
そこに近づけるように、”今”の努力を重ねていきたいなって思います。
感動したーーーーーー!!!!!!!!!!!!
これからもずっと、永遠に、
吉田拓郎さんの生き様は、私の心に残っていくことでしょう。
感謝と、敬意を込めて。
本日は、「吉田拓郎さんはもちろん、今年になって逢った前々職の深川会長、前職の奥迫常務はじめ、たくさんの方々を見ていると、『年齢を重ねる』ということに美しさを感じる。時に人は、歳をとることを嫌がり、疎ましく思うことが多いけど、そうではない。いや、年齢を重ねることを美しくするか、それとも、老いるだけのものにするか?それはもはや、自分次第なのだと教わっている気がします。すごいなぁーーーーーーーーーかっこいいなぁーーーーーー人として。人生を語らず。私もそんな生き方が、したいです」ってお話でした。
学び:誰かがこう言ってた。「吉田拓郎の曲はフォークではない。歌謡曲でも、ロックでも洋楽でもない。もはや”吉田拓郎サウンドであり、吉田拓郎でしか表現できない世界観だ”と。既にあるカテゴリーに当てはまらないってことね。すごっ
おしまいー
chihiro