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【実体験】医学部の面接ってどんな感じ?

入試が近づくほど、医学部志望の受験生の脳裏にじわじわと「面接」という言葉が浮かんでくると思います。

ちなみに国際医療福祉大学の面接は前半30分、後半30分と医学部最長の面接を誇っており、それぞれ三人の面接官がいます。

では実際に僕がどんなことを聞かれたのか、どのような対策をしてったのか、説明していきます。

どんなことを聞かれるの?

前半はまずは自己紹介から始まります。
大学によってはサラッとでいいところもあるらしいですが、国福のように3分で自己紹介してくださいと言ってくるところもあります。

そのあとはどこの医学部でも聞かれますが、医師になりたい理由、大学を選んだ理由などを聞かれます。
特になぜこの大学なのか、という質問は割としつこく聞かれる可能性があるので、ある程度準備していきましょう。
適当なことを言うと、それはこの大学じゃなくてもいいんじゃないか、と思われてしまいます。

中高の部活や、趣味などに関する質問もあり、面接をされていると言うより雑談をしているような感覚でした。前半の30分はあっという間に終わった印象があります。

後半は時事問題などについて聞かれます。
最近気になったニュースを聞かれたり、向こうが指定してくるワードに関して喋らされたりします。

ちなみに僕は普段ニュースを見るような人間ではなく、気になるニュースなど1つもなかったので、面接の直前に事故死したバスケ界のレジェンドのコービー・ブライアントのニュースに心を痛めたという話をしたら渋い顔をされ、他にはないかと追撃されました。
元バスケ部の自分にとってはかなり悲しいニュースだったので他に思い当たるニュースはなく沈黙していたら次の質問に移動していました笑

次は食品ロスについて知っていることを話してと言われ、当時の自分は受験の知識以外何も頭にない人間だったのでそんな単語を知っているわけもなく、知りませんと言ったら色々ヒントをくれた覚えがあります。
別に知らないからと言って減点してくるような感じではなく、意見を言えるかを見られているような気がしました。

残りの時間は好きな本を聞かれたりしましたが、読書感想文の本ですら読んだことのない読書嫌いでしたが、唯一最後まで読んだと言っても過言ではない「君の膵臓を食べたい」を挙げたらここでも渋い顔をされました。理由はよく分かりませんが笑

どうやって対策するの?

医学部志望の同級生の話だと塾のチューターと何回か練習をしたらしいです.

あらかじめ想定される質問(自己紹介、志望動機、部活のこと、趣味など)に対する答えを用意していくのが一般的らしいです.

僕はというと医学部面接で想定される質問に対する答えは自分が思っていることをその場で言葉にすれば大丈夫だと思ったので面接の練習は一回もしませんでした.
答えを用意していくといざ聞かれた時に緊張で頭が真っ白になって言葉が出ない人も多いそうなので、暗記ではなく自分が思っていることを言葉に出来れば大丈夫だと思います.

また、大学によって毎年必ず聞かれる質問もあったりするので、医学部面接の質問集が売っていると思うので一回読んでみると良いと思います.

大学によっては形式が普通の面接ではないようなところもあるので、そのようなところを受験する方は練習しておいた方がいいかもしれません.

面接で落とされることはあるの?

具体的に面接の点数を開示しない大学もあるので、面接だけで落とされたとはっきり分かる人はいないとは思いますが、筆記でかなりの手応えがあったのに落ちたという人の話はちらほら聞きます.

ですが余程挙動不審であったり、聞かれた質問に答えられなかったり、倫理観がバグっていたりしなければ落ちることはないと思います.


入室してすぐは緊張がすごいと思いますが、30分もあると段々緊張も解けてくると思うので、落ち着いて話せると思います.
僕の時は圧迫面接という印象は感じず、むしろ大人と喋ってるだけという感覚でしたが、中には圧迫感があったという人もいるので、面接官次第だと思います.

たまにSNSで面接の順番が成績に関係あるだのないだの言われていましたが、恐らくランダムなので気にせず行きましょう.
僕はその日の1番最後の時間の組みでしたが正規合格だったので関係ないんだと思います.

以上、面接対策0の僕がする全く説得力のない面接に関する記事でした.
一つ言いたいことは、緊張はするかもしれないけど思ったことを喋ろう!
ということです.


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