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日記13日目(もののけ姫感想)

昨日のままではよくないと思って、今日は思い切って仕事終わりに出かけることにした。

もののけ姫が近くの劇場でまだ絶賛上映中だったので見に行く。
ナウシカもこの前見に行ったのだけど、やっぱり私はもののけ姫が大好きなので見に行かないわけにはいかなかったのだ(ジブリで1番もののけ姫が好きなのだ)
小学生の時映画館で見たような気もするがあんまり覚えてない。子供の頃はめっちゃ怖くて見て寝ると夢にタタリ神が絶対出てきていた。もう怖くなくなったけど、今でもたまに夢に出る。

それでも大好きなもののけ姫だったので、これ劇場でやってる間に見ないと絶対後悔する!思って見に行ったわけだ。
見てみると、まずテレビの時と印象が変わる(これはナウシカ見た時も思った。テレビで見たらそうないのに映画館で見たら号泣してた)自然美しさ、火器の迫力、上映時間中圧倒されまくり。特に音。矢が走る(という表現で良いのだろうか)音がすごい。アシタカが呪われた腕で放つ矢の音とか。あの効果音だけでも映画館で見る価値ある。

そして見ていくうちに思ったのだが、弓矢が武器で呪いによって超人的な力を得た主人公とか、いかにも胡散臭いおじさんとか、めっちゃ強い女性達とか、ジブリらしからぬスピードで死んでいく人々とか腕や首がぽんぽん飛んでいく描写とか、よくよく見たら「あれ……?私これめっちゃ好きなやつ?」という所謂性癖に刺さりまくっててもしかしてこの映画も小さい時に私の性癖の源になった作品なの??と思ったりした。GS美神とか完璧そうなんですが。恐るべき存在だぞドクターカオスとマリア。

話が逸れた。
んで見てる途中で、ものすごい運命に翻弄されて傷つきながら真っ直ぐ生きているアシタカを見て、「どうしてこんな思いまでして生きているだろう……ていうか生きないといけないのだろう」って感じて、すごく考えさせられた。なんというか、生きていくことに理由はないのかもしれないけど、理由もなく生きていくには人生は厳しいような気がして。最近よく考えることをやさしく提示してくれたような気がして、ああ、答えを見つけたいなと思ったし、何より「生きたいな」と思えるようになりたいと思った。
少し前向きにね。

見に行って正解だったみたいだ。
まだ上映は続くようなので近々もう1回見ておきたいな……