「オンとオフの緩急を作り出すハイパー銭湯」イベントレポート

こんにちは！銭湯千裕です。 先日、初の銭湯イベントに参加してきたのでその様子をレポートしたいと思います。
参加したのはこちらのイベント。

https://camp-fire.jp/projects/view/83054
FBイベントページ：https://www.facebook.com/events/515687205537382/

都内に銭湯とコワーキングスペースを組み合わせた新しいカタチの銭湯を作ろうとしている榊原綾香さんのイベントで、CAMPFIREでクラウドファンディングしています（2018/9/30まで） 。
このイベントの主催は、CAMPFIREを見て「応援したい」ということで企画をしたコミュニティビルダーの柴田大輔さん。
場所は、神奈川の日の出町駅というところで、ちょっと遠かったのですが、銭湯を組み合わせた働き方「銭湯ワーク」を推奨したいと思っていた私はすごく気になったので行ってみました。

銭湯×コワーキングスペース「ハイパー銭湯」とは？

榊原さんが命名した「ハイパー銭湯」というのは、仕事をしながら好きなときにChill（気分転換、リフレッシュ）できる場所です。
榊原さんは、仕事と暮らしが一体化した場所を作りたいという思いがあり、それを具体的に実現したのが今年11月に代々木上原に完成予定のハイパー銭湯BathHausです。

なぜ銭湯なのか？

では、仕事しながらChillできる場所としてなぜ銭湯との掛け合わせを選んだのでしょうか？
榊原さんは、去年５回ほどロサンゼルスに行っており、そこでの人々の生活は、朝早起きしてサーフィン、家族と朝ごはんを食べ、仕事、ランチブレイクして、ヨガをして、仕事、夕方には帰って家族との時間を過ごす、という感じで、 それを見てこんな働き方が日本でもできたらいいなと思ったそうです。
ただ、日本では環境的、風土的に、ヨーロッパのサーフィンやヨガをそのまま持ってきても多分広がらないだろう。 そこで、思いついたのが銭湯。
榊原さんは、東京に来てから仕事の疲れを癒しによく近くの銭湯に通っており、「日本人にとってのChillは銭湯だ」ということで今回のプロジェクトになりました。

ハイパー銭湯はこんなところ

https://camp-fire.jp/projects/view/83054

11月に代々木上原に完成する予定のハイパー銭湯。具体的にどんな場所なのでしょうか。
基本的な造りとしては、コワーキングスペースの中に銭湯があり、誰でも気軽に入れるバーも併設された施設です。 仕事をして、ひとっ風呂浴びて、ビールを飲む、という最高のライフサイクルがこの施設だけで完成するというものです。
銭湯のお湯に肩まで浸かると、自然と「ハァ〜」となってリフレッシュ＆リラックスできますし、色々な人の「裸の付き合い」ができることで、新しい関係を築くことができます。
ハイパー銭湯は、「仕事を終えてから家に帰るまでの余白」「そこに行けば知った顔がいるという安心感」を提供するような場所にしたいと榊原さんはおっしゃっていました。

ハイパー銭湯の利用プランは？

ここまで読んで利用してみたいと思った方、気になるのは料金プランですよね。
ハイパー銭湯のプランは大きく分けて２種類あります。
ひとつが月額料金プラン。もうひとつはスポット利用のプランです。 月額料金プランは、普通のコワーキングスペースと同じで、いつでも自由に使えて月20,000~65,000円。週末だけプランもあります。 また、郵便物受け取りやロッカーサービスもあり、フリーランスの方もオフィスとして使えそうです。 また、コワーキングメンバー限定で銭湯入り放題というプランもあり、月5,000円です。普通の銭湯は通い放題プランというのがないので、これはかなり安いと思います。
スポット利用の方は、1日利用銭湯付きで3,500円、銭湯１回500円です。 銭湯だけ、バーだけという利用もありだそうです。 お酒は、高円寺のクラフトビール屋さんと提携していて、毎日６種類のクラフトビールを飲むことができます。

**クラウドファンディングも実施！目標1000万円 **

このハイパー銭湯を作るために、クラウドファンディングを実施しました。
銭湯を０から作るのは莫大な費用がかかるので最初は既存の廃業しそうなor廃業した銭湯を活用できないか考えて探し回ったそうなのですが、立地がいい銭湯で譲ってくれるところが見つからず、新しく作った方がまだ安いということで建設することになりました。
1000万円ってクラウドファンディングの中でも大きい額の方だと思うのですが、なにせ銭湯の建設には莫大な費用がかかるので全然足りてません。
銭湯は普通のカフェなどと違って、巨大なガス水道電気設備を引いたり、給湯器、ろ過装置、ガス管なども準備する必要があり、これだけで3000万円くらいかかるそうです。
総額で7000万円かかる見込みということで、そのうちの1000万円をCAMPFIREで集めようというものです。

ということで、私も支援しました！ 銭湯３回、１ドリンクがもらえるプラン5000円です。

現在、プロジェクトは終了しており、目標には届きませんでしたが400万円近く集めることに成功しました。
CAMPFIREページ：https://camp-fire.jp/projects/view/83054

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