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【わかりやすい楽典解説】音程編④ 長短音程その1 『長2度と短2度』

①前回までの復習

✅音程には「完全グループ」と「長短」グループがある
✅「完全グループ」には1度・4度・5度・8度がある

というところまでお話ししました。
今日からは「長短グループ」についてお話ししていきます。
「長短グループ」には2度・3度・6度・7度があります。
毎回1つずつ説明していこうと思います

本日は2度についてです😊
いつもの参考書はこちら↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓




②『短2度』は、ピアノで考えた時の隣の鍵盤同士のこと

2度というのはドレミファソラシドのそれぞれ隣同士の音のことです。
「ドとレ」、「レとミ」、「ミとファ」、「ファとソ」・・・以下省略(笑)
さらにこの2度は「長2度」「短2度」に分かれます。

わかりやすくなるように手書きのピアノの鍵盤を書いていますが、見えるでしょうか(笑)
鍵盤の上に書いている楽譜の音を鍵盤の赤い丸で印付けています。
一番左の「ドと♭レ(レフラット)」をみてみると、「ド」の鍵盤の隣が「♭レ」になっていますよね。このように2つの音が隣の鍵盤同士になっているのが「短2度」であり「半音」とも言います。

▶︎その次の「ミとファ」も同様で、「ミ」の鍵盤の隣が「ファ」なので短2度。
▶︎「ソと♭ラ」も、「ソ」の鍵盤の隣が「♭ラ」なので短2度。
▶︎「シとド」も、「シ」の鍵盤の隣が「ド」なので短2度
▶︎「♯レとミ」も、「♯レ」の鍵盤の隣が「ミ」なので短2度
になります。


③『長2度』は隣の隣の鍵盤


先ほどの短2度に対して、長2度の音程はピアノの鍵盤で考えた時の「隣の隣の鍵盤」になります。

少しわかりにくいかもしれませんね💦
例えば一番左の「ドとレ」の場合、鍵盤だと「ド」の隣は「♯ド」、その隣が「レ」になるので、「ド」の隣が「♯ド」、隣の隣が「レ」になります。
この隣の隣同士の音の事を「長2度」と言い、これは「全音」でもあります。

▶︎同様に「♭ミ」の隣は「ミ」、隣の隣は「ファ」なので、「♭ミとファ」が長2度になります。
▶︎「♯ソと♯ラ」、「シと♯ド」、「ファとソ」も同様に考えると、全て長2度なのがわかると思いますので以下略・・・(笑)



④まとめ 長短グループはピアノの鍵盤で考える

短2度と長2度についてお話ししました。
ピアノの鍵盤を見るとわかりやすいかなと思います。次回以降にお話しする他の音程もピアノの鍵盤を考えるとわかりやすくなるかなと思いますので、ピアノの鍵盤のイメージをしっかり付けて行きましょう😊

短2度(=半音)は隣の鍵盤
長2度(=全音)は隣の隣の鍵盤

ぜひ覚えてください!


次回は短3度と長3度です😉

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