TOEICの点数を上げたい君へ
社会人目前の22卒の皆様
就職活動真っただ中の23卒の皆様
社会人の皆様
ワイ「TOEICでいい点数を取りたいかああああああああああああ!」
あなた「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!」
真面目に書きます。
TOEICの点数アップには「戦略と量」が必要です。
「量」は皆様の努力です。これは皆さまにお願いします。
わざわざこのnoteを読んでいるあなたは勉強に抵抗がない人でしょう。
なのでワイは「戦略」だけここに書いておこうと思います。
変なモチベーションアップ法などは書きません。
なんか胡散臭いので。
このnoteではこれまでの4年の講師経験を通して編み出したTOEIC勉強法を公開します。あ、無料です。ゆっくりしていってください。
①試験を受ける時期
②勉強方法
③試験中
この3点の順序に沿って書いていきましょう。
①TOEICは何月に受ければ点数がいいのか?
9月か1月です。
自分のレベルが変わらないのならこの2回のどちらかで受けると一番高い点数が出ます。
その理屈としてはTOEICは偏差値形式であるという事が関係します。
TOEICは偏差値形式なので周りのレベルが低ければ低いほど自分のスコアは上がり、周りのレベルが上がるほど自分のスコアは下がります。
1年の内、応募者が多くなるのが9月と1月と言われており、
9月は就職活動を始めた学生が多く、
1月は全年齢層で応募者が増えます。新年で意欲が高いんですかね。
この2つの共通点は「増えた受験者のレベルが低い事」です。
結果、全体のレベルが下がり自身のスコアが上がります。
おいしいですね。
逆に就活生がTOEICを勉強して受ける3月の試験はお勧めしません。
周りのレベルが高くなるので自分のスコアが低く出ます。
そんなに大きく変わるわけではありませんが
その数問分の為に対策するのですから知っておいて損はないと思います。
皆さんは9月か1月に受けましょうね。
②実際に何を勉強すればいいのか?
ここではpart1~part7までそれぞれ使う教材と勉強方法を紹介しますね。
皆さんが500~700点と想定して書きます。
500点に満たない人はスタディサプリで英語文法の授業を見ましょう。
関さんの授業がおすすめです。
3周ぐらいすればなかなかの文法力がつきます。
part1・・・簡単なリスニング(満点が欲しい)
ここは満点を取りましょう。
具体的には公式問題集をスクリプトを見ながら何度も聞けばオッケーです。
具体的には以下の2点を意識して勉強しましょう。
1点目は「主語が誰なのか」を一早く見つける事
2点目は「動詞の判別」です。
まずは主語について書きますね。
part1の写真の問題は大きく3つに分かれます。
以下の通りです。
・1人が写っている写真
・2人以上が写っている写真
・誰も写っていない写真
ここでのポイントは主語を一早く特定する事です。
1人の写真ならその主語はその人である事が多いですし、
2人以上の写真なら主語がtheyなどになる事が多いでしょう。
(もちろん例外はたくさんあります。傾向的に多いという事です。)
一番厄介なのは3つ目の「誰も写っていない写真」です。
主語がどこに来るのかが想像しづらく、聞き逃す事が増えます。
何も写っていない写真が来たら音声が流れる前にある程度主語がどれになるのかを推測しておきましょう。
人以外の主語なので
道、街灯、コピー機、ホワイトボード、パソコンなどの道具になります。
ここで厄介なのがパソコンなどを「電子機器」と呼んだり
コピー機を「機械」などと遠回しに呼ぶことが多発する事です。
なので事前にどういった単語が主語になりやすいのかを頭に入れておきましょう。
以下にpart1で主語になりやすく、勉強していないと分かりにくい物をまとめておきました。
簡単に頭に入れておけば救われるはずです。
1.information (情報)
2.traffic (交通)
3.material (資料)
4.automobile (自動車)
5.pottery (陶器)
6.skyscraper (高層ビル)
7.spectator (観客)
8.instrument (楽器)
9.tool (道具)
10.vehicle (車両・車)
11.machine (機械)
12.staircase (階段)
13.lamppost (街灯)
14.lawn (芝生)
15.lighthouse (灯台)
16.pedestrian (歩行者)
17.photocopier (コピー機)
18.cabinet (戸棚)
19.cardboard box (ダンボール)
20.supply (在庫)
21.wheelbarrow (手押し車)
22.document (書類)
23.merchandise (商品)
24.item (品物)
25.appliance (器具)
26.equipment (装置)
27.supply (必需品)
28.ladder (はしご)
29.conference room (会議室)
30.curb (縁石)
31.diner (食事する人)
32.fountain (噴水)
33.laboratory (実験室)
34.pot (鍋、壺)
35.cargo ship (貨物船)
抽象的な単語が多い気がしますね。
こいつらを頭に入れておけば救われます。
その優秀な脳みそに入れておいてください。
次は2点目の「動詞の判別」の説明をします。
part1で使われる動詞は大きく分けて以下の4通りになります。(単純なのは除く。)
現在進行形・・・S is doing O
→Sは~している最中。
現在進行形の受動態・・・S is being -ed
→Sは~されている最中。
現在完了形・・・S have -ed O
→Sは~した状態。
現在完了形の受動態・・・S have been -ed
→Sは~された状態。
この4つの注意点は「動作」を表すのか、「状態」を表すのかという事です。
上の2つは今まさに誰かが何かをしている最中であるという「動作」を
下の2つはその動作の後にどういった「状態」なのかを示します。
男の人が今まさに帽子をかぶろうとしているのか
それとも帽子をかぶるという動作を完了した後の状態を示しているのか。
これが分からないと点数が取れたつもりになって、ちょこちょこ問題を落としてしまいます。
動作の最中なのか、それともその後の状態を表しているのか。
ここだけは聞き逃さないようにしましょう。
ここにpart1で頻出の動詞を書いておきます。
頭に入れておけばまたまたいい事が起きるはずです。
1.arrange (並べる・準備する)
2.carry (運ぶ)
3.cast a shadow (影を落とす)
4.be supposed to V ~ (~する事になっている)
5.water (~に水をやる)
6.file (ファイルに閉じる)
7.fold (折りたたむ)
8.gather (集める)
9.greet (挨拶する)
10.hold (持つ)
11.hang (掛ける)
12.install (設置する)
13.occupy (占領する)
14.pack (荷造りする)
15.overlook (見下ろす)
16.paint (塗る)
17.hire (雇う)
18.include (含める)
19.apply to ~ (~に申し込む)
20.replace (取り替える)
21.covered with ~ (~でおおわれている)
22.try on (~を試着する)
23.display (陳列する)
24.distribute (配る)
25.scatter (まき散らかす)
26.agree to ~ (~に同意する)
27.commute to ~ (~に通勤する)
28.volunteer to do ~ (進んで~する)
29.mow (~を刈る)
30.spill (~をこぼす)
31.climb (登る)
32.extend (のびる)
33.face (向き合う)
34.park (駐車する)
35.inspect (検査する)
36.attach (~をつける)
37.be packed with ~ (~でいっぱいである)
38.lean against ~ (~によりかかる)
39.participate in ~ (~に参加する)
40.evaluate (~を評価する)
41.notify (~に知らせる)
42.unload (~をおろす)
43.stroll (散歩する)
44.pave (舗装する)
45.pile (積み上げる)
46.polish (磨く)
47.gaze at ~ (~を見つめる)
次はpart2の対策について書きます。
part2・・・簡単な3択問択
part2の問題は以下の7種類に分けられます。
1.Yes or No 問題
2.5W1H型の問題
3.平叙文問題(普通の文章)
4.選択疑問文の問題(どっちかを聞く文章)
5.否定疑問文の問題
6.反復疑問文の問題
7.例外の問題(嫌い)
下に具体的な対策方法を書いていきますね。
1.Yes or No 問題
→これは簡単ですね。
問題:AってBですか?
答え:はい、そうです。or いいえ、違います。
これは完全に単純なリスニングの実力が問われます。
語彙力を高めて慣れるしかありません。
2.5W1H型の問題
→これは対策が簡単です。
5W1Hは文頭に来るのでそれを聞き取れたらほとんど勝ちです。
Where is ~ ? という質問が来たら答えは場所になります。
選択肢から場所を表す単語を選べばいいだけです。
初めの3単語を普段から意識してリスニングの練習をしましょう。
*5W1H
Where → 場所を表す単語を探す。
What → これはちょっと難しい。
When → 時を表す単語を探す。
Which → どちらかを選ばせる。選択肢のどちらかを答えから探す。
Who → 人を表す単語を探す。
How → 方法を表す単語を探す。
上に書いたことは本当に基礎の基礎ですが、これを意識するかしないかで大きく点数が変わってくると思います。
初めの3単語に集中して5W1Hを聞き分けましょう。
最近のテストの傾向として
「分かりません」や「~さんに聞いてください」などの回答が正解になる事も多いです。
文章が繋がりそうな答えを落ち着いて探してくださいね。
3.平叙文問題
→平叙文は言い換えればただの文章。昨日ハンバーグ食べた。とかの文章。
それに対応する答えを想像して回答を聞く。
例えば読み上げられた文章が
「昨日彼女とデートに行った。」だとします。
それに対応する答えとして
a.「え?新しい彼女できたの?」
b.「まじ?かわいい?」
c.「どうせ可愛くないんでしょ?」
などの返答が考えられます。回答の中から一番フィットする物を選びましょう。今回は全部行ける気がする。
正直ここは悩む事が多いかもしれません。
一番確率の高い回答をするように心がけましょう。
主語が一致しているか、動詞の時制など細かく見ていきましょうね。
4.選択疑問文の問題
→どちらかを選ばせる問題です。少しだけ曖昧な問題になる事もあります。
具体的には Would you like A or B?などの文章になります。
これに対する定番の答えは以下の通りです。
a.両方を選択・・・both of them
(どちらも好きです。両方を選択。)
b.片方を選択・・・I prefer A (to B).
(Aを好む。Aを選択。)
c.どちらも選択しない・・・I don't mind. や I have not decided yet.
(どっちでもいい。まだ決めてない。)
d.その他・・・Let's see the schedule. Let's ask him.
(日程を見ましょう。彼に聞こう。など)
ここでも大切なのは文章が違和感なく繋がるのか。
時制・主語がおかしくないかなどを細かく見ていきましょうね。
5.否定疑問文の問題
→否定の疑問詞が使われる疑問文。
具体的にはIsn't ~ ? や Don't you ~ ? などです。
~じゃないよね? なんで~しないの?などと訳されます。
ここで重要な点は2点です。
1点目は主語の一致
2点目は答え方が日本語と違うという点です。
1点目から説明します。
主語の一致というのは難しそうに聞こえますが、非常に簡単です。
例えば問題文が
Didn't you go to school today ? だとすると
解答の文は もちろん
I から始まります。
ここに he や she が来ることはありえません。
こうやって文章にすると当たり前に見えますが、実際に時間の限られたテスト中にはこのようなミスが起こりえます。
意識するだけで得点が何点かあがるので勉強中から主語の一致は意識しておきましょう。
2点目の日本語との答え方の不一致についても簡単に説明します。
これは有名な話かとは思いますが、大事な点なので記載します。
日本語で「アイス食べないの?」と聞くと返答は
食べたい時は「ううん。食べるよ。」
食べたくない時は「うん。食べない。」が文法的には正しいですよね。
日本語は共感とかを大事にする文化を基に形成されたので
「はい」と「いいえ」の使い分けは相手の質問の方法に応じて変わります。
しかし英語的な文化では自身の意思が重要視されるので
英語で「アイス食べないの?」と聞かれても
食べるなら「Yes」
食べないなら「No」になります。
同様に
「アイス食べる?」と聞かれても
食べる時は「Yes」
食べない時「No」となりますね。
質問に対する答え方は相手への共感ではなく、自身の意思によって決定されます。
ここまでつらつらと書きましたが大事な事は1つです。
否定疑問文の問題では「~しないの?(Don't you ~ ? )」と聞かれた時に
するなら「Yes」
しないなら「No」となります。
ここでは日本語的な思考は捨てましょう。
分かった気になって本番でミスする人が多いので
part2を解く際には十分すぎるくらい意識してください。
ここで10点ほど変わってしまいますので。
6.反復疑問文の問題
→反復疑問文とは相手に「~しようよ!」などと聞く文章。
「ねえねえお姉さん、居酒屋行こうよ~。行くっしょ?(ダル絡み)」も反復疑問文の一種。
新宿や梅田の飲み屋街に頻出するキャッチのお兄さんの得意技。
居酒屋に行く事を大前提として聞いてくる感じですね。
ちなみにワイはキャッチに話しかけられると
「すみません。居酒屋経営してるんですよね~」と返します。
これはおすすめ。
餅屋に餅を売ろうとするバカはいないので。
疑問文に聞こえないけど、一応疑問文の形をとる。それが反復疑問文。
英語でよく使われる表現は以下の通りです。
~, don't you ? (~するよね?)
~, didn't you ? (~したよね?)
~, can't you ? (~できるよね?)
~, isn't it ? (~だよね?)
~, doesn't he ? (~だよね?)
~, haven't you ? (~したよね?)
ここでの注意点は5の否定疑問文と同様に
肯定ならYes
否定ならNoであるという事。
日本語の訳に引っ張られないように注意しましょう。
7.例外
これは対策のしようもない。
解答よんでも「?????」ってなる事がある。
神に祈るか日頃の行いを良くするかで対策は可能。
part3.4・・・長文のリスニング (簡単)
最も対策可能なパートです。900点を越えたい人は満点を狙いましょう。
巷では様々な対策法や裏技が公開されていますが
ここで満点を取る為に必要なのは以下の2点だけだと断言できます。
1つ目は先読み
2つ目は単純なリスニング力
1つ目の先読みは皆さんもやっているかと思います。
問題文が読み上げられる前に全ての回答に目を通し
話し手のいる場所や話される内容に目星をつけましょう。
音声を聞き終わると3問回答が読み上げられますが
これは聞く必要はないのでさっさと回答して次の問題の先読みに行きましょう。
2問目が読み上げられている時に3問全ての回答が終わっているのが理想です。
これを20回ほど繰り返せばいいだけですね。
この先読みで大切になるのが圧倒的な練習量です。
TOEICの世界では会社は倒産しませんし、一方的なM&Aなども起きません。
言い換えるとこの世界では話題が変な方向に行ったりする事はほとんどなく
全ての問題が過去問と似たような結末に落ち着きます。
問題演習を重ねる事で大体の結末が予想できるようになるので
このパートでは圧倒的な演習量が点数に直結します。
具体的にワイがやっていた事を羅列します。
これが最短ルートだとは断言はできませんが、確実にゴールに繋がっている道ではあると断言できます。
1.公式問題集のスクリプトを見ながらリスニング
2.1を1.25倍速で聞く
3.1を1日6時間ぐらい聞く(期間は2か月)
4.出てきた単語を全て覚える
この方法で満点は取れると思います。
もちろん現在の英語力で達成までの時間は異なると思いますが
この方法なら最終的に満点まで上がります。
必要なのは「量」だけだと思います。
おそらくこのnoteを読んでいる皆様には努力する才能があるはずなので
モチベーションの維持については何も書きません。
釈迦に説法だと思うので。
part3.4はシンプルに英語力がスコアに直結します。
王道の勉強方法で満点を搔っ攫ってください。
休憩
リスニング編は以上になります。
リーディング編に行く前に休憩しましょう。
小話でもします。
時間の無い人は下にスクロールしてください。
小話
TOEIC会場では試験官がイエローカードを持っているのをご存じですか?
ワイは試験中にイエローカードを渡されてテンションが上がったのを今でも覚えています。
リスニング中に禁止されている書き込みを無意識に行っていた当時の私は
試験官に肩をとんとんされてこのカードを貰いました。
最高にロックですね。
サッカーを引退したのにイエローカードを出されたので変な感じでした。
ちなみにキーパーだったのでイエローカードを貰った事はありませんでしたが。
人生初のイエローカードをTOEIC会場で渡されるなんて
幼少期の自分に教えたらびっくりしそうです。
part5・・・TOEICの肝
このパートの出来が最終的な点数に直結します。
TOEIC講師の間で盛んに言われているのが
ここで9割取れたら最終スコアも9割(900点)
8割取れるなら最終スコアも8割(800点)になるという説です。
このパートが大切な理由は2つです。
1つ目は長文読解に活きる文法力
2つ目は時間の短縮によって長文にかけられる時間を増やす事です。
1つ目の長文読解に活きる文法力というのは言わずもがな
part5で鍛えた文法力は長文を読む精度と速度に直結します。
長文は露骨にその人の実力が浮き彫りになるので
コツコツ真面目に勉強できる人が最後には笑う単元だと思います。
2つ目の時間の削減についても言わずもがなかとは思いますが
part7の時間は結構シビアですよね。
いくら長文を早く読んでも解き切れないのは
文法のpart5で時間を使いすぎているパターンがほとんどです。
文法の30問は20分で確実に解き切れるように対策しましょう。
理想は15分。
以下に具体的な勉強方法を書きます。
1.TOEIC600以下の人はスタディサプリの英文法の授業を見る。
→2.3周すれば大体の文法事項は頭に入ると思います。無料体験中にやめれば0円で復習できるはず。詳しくはWebで。
2.TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問
→数十冊見てきた中でこれが至高だと気づきました。これが出来て本番で点数が取れない人に出会った事はありません。全問題を理解して、知らない単語は頭に入れましょう。分からない問題は英語強者に聞きましょう。
簡単だと思った問題は次からは飛ばして、分からない問題のみを2度目からは解きましょう。時は金なりです。解くときは速度を常に意識して解いてくださいね。
3.単語力強化
→地味に見えて結局単語ゲーなのでこれは必須。
おすすめの単語帳は
・TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ
・キクタンTOEIC(R) L&Rテスト SCORE 800
・キクタンTOEIC(R) L&Rテスト SCORE 990
この3冊を上から順番に覚えて行けば本番で知らない単語に遭遇する事はほとんどなくなります。
知らない単語が出てきてもそんな単語は他の人も分からないのでOKです。
これ以上単語帳を買うのはオーバーワークだと私は考えます。
最後に分からない問題が出てきた時の対策です。
前述の通りTOEICは偏差値方式で得点が出ます。
なので全員が分からない問題は最終的な結果にそこまで影響しないので
分からない問題は堂々と飛ばしましょう。
悩んでる時間で2.3問新しい問題を取った方が建設的です。
part6・・・対策の難しいパート
このパートは対策が難しく、点数が安定しないと相談をよく受けます。
色々考えましたが現在最も優れた対策本は以下の物だと思います。
・TOEIC L&R TEST パート6特急 新形式ドリル
正直これ以外にパート6に特化した対策本がないです。
問題は少しだけ簡単に作られていますが、問題に慣れるという意味では買う価値はあると思います。
この本を解いた後に過去問や問題集で実戦経験を積むというのが王道のパターンです。
しかしこのパートを直接対策する事は難しいので、
パート5.7の対策が遠回りにはなりますが、このパートの点数に繋がっていると信じて対策しましょう。
part7・・・時間がねえ。得点は安定しやすめ。
皆さんが嫌いな長文パートに来ましたね。
ここも前述の通り地道な対策が実を結びます。
以下が具体的な対策方法です。
1.公式問題集
→結局公式問題集が一番効率がいい。分からない所は聞く。時間制限を毎回設けて解く事で本番と同じスピードで解く事を意識。
2.TOEIC L&R テスト 究極のゼミ Part 7
→公式問題では足りない人向け。単なる知識ではなく、TOEICで正解になりやすい選択肢の見極め方などが書かれている。テクニック本としても優秀。
3.1.2で出てきた単語の暗記
→地道に努力出来る皆様なら頑張れる。結局これが大事。長文に裏技なし。難しい単語は簡単な意味に置き換えてから暗記しましょう。そのまま覚えても使えないと意味がないので。
4.ひたすらに本番に申し込む
→本番で経験を積むスタイル。本番1回5000円で受けれるなら毎回申し込むべき。勉強してから申し込もうは一生申し込まない。自分から負荷をかけるべき。
ここまで読んで長文のテクニックが知りたいのに~と思っている人もいるかもしれませんが長文にテクニックはありません。
あるとしてもそれは長文が読めるようになってから気づくので、まずは地道な努力が必須だと思います。
実際にこれまで担当した生徒で特に点数が上がったYさんの話を少しだけ。
元々もリーディングのスコアは250点。
お世辞にも英語力があるとは言えませんでした。
しかし3か月間上記の通りに勉強したところ最終的には450までスコアが伸びています。
上の方法は当たり前でありふれた物に見えると思いますが
確実にゴールには繋がっています。
ここまで1万文字を読破したあなたに出来ない訳はありません。
陰ながら応援しています。
ここまでpart1からpart7までの具体的な対策方法を書いてきました。
次は実際にどういったスコア配分で目標とする点数を目指すのが効率的なのかを書いていきます。
目標スコア
目標スコア700点の場合
→L:400点、R:300点
目標スコア800点の場合
→L:450点、R:350点
目標スコア900点の場合
→L:495点、R:405点以上
リスニングは純ジャパでも満点は可能です。
手っ取り早く点数をあげたいならリスニングのレベルを上げてから
リーディングのスコアをあげて行きましょう。
リスニングのスコアは一度上がると下がりにくいので
まずはリスニングから上げてしまった方が点数にも繋がりますし
やる気も持続すると思います。
リーディングは身近な人に質問しましょう。
それが一番の近道です。
③試験中
なんとなく対策の方法は分かった。
でも試験が直前だから手っ取り早く何点か上げる方法を教えてくれ。
そんな人に朗報です。
1000円で10点上がる商品がAmazonにあります。
「マークシート用シャーペン」
実際に試しましたが、マークシートを塗る時間が圧倒的に削減できます。
200問マークシートを塗るので1回の時間削減が積もり積もって
2.3分になります。
この時間を使って最後の長文を解けば10点くらいは上がるでしょう。
やれる事は全部やっていきましょう!!!
最後に
「学問に近道なし」とよく言われると思います。
その中でも言語は特にその性質を強く持つと思います。
言語は勉強前はただの暗号
勉強後は最強のコミュニケーションツールになります。
文法、語彙、長文、リスニングなど地道で大変だとは思いますが
言語は努力した人全員が報われる学問でもあるので
しょげずに頑張りましょう。
陰ながら応援しております。
ここまで読んでくれてありがとうございます。
最後にいいねだけしてくれるとやる気に繋がるのでぜひぜひ。
fin.