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コナンこそ心の支え
来年、2025年も名探偵コナンの映画が公開される。とうとうティザービジュアルが公開された。タイトルは『名探偵コナン 隻眼の残像』。2025年4月18日公開。
名探偵コナンの映画のタイトルは読み方に特徴があるものが多い。2003年公開の『名探偵コナン 迷宮の十字路』は「めいきゅうのクロスロード」、2013年公開の『名探偵コナン 絶海の探偵』は「ぜっかいのプライベート・アイ」、今年公開された『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』は「ひゃくまんどるのみちしるべ」。
そして来年公開の『名探偵コナン 隻眼の残像』は「せきがんのフラッシュバック」。フラッシュバック。どう考えても過去が出てくるぞこれは。
コナンの映画は、本編、エンディングが終了し、エンディング後のひとくだりも終わった本当の最後の最後に、次回作の予告が数秒だけ流れる。おそらく10秒程度。次回作のモチーフや舞台になるような映像が流れ、その映像を背景にキャラクターの音声のみが聞こえてくる。このキャラクターが次回作のメインキャラクター、重要人物なのだ。全ての次回作予告に音声が入っているわけではないのだが。
2022年公開の『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』の最後には、海の映像とジンの音声が流れて映画が終わった。そして今年の映画の最後には、雪山のような吹雪のような映像と複数人の男性の声で映画が終わった。小五郎さんだけはわかったが、そのほかの人が誰なのかがわからなかった。どうやらこれが諸伏高明と大和敢助だったらしい。
毎年毎年コナンの映画を楽しみにしている。本編を見終わって「面白かった」、「もう一回くらい見にきたい」と思いつつ、「今年も終わってしまった」、「あと何回コナンの映画は作られるのだろう」という切ない気持ちも同時に湧き起こる瞬間、シンとした映画館に流れる次回作予告ほど盛り上がる瞬間はない。なんなら一番興奮する瞬間である。いや、一番はやはり映画冒頭のメインテーマが流れている瞬間かもしれない。
公開まであと4ヶ月ちょっと。来年も次回予告を楽しみに映画館に向かうと思う。