今日、書く理由
アドベントカレンダーの投稿日が近づいている。テーマはエッセイ。エッセイならなんでもありのアドベントカレンダーだ。
ずっと考えていた、自分の中で大事なことをテーマにした。書きたいことがすらすら出てきて、とても気持ちが入っている。
だからこそ、最高の文章にしたい。書くのは今じゃないんじゃないか、もっと文章が上手くなってから書いた方がいいんじゃないか、今の私が書くにはもったいないんじゃないか、と思ってしまう。
こっちの表現がいいんじゃないか、これだとこの気持ちが伝わらないな、そもそもこの内容いるかな、タイトルやっぱり違うな、と書けば書くほど思いつく。
自分にとって、とても大切なテーマだ。なんせ、自分の人生のうち、30年弱を振り返っている。どうしても「いい感じに書きたい」という気持ちが捨てられない。やっぱりいつか文章が上手になった時のためにとっておこうかな、と昨日思った。けど秒で思い直した。
もしかしたらその時にはこのテーマにこれだけの思いを持っていないかもしれない。もしかしたらその時私は文章を書けなくなっているかもしれない。というか、その時っていつなんだろうか。
昔、「仕事はうまくいけばいくほど増える」と先輩が言っていてその通りだと思ったことがある。だからこそ、優先順位をつけて時間枠を意識して取り組むんだと。
その時点のベストはあっても、時間という制限を設けない形のベストはないに等しい。
すごく書きたい、と今思っているなら、今が書きどきだと思う。明日の私は、今日の私ではない。今日の私が書いた文章が、未来の私を作るはず。そう信じて、私は書く。