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【ドラマ感想・考察】119エマージェンシーコール 第2話

今クール期待のお仕事ドラマ!

「119エマージェンシーコール」

第2話を鑑賞しました!さっそく感想をお伝えします!

【感想】お仕事ドラマを超える充実感!勉強になります!

小学校の子どもたちが職場見学に来ているシーン。

職場見学の小学生を案内する3係係長 高千穂一葉(中村ゆり)

『指令センター』、『ディスパッチャー』の仕事内容を分かりやすく説明してくれます。消防車に乗って救助に向かう職員と同じように、ディスパッチャーも『命に向き合う仕事』をしているというメッセージが伝わってきます。

第2話ではさらに『通報してから救急隊が到着するまでの様子』が詳細に描かれています。ディスパッチャーの仕事は通報を受けて終わりではないのだと納得感のある演出になっていました。

出動要請を出した後も、救急隊が到着するまで命を繋ぐために、通報者に応急手当を依頼、方法を伝えます。そこで、登場したのが『映像119』。現場の様子を共有して具体的な指示を出します。

いつか自分が『119番通報』をしたら、こんな風に進んでいくのかと事前に知ることができて良かったです!観ていて充実感があります。

また、消防車や救急車がスムーズに到着できるように案内する人員を配置するなど、テンポよく進んでいく物語の中に、知っておくと為になる要素がたくさん盛り込まれたドラマになっています。

【考察】組織の中での仕事とは?

第2話は、登場人物の葛藤を通じて、『組織の中での仕事とは何か?』を問うストーリーでもありました。

「一件の119番通報に必要以上に時間をかけるべきではない。」「救急隊が到着したらあとは任せるべき。」という考え方の兼下(瀬戸康史)。

主人公・粕原の教育係を務めていた兼下(瀬戸康史)

「非番の日に119番通報があった場所のその後を見に行く。」「周りは気にせずこうと決めたら我が道をいく。」という主人公・粕原(清野菜名)。

2人の考えは対照的ですが、どちらも間違ってはいないですよね。だけど、全員が自分の仕事はここまでと線引きをしたら組織は成り立たない。かといって、自分勝手に組織を振り回していいわけではない。

組織で働くって本当に難しいなと改めて考えさせられました。

クライマックスでは、兼下(瀬戸康史)が救急隊の領域の仕事に、指令センターのディスパッチャーが首を突っ込むか、現場の救急隊に任せるのかを葛藤するシーンが描かれます。

ラストシーンに至るまでの積み上げも丁寧で、兼下(瀬戸康史)と一緒に、「いや、どうするのが正解なんだろう?」と私も悩んでしまいました!

今からでもTVerで視聴できますので、ドラマ「119エマージェンシーコール」をご覧ください。第2話も大満足の内容で、来週が楽しみです!


読んでいただいてありがとうございました。皆さんの感想や考察もぜひぜひ教えてください!

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