&JO1拓実メインストーリー41話〜ラスト+カワニシ星でのお話
主人公名は『星野ねお』とします。
地球で過ごす内に周りに馴染み対人スキルも上がり友人もできた拓実。
しかし仲間達にねおとの仲の良さを冷やかされ奨くんや蓮くんには恋愛禁止だと釘を刺されてしまいます。
王子達にはONEを見つけて星に帰るという使命があり、どんなに居心地がよくてもここは仮の居場所なのです。
拓実はねおを避けるようになってしまいました。
一方ねおも企業から本採用のオファーが届くものの迷いが生じて決めきれずにいました。
拓実が学園祭のステージに向けて努力する姿に比べ優柔不断な自分を情けなく思い、ねおもまた拓実と距離を置くようになります。
2人は出会った頃のようなよそよそしい関係に戻ってしまいました。
ダンスもどこか上の空になってしまった拓実。
しかしそんな拓実に蓮くんは届けたい相手が見えないと上手くても響かないとアドバイスを送ります。
ねおも拓実が元に戻ってしまったように見えて、積み重ねた時間や見つけた居場所をちゃんと大切に思っていることを知ります。
再び心が通じ合った2人は協力して学園祭のステージを成功させます。
そしてねおは自分が楽しいと感じる道を進みたいと音緒を継ぐことを決意し、拓実も故郷の星に光を取り戻す力があると信じたくなったと語るのでした。
すっかり距離の縮まった2人でしたが、冬になり星に帰る日が近づいてきたのを示すように王子達の力が戻り始めます。
ねおを残して星に帰らなければならないという事実に動揺する拓実は告白しようとするねおを遮ってしまいます。
ただそれでもねおのお陰で世界が広がり王子としての自覚も持てたことに感謝する拓実は、いつか別れる日が来るとしてもねおの隣にいようと決意します。
そしてカワニシ星の王子として星の皆の希望となろうとするその自信こそが自分にとってのONEだと気づくのでした。
大切なねおを笑顔にしたい、そんな新たな夢の為に拓実は、明日からも笑顔で過ごして欲しいという想いを込めたステージを披露し、また会うことを約束して星に帰っていきました。
やっぱり最後までただただ拓実がかわいいお話でした。
才能のある引きこもりって今見ると清澄と通じるものもあったり。
やっぱり拓実のパーソナリティってそういうものを想起させるのかな。
保護者ポジが蓮くんだったのも良かったし、さばさばした性格のねおも好きでした。
〜 〜 〜
大きな星の陰となり夜が続くカワニシ星。
幼い頃誘拐され拾われた家で育った拓実は、力を持ってはいるものの自分が王子だと信じられず連れ戻された王宮に居場所を感じることができずにいました。
そんな中星の神様の使いに地球に行くよう命じられた拓実は、本当の自分・本当の居場所を見つける為に地球に向かうのでした。
〜 〜 〜
カワニシ星は相変わらず暗い星のままでした。
どうすれば光を取り戻せるか考える拓実でしたが、街の人々が明るく嬉しそうにしていることに気づきます。
拓実が星に帰ってきたことで人々が笑顔になっているのです。
自分の存在が皆の希望になっていると知った拓実は期待に応えられるように頑張ろうと決意するのでした。
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