恋愛に溢れるこの世界で

恋愛といっても、その形は多様であり、どれ一つとして同じものはないと思う。

記念日にはフォトジェニックなホテルに泊まって豪華なディナーを食べてサプライズで花火がのったお祝いプレートを、というようなインスタに溢れる恋愛もあれば、他人から見れば理解不能な恋愛もある。

インスタに溢れる恋愛でさえ、写真を投稿している人はそれぞれ様々なことを抱えているはずである。恋人に心から惹かれて心から祝福している人、とりあえず記念日だから決まったテンプレートを過ごしている人、みんながするテンプレに乗っかってインスタで披露することで満足している人・・・。

恋愛小説とか恋愛ソングとかつくる人のことを心から尊敬している。それぞれの恋愛が他の恋愛と共通するある一部が、心情描写や歌詞として取り上げることで、恋愛のイデアがあるように思わされる。だからこそ、「恋愛はこういうものである」と言われ、様々な指南書やネット記事が溢れている。

しかし、恋愛の形は多様であり、人それぞれ、カップルそれぞれで抱える事情は異なり、一般論が一部当てはまることはあっても、それだけですべてをカバーすることはできない。

だからこそ、自分の恋愛、自分たちの恋愛と向き合って、悩んで考えて試行錯誤していくことが恋愛であり、恋であり愛であると思う。

その自覚が足りなくて、危うく大切な人を失うことろだった。

愛する恋人と愛についての探究を構築していくことを人生の課題にしたい。


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限界大学院生
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