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ネガを変換する。そして、経験が言葉になる。

企画メシ2022、第4回目の企画は「音楽の企画」。

ゲスト講師は、シンガーソングライターの方らしい。

ということは、「え、作詞作曲をするの??」
私も含めて一度は、皆、そう思ったと思います。

しかし、そんな予想とは裏腹に、課されたお題は、「自分相関図」。

過去を振り返り、これまでに出会った人、その繋がりを思い出して纏めるという、とても壮大なテーマ。

過去は美化された思い出だけではなく、傷ついた言葉や振り返りたくない出来事が沢山詰まっています。そのすべてを掘り起こして、考え、相関図を作っていく。

課題に向き合った末、私は、数ある出会いの中から「ことば」によって自分の人生がプラスに働いた人たちを相関図に並べました。

これも、ひとつのアンサー。

ただ、その中で私は、自分の人生にマイナスな影響を及ぼした人を相関図に書いている企画生のアンサーを見てハッとしました。

「自分を形成しているのは、素晴らしい人だけではない。」

その通りだと思いました。
良い出会いもあれば、悪い出会いもあったはず。

これまでの全ての経験が今の自分を作っている。

過去のネガティブな出会いや経験にも目を向けて、それをポジティブな要素や感謝という感情に変換していける人の環境は、きっと、自然と好循環になっていくと思います。私も、この向き合い方をしていきたいです。

良い事だけではなく、ネガティブな事、自分にとって都合の悪い事にも目を向ける。

これに関連して、最近、私は「言葉のネガ」を考えることが多くなりました。

就活も企画を考えるうえでも、いわゆる「素敵な言葉、キザな言葉」を言ったもん勝ちなところがあるなと、企画メシに参加して言葉や企画に向き合う機会が増えた今だからこそ、言葉のネガを考える機会が多くなりました。

かっこいい言い回しをしているだけで、経験と行動が伴っていないとなんだか残念ですよね。信頼関係にも発展してくると思います。

着飾った言葉だけがひとり歩きする。
そんな「口だけ人間」になってしまっていないか、立ち止まり、周りの意見に耳を傾けながら言葉を選んでいきたいと思います。

そして、地に足をつけ、自分から生み出された生身の言葉、嘘をつかない等身大の想いを乗せた言葉を意識したいと思いました。

あとは、何といっても経験。

特別な経験じゃなくてもいい、色んな事に触れて人生まるごとを豊かにしていくことでその先に紡ぐ言葉も豊かになっていくと思います。

よっしゃ、楽しむぞ。

p.s.
前回の講義で祖母からもらった言葉の話をさせて頂きました。それから、なんだか祖母に会いたくなって、先日、老人ホームの方にお願いして祖母とテレビ電話をさせてもらいました。祖母は、画面越しに涙を流しながら「がんばってね。」と。特別な言葉じゃなくてもいい、シンプルで愛のある言葉って良いなと改めて思いました。


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