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2022年を振り返って


今日は信州小諸で迎える4回目の大晦日。

昨日一昨日くらいからようやく年の瀬を感じ始めてきましたが、思い返してみると今年は本当に濃くて変化の多い年でした。

たくさんの出会い、たくさんの出来事がありました。どこかで私のことを見つけてくださって、このnoteで新しくフォローしてくださった方もたくさんいらっしゃいます。

昨年は年末年始をぼーっと過ごし、年内に1年の振り返りができなかったので、今年こそは!新年を迎える前に2022年を振り返ってみようと思います。


新たな挑戦からスタートした1月

小諸にある荒れ果てた耕作放棄地を美しいぶどう畑に変身させてワインを作るプロジェクト「KOMORO dé WINE PROJECT」の作業がスタート。農村の大きな課題として挙げられている耕作放棄地の問題ですが、見方を変えれば耕作放棄地は自由に新たなことにチャレンジできる可能性がたくさん詰まっている場所なのかも?とそんなワクワクした気持ちを胸に、極寒の1月、畑で草刈り作業を行いました。

ぶどう作りに関しては全くの初心者のわたし。来年3月、小諸にスタラス小諸という商業施設と日本初の公園内ワイナリーをオープンするKomorokko Farm & Winery の皆さんに毎回作業を教えていただきながら畑を耕し、土づくりをし、雪が積もる中、鉄柱を打って、春にはたくさんの方々にお手伝いをしていただきながら苗を500本植えました。

今年苗を定植したばかりなのでぶどうが穫れるのはまだ少し先になりますが、この1年畑でいろんな仲間たちと過ごせて、畑での出会いもあって、すでにいろんなものをこの場所で収穫できているような気がします。


小諸市農ライフアンバサダーとメディア出演

小諸市では「小諸の農」のブランド化プロジェクトとして、「komoro agri shift project」に取り組んでいます。「つくる農から“つなぐ農”へ」という理念を掲げ、つくって終わりの農業から、農家自身が食べる人とつながる農へのシフトを目指しています。

そしてわたしは小諸に拠点を構えたことをきっかけに"農ライフ"の魅力に惹かれ今ではすっかり"農"が暮らしの中心に。昨年12月には農ライフブランド「ASAMAYA」を立ち上げ、農家さんのイケてる農ライフやその中で生まれる農産物の価値を正しく真っ直ぐに伝えていくことを目標に、商品作りや発信をしています。

そんなわたしが伝えて届けていきたい想いと、小諸市が目指す理念が同じ方向を向いているということで、市とタッグを組み、小諸市農ライフアンバサダーとして「小諸の農」の魅力を一緒に発信してくことになりました。

これをきっかけにいろんなメディアに取材をしてもらったり、特集を組んでもらったり、環境省のイベントに出演させていただいたり、自分の活動や想いをより多くの方に知っていただけるきっかけをたくさんいただくように。

まだまだここには載せきれないほどたくさんの取材していただいた記事や映像があります。今年1年を通じてわたしの活動を面白がってくれて一緒に活動や想いを伝えてくださったメディアの皆さまのおかげで、これまで以上に多くの方に自分の活動はもちろん「農ライフ」の魅力が微力ながら発信することができたんじゃないかなぁと思います。

そんなこんなで、小諸に拠点を構えて3年、農ライフを始めて1年半。25歳までずっと東京で育ってきたわたしですが、今ではすっかり「小諸の人」「農ライフの人」という印象を強く持たれています。笑


ASAMAYA MARCHEの開催

5月と10月には、小諸駅前の広場で農を感じるマルシェ「ASAMAYA MARCHE」を開催。イベントの主催ってほんとに大変。ですが市内の方々はもちろん、市外県外からも色んな方々が協力・出店してくださり、1回目も2回目も大盛況で終えることができました。出店者の皆さんが農をテーマに個性的なブースを出店してくださっていて、その中で様々な出会いがあり、そこから生まれたものもたくさんあります。小諸に暮らす人、小諸に集う人のあたたかさとおもしろさを改めてビシビシ感じることができたイベントでした。(来年も開催したい!頑張る!)


J-WAVE

2018年からナビゲーターとしてお話しさせていただいているラジオ局J-WAVEでは4月から新番組「MOTORING MUSIC」が始まりました。
今をときめくイケてるアーティストの皆さんの素敵な選曲とお話しに毎週刺激をたくさんいただいています。

今年はJ-WAVEで9時間のホリスぺや、2時間の長野県の特番なんかもナビゲートしました。特番の企画で琵琶湖や長野県内への取材も。番組を通じてたくさんの素敵な人や場所との出会いもありました。

その他にも、今年は本当に色んなところへ呼んでいただいて、イベント出演や講演会、セミナーもしたし、ゲストで読んでいただいたメディアではたくさんわたしのことを紐解いていただいて、自分自身をたくさん見つめ直した1年でもありました。


1st ALBUM 「why not?」をリリース

昨年12月からクラウドファンディングを行い制作した CHIHARU としての 1st ALBUM「why not?」を9月に配信リリース。想像以上にたくさんの方に聴いていただけて、嬉しさもあり、恥ずかしさもあり。アルバムに収録されている9曲は全て自分で作詞作曲をしたので武藤千春の心の中が丸見えになっているような作品です。リリースに至るまでに本当に色んな方に協力・支援していただきました。


SAUNA SPACE TOJIBA

今年の初めに、長野県小諸市 菱野温泉の常盤館・薬師館からお声がけをいただいてサウナプロジェクトのディレクターとして関わらせていただくことに。サウナスペース TOJIBA はいよいよ来年1月27日にグランドオープン。TOJIBA オリジナルのサウナポンチョやサウナハットの制作・デザインも担当しました。長野県内で1番ホットなスポットになること間違いなしです。年末はひろゆきさんが小諸に来てくださり、TOJIBA 最初のお客さまとしてサウナを楽しんでいただきました。(その様子は1月にYouTubeで公開予定)


目まぐるしく、眩しく変化した2022年

2022年に起きた出来事、振り返るとまだまだたくさんある気がするけど、長々と書いていて、もう自分でも振り返るのが疲れてきました。そのくらい色んなことが起きて、目まぐるしく目の前の景色や世界が大きく変化した1年。

その全ての変化には色んな人が関わっていて、わたし一人ではこんなにも自分の世界を大きく変えることはできなかったなぁと感じます。

やりたいことをのびのびとやれる環境と、それを応援して見守ってくれたりサポートしてくれたり一緒に仲間になってくれたりする人たちへの感謝がより深まる年でもありました。

今年は新たな夢や目標も見つかって、なんとなくやりたいことをやっていた自分から少し脱皮できたような気もしてます。もちろんなんとなくと言いつつ毎年毎年ものすごい勢いで駆け抜けてきたんだけど、向かう先への想いの熱量が1年を通じてたっぷり積み重なって、新たに目指したい場所ができたのはわたしにとって1番大きな変化だったかな。

目指す場所へ向かうためにたくさん種まきもしました。来年はその種たちが少しずつ芽吹き、逞しく凛々しく強く育っていくように。しっかり丁寧にコツコツと、自分の心や周りの支えてくれる人たちを大切にしながらまっすぐ進んでいきます。

2023年、
もっともっと心躍る瞬間や新しい景色が目の前に飛び込んでくる気がする。

毎日過ごしていれば、楽しい時も、わくわくする時も、そうじゃないちょっぴりしんどい時も色々あるけど、自分の目の前にある世界は全て自分が作っているんだと、ちゃんと心に言い聞かせよう。

わたしはもっと彩り豊かな世界を創っていきたいし、もっともっと目の前にある物事を面白がっていきたい。そしてそれがいつか自分の世界を飛び越えて、誰かにとっての幸せな世界を創ることにも繋がって広がっていくといいな。

そのためにも、変化を恐れず面白がって、たくさん挑戦して、たくさん熱狂して、動いて、走り抜けよう。

そういえば、2022年のテーマは「真っ直ぐ謙虚に狂う」だったけど、来年もとことん真っ直ぐ図太く、でも謙虚さを忘れずに、狂っていこう。

来年のことはまたゆっくり、綴ります。

2023年もどうぞよろしくお願いします。

よいお年を。


2022年12月31日

武藤千春

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