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ビートルズ「ありのまま」の大切さ

現在、ダニー・ボイル監督の『イエスタデイ』が公開中です。ビートルズの曲がたくさん使われているので、ビートルズ好きにはたまらない映画です。

私は「エリナー・リグビー」や「Let It Be」という曲が好きですね。

ちょっと「Let It Be」と『アナと雪の女王』の「Let It Go」のに

あらためてふれてみます。

ビートルズの「Let It Be」のAメロとイントロのコード進行と

『アナと雪の女王』の「Let It Go」の

「ありのままで♪」のサビのコード進行は同じです。

C G Am F   (Ⅰ→Ⅴ→Ⅵm→Ⅳ)

このコード進行は、いろんな曲にたくさん使われている定番なものだけど、

「Let It Go」という題名の曲に「Let It Be」的な要素があるなんて

偶然じゃないものを感じます。

2013年の「Let It Go」、1970年の「Let It Be」、43年も差がありますが、

人が抱えている問題はそんなに変わっていないのかもしれません。

違いといえば「Let It Be」は穏やかに現実を受け入れる感じがします。


一方「Let It Go」のほうは現実の受け止め方を自分の力で変え、


乗り越えていく力強さがあります。


この「Let It Go」の『ありのまま』は、手を加えないそのままの状態ではないと私は思います。


人が『ありのまま』でいるには、実は相当な努力と、逆風に対する強さが必要だと思います。


『ありのまま』は、のびのびしたものというよりは、確固たる覚悟の上に成り立つものだと

この曲を聴くとそう思います。

2019年になった今でも「ありのまま」は生きていくうえで大切なものだと思います。

私たちは自分の内なる声を、つい見て見ぬふりしてしまう事があります。

現実との折り合いをつけるためには、それが必要な時もありますが

時には、その声に耳を傾けましょう!

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