King & Queen展
行ってきました,先日.上野の森美術館です,西郷さんの近く.
歴代英国王や女王,さらにはその家族などの肖像画を集めた展覧会です.ロンドンにあるNational Portrait Gallery所蔵の肖像画が来日したということです.イギリスの各王朝ごとに展示してあります.
わたくし,英国大好きですが,そこまで英国史に詳しくありません.勉強しなきゃねと思いつつ...なので,あんまり突っ込んだところは『ほうほう,なるほど』ってレベル.でも1年強スコットランドで生活していたので,やっぱりスコットランドがブイブイ言わせていた時代には肩入れしてしまうし,ジャコバイトの名前が出てくると贔屓目に見てしまう.(この解釈も正しいのかしら??)
今回の展覧会でわたし的No.1肖像画は,やっぱりエリザベス2世.現在英国史上最長在位君主の,あのエリザベスです.
今も元気で素敵な君主だけど,女王に即位したときのそれはそれは綺麗なこと.綺麗だけじゃない,本当にカッコいい.凛とした佇まい,時折見せるお茶目な姿.同性として本当に憧れる.
『UKは女性君主の時代は安定する』
なんて言われたりもしますが,そう言われること自体かっこいい.
エリザベスのお父さんがジョージ6世.映画「英国王のスピーチ」でコリン・ファースが演じた王ですね.この人もなかなかのイケメン.
あと,『あ,わたしの好きなイギリス人』と思ったのが,ショージ4世.
この肖像画,めちゃくちゃかっこいいと思ったけどこれはだいぶ美化して描いてあるらしい.本当は暴飲暴食のヤバい人で,晩年の風刺画がこれ.
ベストのボタンはち切れるわ.でもこの風刺画,これはこれで結構好き.
アクが強すぎる,個性が強すぎる歴代英国王室.愛さずにはいられないわけです.こういうところも個性として大事にするイギリス,本当に愛せる.
上野では来年1月まで開催とのこと.もう2回ぐらい観に行こうかしら.