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映画「誰よりもつよく抱きしめて」完成披露試写会に行って来た!

先日、Kアリーナで開催された映画「誰よりもつよく抱きしめて」の完成披露試写会昼の部に行って来ました!

ここでは、ややネタバレを含むかもしれませんが、映画の感想と主題歌「誰よりも」の初披露を含むイベントの感想を記したいと思います

まず、私は恋愛映画やドラマは基本見ません。家族愛や友情を描いたものやアクション、ファンタジーの類が好きです

ですが、今回は私の推しグループであるBE:FIRSTのRYOKIくんが俳優三山凌輝として初主演を務めた映画で主題歌も初披露とあって、見に行かせて頂きました!

まず、映画の感想は、一言で言うと、役者陣の演技が素晴らしい!

主演の三山凌輝(RYOKI)くんだけでなく、W主演のつきちゃん役の久保史緒里さんも、ライバルのジェホン役のチャンソンさんも役者一本の方ではないのに、すごく惹き込まれる演技で見入ってしまいました

現代社会で多くの人が直面するストレスのせいで強迫性障害が発症してしまったよしきと彼を支えて見守る恋人のつきの揺れ動く感情が丁寧に描かれていて感情移入してしまいました

ただ、それ故に、最後の部分は唐突感が否めなかったです

恋敵のチャンソンさんがつきを好きになった理由も素敵で涙をそそるお話でしたが、それなら最初に何故あんな言動だったのか、正直、ミステリアスなイケメンという役柄ありきの設定で涙が引っ込んでしまいました

ちはるさんも、よしきの病気や苦しみを共感できる初めての人で嫉妬される存在として登場し、「僕たちは何なんでしょうね?」と言われて泣き崩れる姿にもらい泣きしたのに、最後は何も触れられずに終わるという展開は酷いなと感じました

誰も悪くない
幸せになる権利がある

絵本の中でモジャは羽が無くて空を飛べなくても、夢の中(心)でなら一緒に飛べる
と言っていました

私はこれを、例え触れられなかったり、違う環境や状況にあっても、心が繋がっていれば一緒にいられるんだよ、幸せになれるよ、という意味に受け取ったのですが

映画のエンディングは病気を克服して実際に抱きしめられるようになったから大団円というような展開でモヤモヤが残りました

好きな人が困っているから、自分を犠牲にして私は彼を助けるんだ
私はこんなに我慢してるのに
私だって辛いのに、誰もわかってくれない

と思ってしまったら、どちらも幸せにはなれないんだろうなと思う…

でも、実際の所、援助が無ければ生活ができないような状態の時に、見捨てるような事ができるのか?

色々と考えさせられる事があるテーマで演技も良かっただけに、最後の取ってつけたようなハッピーエンドだけがちょっと残念

映画の主題歌が文字だけのエンドロールに流れる演出は余韻を噛み締める事ができ、歌詞の内容と相まって感動的でした

その後、舞台挨拶では役者陣と監督さんの仲の良さ、現場の雰囲気の良さがとても伝わってきて、楽しかったです!

イベントパートでは、まず久保史緒里さんの絵本の朗読、チャンソンさんのソロライブと続きました

チャンソンのソロライブを2曲も聞けるとは思っていなくて嬉しかった!本当は立ち上がりたい気持ちを抑えて、ハンズアップやクラップで声援を送り、ライブさながらに会場が盛り上がりました

最後にBE:FIRSTの主題歌初披露!

横一列に並んで、ダンスを封じ、歌だけを熱唱する姿にさっきまでノリノリだった観客が一転、完全に地蔵化し息を呑んで微動だにせず、所々ですすり泣く声だけが聞こえて来ました!

RYOKI、RYUHEI、SHUNTO、JUNONの4人で前半をメロウに歌い、後半アップテンポになる所でLEO、SOTA、MANATOが出て来る構成はGreatful Painに似てる

でも、今回はラップパートがなく、SOTAもフルに歌っていて、高音もほぼ地声で歌い上げてて素晴らしかった

JUNONとMANATOは安定にフェイク入れてきてエグいくらいに上手いのはもちろん言わずもがな

でも、やっぱり刺さったのはLEO
後半になればなるほど感情とリンクしてエモーショナルになって、声が真っ直ぐに飛んで来て、魂が揺さぶられる
思わず、口から声が漏れそうになるのを両手で抑えて、クラクラするほどの感動にしばらく放心状態になった…

行って良かったと心から思った

歌い終わってからのワチャワチャなトークや写真撮影の様子は各メディアさんから解禁されているので、ぜひ見に行って頂きたいです!

すごく良かっただけに、納得行かない展開もあったけど、総じて素敵な映画でした
このような形の試写会に立ち会えて、主題歌の初披露を堪能できて、とても貴重な経験だったなと思います!行けて良かった!

ここまで読んで頂き、ありがとうございましたm(_ _)m

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