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THEFIRST FINALへの旅~本当にあった奇跡の出会い~

この話は、ライブの内容とは直接関係ありません。私と同行者さんとの間で起きた、ドラマみたいな奇跡の出会いについて、ちゃんと記録として残したかったので書く事にしました。

私達の出会いは昨年の12月

アキテクの先行で30日夜のチケットが当選したけれど、一緒に行きたいと思っていたお友達はお子さんの受験で泣く泣く断念され、普段仲良くしてるアクテク民のフォロワーさんは自引きで当選してたので、同行者を悩んでいた。
レジでレオ推しの方がTwitterで行きたい!と熱く叫んでたので、思い切って声をかけたが、子供が小さいのでファンミ狙いで夜はちょっと、断られてしまった^_^;

結局、行けるなら行ってみたいと言ってた長女と行く事にしたある日、会社の昼休みにTwitterを見ていたらRTでアキテク民なのに落選して立ち直れないというツイートが流れてきた。思わず、リプしてみようかと思ったが、リプ欄には他にも同様に落ち込んでるとリプを返してる方がたくさんいて、ショックを受けた。そして、同時に困ってしまった。
私が手をさしのべる事ができるのは、一人だけ、普段やり取りがある方ではない方達から誰かを選ぶなんて、とてもできそうにない。

仕事中もずっと、ぐるぐる考え、結果、思い切って公募してみようと思い立った。
長女はまたいつか誘えばいい。
正直、怖い気持ちもあったが、一度考え始めるといても立ってもいられない性分なのだ。
家に帰るとやる事が多くて落ち着いてスマホを見られるのは夜遅くなりそうなので、帰りの電車でツイートする事にした。選べないと思ってたので、先着順で最初に手を挙げてくれた方にしようと心に決めてツイート。

数件応援メッセージを頂いた後、とうとう、
一緒に行きたいとリプが来た!
ドキドキしながら、DMする事を返信したが、
どんな方かアカウントを見に行ったところ、普段ほとんど発信したりRT等も少なくて、全くどんな方かわからない状態だった(・・;)
先に私のツイートに応援メッセージをくれた方からもDMで心配する連絡を頂き、これはマズイ展開かもしれないと不安に思いつつ、
ずっとザスト民でアキテク民だったかの確認と自己紹介をお願いした。

すると、丁寧なDMが送られてきた。
子供が触ってしまって、一度Twitterが消えた事、同じ年な事、中学生と小学生の子供がいる事、ずっとザスト民でアキテク民だったが落選して落ち込んでいたので嬉しかった事が綴られていた。
あまりスマホの操作が得意では無さそうだったが、文面から誠実さが伝わって来たので、信頼してよさそうだと感じ、この方と行く事を決めた(Eさんとします)。

更に話を聞くと、かなり遠方から来るというので、俄然張り切ってしまった^^;
私は都内在住なので、このコロナ禍でわざわざ出てきてくれるのだから、ちゃんとおもてなししたいと思い、新横浜駅まで迎えに行く事を約束し、桜木町駅近くのホテルを調べて紹介し、自分もホテルを予約した。その方が行動しやすいと思ったし、少しお話もしたかったからだ。

しかし、Eさんからは、あまり連絡がなくて、たまに私のツイートにイイねをしてくれるけれど、コメントはなくて、ちょっと心配になったりもした^_^;

いよいよ一週間ちょっと前になった頃にはコロナの感染が広がり、多くの方が参戦を諦めていく中、さすがに不安になって、Eさんにこの状況でも本当に来られるか聞いてみた。
珍しく、慌てて長文のDMを送ってくれて、
そこには彼女の大変な状況が綴られていた。
ご主人が入院中で退院したら介護をする事になるので、本当に最後のチャンスだった事
そのために子供の携帯も総動員してアキテクに入り申し込みしたが全落ちして、落ち込んでいた時にTwitterを開いて最初に私のツイートを見つけて感激した事、普段介護職をしていて本当は県外の外出はダメだけど、行けるなら仕事をしばらく休んでいいと思ってるので、絶対に行きたいと思ってる事、感謝してもしきれないと思ってる事…

思わず、泣いてしまった(ToT)
そんなに深い事情があったとは…
忙しくて変速的な仕事のために中々連絡ができなかったのだ
そんな忙しくて普段あまり頻繁にTwitterを見ていない彼女が私のツイートを見つけて、最初に連絡をしてきてくれた奇跡✧*。
信じられない特別な出会いだったんだなと知る事ができ、絶対にコロナに負けずに、絶対ライブに2人で行く!と心に誓った。

そして、運命の1月22日
チケットを確認したら、アリーナ37列
アリーナ!と喜んだのもつかの間、色々調べたら結構後ろで、見えにくいらしい。
Eさんに申し訳無いなと思いつつ、座席の件を連絡した。

夜遅くに返信があり、
行けるだけで十分だという事の他、
実は子供の携帯で昼公演に応募していたが、
子供が携帯を紛失して確認してなかった。見つかったので今から確認するとあった。

???何だろう、この展開は?と訝しんでいると
どうしましょう!当選してました!しかも、アリーナ3列目って出てます!
と慌てた様子の連絡が(゜o゜;
いやいや、待て待て待て、騙されてる?!
こんなうまい話ある?!
パニックの私(@@;)

とりあえず、兎にも角にも、本当なら、これでお互いに親チケを持つ事になるので、万一どちらかが行けなくなっても、迷惑をかける事は無い、という事実に安堵して、さてどうしようとなった。
でも、彼女に聞くと私さえ良ければ、
両方一緒に行きたいと言ってくれた。

よく考えたら、普段頑張ってるEさんに神様からのご褒美なのかもしれない。当日も午前2時までバイトが入っているという、働き詰めのEさんにとっておきの一日をプレゼントしてくれたんだ、私はそのおこぼれを貰えたんだと思う事にした。2公演見るなんて贅沢をしていいのか、行けない人もいるのに、という申し訳無い気持ちはあったが、これは単なる偶然とは思えなかったので、運命の招待を受ける事を決めた!

それからの一週間は本当に長かった(¯―¯٥)
絶対に体調を崩さないように蜂蜜生姜紅茶を飲んだり、ビタミン剤やヨーグルトを取ったりして体調に気を配った。仕事は休めない上に忙しかったので大変だったが、なんとか無事に乗り切った!

そして、とうとう30日!
朝からドキドキしながら支度して、子供達にメイクをしてもらって、いざ新横浜駅へ。
ホームでEさんと無事に合流(^^)/
初対面とは思えない、昔からのお友達にようやく会えた感じがした。ちゃんとチケット分配もでき、早速会場へ。
ステージ向かって左側の特設ステージのすぐ横で彼女の推しのジュノン君もすごく近くで見る事ができた!
一度ホテルに戻って、夜公演、こちらは遠かったけど、全体の雰囲気が感じられて最後の最後という特別な公演だったから、本当に参戦できて良かった。

終演後は遅くなってしまい、夕飯を一緒に食べる事はできなかったけど、ホテルで少しお話をして、楽しかった一日は終わった。

翌日も残念ながらお別れをいたむ余裕が無かったけれど、長文のラインを頂いた。

[帰りの新幹線で社長やコア君の曲を聞いて涙を流してる
ご主人をデイサービスに送り子供が家に帰ってきたらバイトへ行く日々でわずかな時間の合間でHuluを見て元気を貰ってた
今も夫の介護やこれから一人で子供達を育てる不安などがあるけれど、社長やBMSGのみんなの曲が背中を押してくれてる
夫が入院中の中、コロナもあるのに、行く事に反対の考えもあるだろうけど
子供達は当選したら行ってきていいよと言ってくれていた
あの時、あのタイミングでたまたま見つけた私のツイートに思い切ってメッセージを送ったおかげで、こんな奇跡のような出会いと夢のような一日を過ごす事ができて本当に感謝してる]

私は社長が最後に言ってくれた言葉を思い出していた。

少しでも前に進もうとしている人を尊敬するし、寄り添って行きたいと思ってるから!

本当にそうだよな(TT)
THE FIRSTがあったから、BMSGの音楽があるから、私達は背中を押して貰ってるし、誰かの背中を押せる人間でありたいと思う。
今回のTHE FIRST FINALへの旅は、私にとっても、Eさんにとっても、特別なものだった…
これからの人生を明るく生きるために必要な希望を貰えた旅。・゚・(ノ∀`)・゚・。

まだまだ人生は長くて、大変だけど、いい事もある!捨てたもんじゃない!と前向きになれた素晴らしい経験だった。
彼女と出会えた奇跡にTHEFIRSTに出会えた奇跡に心から
愛と感謝とリスペクトを!!!

                the end

後書き
ここまで長文を読んでくださった方が少しでも、前向きになれたら嬉しいです。
あくまで備忘録ですが、全て本当にあった事です。
ありがとうございました。

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