オヤゴコロ?
区境写真集の撮影をしていると、時に前に訪れた所にまた来てしまった、ということがある。
今日の区境の旅もそうだった。
昨年の10月初旬、まだ区境の旅を始めたばかりの頃。
当時は要領が掴めず、なかなかハードだった。
バスに乗るのが面倒なばかりにシェアサイクルで向かったのは良いが、その道幅が激狭い。
どのくらい狭いかと言うと、自転車がUターンできないくらい。
しょうがないから回り道をしようと思ってた時に見かけた区境の標識。
この時はバリバリの工事中だった。
でもなんとなく、工事中の様子なんて今しかない!と思い、せっかく自転車Uターンで難儀してたチャンスを逃すまいと撮っておいた。
それが今日たまたま、この標識と再会したのだが
なんと、工事が終わってめちゃくちゃきれいになっていたのだ。
アングルが同じでないのが少々悔しいが、これを見た瞬間、なぜか子供が成長した時の喜びのような感覚を味わった。
喩えて言えば、娘が年頃になって磨かれ美しくなり感慨深いと思った、みたいな(うちの娘はいつになるのだろうか)。
標識の周りの壁がきれいになって、スッキリした姿を収めた。
良かったね、なんだこのオヤゴコロみたいな感覚は?
工事の関係者の皆様、暑い日も寒い日も、ありがとうございます!