見出し画像

区境の富士見②~磯子区、南区

横浜市はとにかく坂が多い。
しかしその地形からか、区境ロードもまた坂であることは珍しくない。
かつては山だと思われていたかもしれない、もしかしたら峠という意味合いで境界線が貼られたのかしら、とロマンなことを思ってしまう。

さて、そんな横浜18区境からは富士山が見える場所も少なくない。
前記事で紹介した場所からそれほど遠くないこの地区もまた、富士山がよく見える。

画像1

ここは磯子区と南区の区境道から、この場所は坂を登って登って登り切った台の上のような場所にある。

なんだろう、この富士山が見えた時の感動。
こういう時、自分が日本人だなぁと実感する。

画像2

20分くらい歩き進めた別の場所からも。

仕事中に休憩をしながら富士山を眺めている人がいた。

パワーを注入しているのかもしれない。

画像3

一応、大好きな標識と。

区境旅に集中するため少し久しぶりになった標識撮影、富士とのコラボも意外といいかも。

だがこの標識は汚れが目立ち少々残念な感じだったので、ごめんね、ちょっとだけぼかしちゃった。


画像4

とは言っても道中は決して楽ではない。

このような急階段がいくつもあり、そのあとにも坂を登るなどあたかも街中登山のようなノリでもある。

この日は冬型気圧の日でなかなかの強風、家を出たときは少し後悔したがこうした階段と坂を上がっていくうちに体はすっかりぽかぽかと温まっていた。

気が付いたらニットキャップも手袋も外してちょうどいいくらいだった。

なんだこれ、めっちゃ体にいいじゃん!

足腰が鍛えられ、体温アップで代謝アップ、そして脂肪が燃焼でダイエットにも、一石で何羽の鳥が捕れるんだろう。

画像5

この階段は区境ロードの一部、区境階段ともいえよう。

4段階に分けて傾斜が違うが、最後の部分だけショート動画を撮った。
初めてなのでツッコミどころは満載でしょうが…

急坂はもはや横浜の魅力の一つ、たとえば神奈川区では坂を使った町おこしをする自治体もあり、港北区の坂の多いある町は独自の坂道マップがあるくらい。

カメラを持つまでは体力にまったく自信がなかった私、坂があると徹底的に避けていた。

でも今はむしろ、そびえたつ急坂を見ると引き込まれるように登っていくようにまで変わった。

いいのだかどうなのか、まあ心と体には良いことばかりでデメリットは特になし!

翌年は神社の階段を楽々上がれることだと思うと今から楽しみだ。


なお横浜区境の富士ビュースポットに行くには、鉄道の駅からバスにのり、バス停からさらに歩くところもある。

しかし同時に公園も近くにあることも多いので、天気が穏やかな日はお弁当を持って行ってもちょっとしたハイキングになる。

いいなと思ったら応援しよう!