反抗期が終わった後に沸いた感情。
前回、長い反抗期が終わった記事を書きました。
今回はその後に湧いてきた感情について書きます。
結論
『両親への感謝』
でした。
父親の悪口を言った後に思い出したのは、いい思い出でした。
・部活の応援に来てくれたこと
・なんやかんやと可愛がってくれていたこと
・美味しいご飯を作ってくれたこと
・たくさんいろんなところへ連れて行ってくれたこと
親へ迷惑をかけたという気持ちはあったけれど、
感謝という気持ちが自分に足りないと思っていた
その部分がパズルのピースがはまるような感覚でした。
この夏、乗り越えたいと思ってノートに自分の気持ちを殴り書きした
これは本当に意味のあることでした。
酒癖の悪い父親に、確か大学生の時。
通学のバスの中で「お酒をやめてほしい」とメールを送ったことがありました。今思えば、自分の中での最後のSOSだったのかもしれません。
その返事は「やめませーーん」
というふざけた返事でした笑
その時ちゃんと向き合ってくれていたら、私の人生は少し違っていたと思います。
それでも、学生の間に妊娠したこと結婚したこと父が亡くなったこと離婚したことなど…
全て自分の人生に課された課題だったんだと思います。
私は、父親に対して口を聞かなくなったことに対して自分を責めていました。もう家を出ていたけど、父が亡くなったことの一つの原因だったんじゃないか、親に対して優しくできなかったのは自分の性格の問題だ。
そうやって自分を責めていました。
でもノートに書いていくうちに、自分は悪くなかったんだと思えたんです。
子供ながらに抱えていた葛藤を自分で気づかせてあげて、許してあげられた。
それから、父親の酒癖の悪さとか嫌だったことを思い出して
胸をグサグサ刺されるようで辛かったです。
また外面だけはかなりいい人だったので、家での彼のことを誰も知りませんし、母は誰かに愚痴るようなタイプでもないので、お葬式の時は会社がらみの人たちの言動に本当に怒りを覚えていました。
今思えば中卒で、自分の会社を作って軌道に乗らせたことは本当に尊敬しますし、生きてたら色々教えてほしいと思っていますが。
その外面の良さも含めて、私と母にしかわからない部分があるのでそこも含めて母と話をしたいと思いながら帰省しました。
そして、仏壇の前で愚痴ったらスッキリして今では可愛がってくれてありがとうとか育ててくれてありがとうという気持ちになれました。
本当に長い長い反抗期でした笑
歳を重ねて丸くなったのもあると思いますが、一つ大きなプロジェクトを終えたような気持ちになりました。
この記事が、同じように悩んでいる方の一歩目になりますように。