小林正観著『ありがとうの魔法』【ダイヤモンド社】より 人生の目的とは
この本の中核となる部分が次である。
『人生の目的』『幸せ』というものについて、小林正観は次のように述べている。
『今、足りないものを探して、手に入れること』ではなくて、『自分がすでにいただいているものに感謝し、自分が恵まれていることに気がつき、嬉しい、楽しい、幸せ・・・、と生きていること』なのです。P.29
まさに『足るを知る』という考え方である。
ないものをほしがってばかりいないか。
そう自問自答する。
さらに、氏は実践することとして具体的に次のように述べている。
『思いを持たず』、よき仲間からの『頼まれごと』を淡々とやって、どんな問題が起こっても、すべてに『ありがとう』と感謝する(受け入れる)こと。
『そ・わ・かの法則(掃除・笑い・感謝)』を生活の中で実践することであり、『ありがとう』を口に出して言い、逆に、『不平不満・愚痴・泣き言・悪口・文句』を言わないこと。
すると、神様が味方をしてくれて、すべての問題も出来事も、幸せに感じて、『よき仲間に囲まれる』ことになり、『喜ばれる存在』になる。
これこそが『人生の目的』であり、『幸せの本質』なのです。P.30
こういった考え方は成功者の共通点であるように思う。
頼まれごとをやる→『ありがとう』→喜ぶ顔を見ることができて嬉しい
例えばそのようなプラスのサイクルが生まれる。
プラスのサイクルを生み出すための具体的な実践として『そ・わ・か』があり、マイナスのサイクルを生まないこととして『う・に・の』の禁止がある。
何事にも『感謝』し、『ありがとう』を伝えられる人間になれるよう日々修養していこうと改めて思う。