ヒストリックブロールのタメシがアツい
神河発売によりエンチャントがすこぶる強化されたサイシスと今後はしばきあう日々がくるのか・・・と絶望していましたが、新しいおもちゃを見かけました。タメシくんです。最近はこいつに浮気しています。
タメシくんの能力を起動した際の土地をもどさなくてはならないコストで、神秘の聖域を戻して時間のねじれを回収すれば、ずっと俺のターンでは??
必要なパーツも神秘の聖域、島3枚、統率者のタメシくんと適当な自力でサクれるアーティファクト。コンボのためにデッキを無理に圧迫しない(なんならだいたいのデッキに普通に入っている)。これはコンボ搭載青白コントロールがつくれそう。
ということで早速、タメシデッキをお試しでつくってみました。以下リンクが現状のリスト。
https://mtgmelee.com/Decklist/View/205881
勝ち手段は無限ターンからテフェリーの奥義、無限の秘本、圧倒的輝きを貼る、書庫の鍵から副陽。
青単のエムリーとの明確な違いは、やはり白をつかえるところ。白の力で出てしまったパーマネントに触る能力に長けていますね。
プレイの注意点としては、序盤はタメシを安全確保できてないうちは出さないで土地を並べること。土地がつまってタメシの安全とアドが確保できるタイミングがベスト。青白コントロールは我慢が大事。かといって我慢しすぎてもダメ。ここの判断が全てと言ってもいいくらい勝敗に直結します。
方程式の求界のサーチは告別かフィニッシャーの時間のねじれがほとんど。牧歌的な教示者のサーチも除去エンチャントがほとんど。
カエル化系エンチャントはつけた対象が死んでからも回収できるので、エムリーに入っているそれより脅威でした。
土地を戻す能力は神秘の聖域以外も強く、新しいレア2種を後半に戻すのも凶悪で、世界のるつぼと合わせるとさらに凶悪な動きをしてくれます。
土地を1ターンに複数枚貼ることができるカードが青白には存在せず、無限ターンが決まったとしても土地は伸びていかない(マナファクトは伸ばせる)ので、最低でも7枚くらいは土地を伸ばしてコンボを始動したいところ。かといって道中もドローをすすめたい。そんなときに罪の自覚で相手のターンにタメシの誘発能力を利用できる罪の自覚はナイスな一枚。
無限ターンがきまっていなくても実質勝ちな状況をつくりだすこともできるので安全確保できたならどんどんカードを引いていきましょう
お試し中の勝率はだいたいこのくらい。エムリーのときよりも明らかに当たる統率者がマイルドになっているせいもありますが結構高いんじゃないかなと。以前は地獄のようなメンツとしか対峙しなかったため、いろんな種類の統率者が拝めてそれもまた新鮮でした。
陰湿青白コントロールが好きな人はタメシを試してみては。デッキリストもまだ完璧ではないし、エンチャントとアーティファクトのカードはカスタマイズ要素が多いので、自分好みの形に調整してみてもいいと思います。