見出し画像

ヒスブロの土地の話

今日の内容は刺さる人にはぐさっとくる内容が含まれているかもしれないので、まず始めに言っておくが、あくまで個人的な考察だと思って欲しい。私はヒスブロで勝つためのアプローチをしているが、そもそもカジュアルフォーマットなので、私の考えを読み手に強要するつもりはないことを前提に話を聞いてくれたらうれしい。

2色デッキの場合

縦置きランド推奨委員会。荒地は魂の洞窟になる予定

上の画像は20枚(+1枚マナサポート)の縦置きできる(可能性が高い)サブカラーの土地。(私は棘平原が両面ランド最強だとおもっているので棘平原も入れるが好みな気もするので画像には載せていない。)
20枚というのは60枚構築の13枚相当の確率で、これは3ターン目にサブカラーの色が1色出る許容ラインとだいたい同じくらいだと思ってもらって構わない。
2色統率者の場合、メインカラーを決めて、サブカラーは早いターンに盤面に出さなければ強くないカードは採用しないようにしている。2マナのサブカラー、3マナ域のダブルシンボル、4マナ域のダブルシンボルは極力採用しないようにすれば、横置きランドをおかなくてもゲームができることになっている。ダブルシンボルが許されるのは5マナ以降なら問題ないが、入れすぎも危険なのでせいぜい2枚採用までに抑えたいところである。
(ちなみにこの画像に写っているバルモアは2ターン目に出したい場面がまあまあある。これはあくまで2色のミッドレンジからコントロールに適したデッキのマナベースだと思ってもらってかまわない。アグロデッキの場合、山の枚数が減ってファストランド、部族専用土地やマナの合流点に変わっていくが、メインカラーに寄せたカードが採用できるなら、許容できる範囲でなるべくメインカラーに寄せたほうがよい)


メインカラーを決めて縦置きマナベースにしなければならない理由。

一つ目は、当たり前だし体感でも分かるレベルで、60枚構築よりも縦置きの2色土地枚数が不足しているから。
しばらくは基本土地を入れないタップインしないマナベースは実現しないだろう。諦めてほしい。

二つ目は、ヒスブロは序盤のマウント合戦が異常なほど熾烈だから。
ヒスブロのカードプールの特徴なのだが、1マナのカードはカードパワーの高めなカードがそこそこ充実している。先手後手の影響もかなり大きいので、後手でタップインや展開がもたついたゲームはその時点で敗北濃厚だ。タップイン土地の採用は、例えるなら構築段階で自ら盲従を張られた状態をつくりだしているようなものだ。

少し脱線してしまうが、ヒスブロのカードプールの話関連の話として、単色以外のビートダウンがあまり強くない理由も、カードプールが原因である。将来的には分からないが、2マナのカードは他のマナ域と比較して、カードパワーの高いものが少ない。60枚構築で16枚2マナのカードが入っていたとしたら、それをヒスブロデッキの割合で採用するとなると26〜27枚必要となる。単色に寄せて26〜27枚カードパワーの高いカードを揃えるには現状だと非常に厳しいものがある。
ヒスブロで印鑑マナ加速やランプデッキが強いのはこの2マナから中盤の展開をスキップできることも大きく影響している。
単色で26枚の精鋭2マナ域が集まる、もしくは2ターン目にダブルシンボルも余裕なくらい土地が強化されたとしたら、今のように悠長に印鑑や銀行破りをセットしてニコニコターンをパスできなくなるだろう。

3色マナベースの場合

ニコボラだったらこんな感じ。バトルランドを追加してもよい。

じつは3色のほうが余裕があったりする。恐ろしい話である。3色でも低マナ域に濃いめのシンボルがなければ問題なく縦置きライフを満喫できる。

本当はもっと言いたいことがあったけど、まずマナベースの話から始めないと話そうと思ったことが何も伝わらないと思ったので一旦今日はおしまい。

まとめ
採用カードをメインカラーに寄せて、縦置きランドを増やす構築を目指しましょう。

ほなまた。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?