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「その先の、可能性へ」:夢を否定された僕が選んだ道


どーも、ちげです。

noteを始めることにしました。

最近のSNS、特にXやInstagram、Facebookを見ていて、
違和感を覚えることが増えてきました。

アルゴリズムによって投稿の見え方が操作され、
「伸びやすい」投稿や過激なコンテンツが優先的に表示される。

フォローしていない投稿が次々と流れてきて、広告も増える一方。
そんな中で、本当に大切な言葉が埋もれていってしまう気がしています。

だからこそ、このnoteでは違う形の発信をしていきたいと思います。
アルゴリズムに左右されず、「伸びる」ことを意識せず、
ゆっくりと時間をかけて読んでくれる方に届けばいい。

そんな想いで、これからの言葉を紡いでいきます。


ところで、最近の僕は、

大きな変化の只中にいます。

コーチングスクールで学び始めてから、
自分の中のマインドセットが劇的に変わりました。

コーチングで学んだことは職場でも活かし、
教員向けのコーチング研修会を主催したり、
個別のコーチングセッションを行ったりしています。

さらには、
SNSを通じて知り合った方々や同じスクール仲間とのコーチングも実施。
この経験を通じて、学びたい意欲挑戦したい意欲が過去最高に高まっているんです。


僕の中の「光」と「影」の存在



今の僕を形作っている原体験があります。
それは、「ドリームキラーの大人達」との出会いです。

中学生の頃、ある高校との出会いが僕の心を揺さぶりました。
当時、新しく設立された最先端の設備を誇るその高校は、
多くの生徒の憧れの的でした。

校舎の写真や説明を見ただけで、
「ここだ」という感覚が突き上げてきたんです。

進路相談の3者面談。

期待と不安が入り混じる気持ちで、
担任の先生に「あの高校に行きたいんです」と打ち明けました。
その瞬間、先生の表情が微妙に曇るのが分かりました。

「わたなべ君ね...」

言葉の間に込められた意味を、僕は悟っていました。

確かに、それまで特別勉強に打ち込んでいたわけでもなく、
成績も平均程度。
人気校に入学するには物足りない実績しかありませんでした。

「正直、君には難しいと思うよ。
 普通の高校を考えた方がいいんじゃないかな」

その言葉は、まるで冷たい雨のように僕の心に降り注ぎました。

夢を持つことすら、僕には許されないのでしょうか。


そんな経験は、
確実に僕の中に「自分にはできない」という
思い込みを植え付けていきました。

そんな中、一筋の光のような存在がいました。英語の先生です。

「君ならできるよ」

他の先生たちが諦めを説く中、その先生だけが違いました。
放課後、丁寧に勉強を教えてくれ、僕の話に

真剣に耳を傾けてくれました。「絶対にできる」という言葉を、何度も繰り返してくれたんです。

でも、その先生は単なる応援団ではありませんでした。
「これとこれは必ずやるべきだ」「これは今の君には必要ない」と、
具体的な道筋を示してくれました。
その姿勢は、漠然とした夢を、現実の目標へと変えていってくれました。

その先生が僕にくれた最大の贈り物は、自分への自信でした。

「できない」と思い込んでいた殻を、
 少しずつ破っていく勇気をもらったんです。

そして、努力は実を結びました。
憧れの高校に合格することができたんです。

合格発表の日、真っ先に報告に行ったのは、
あの英語の先生でした。先生の満面の笑みは、今でも忘れられません。

信念


「お前にはできないよ」


って言われ続けて育った子どもは、
やがて「自分にはできない」って自分を否定し続ける子に育つんです。

そんな負のスパイラルを、僕は身をもって知っています。

だからこそ、
夢や目標を叶えたくても、叶えられない子ども達を
応援したくて、教師になりました。

僕は、単に勉強を教えることが目的ではありません。

その子が持っている可能性や力を最大限引き出す
「成長を支援するファシリテーター」であり、
「可能性を引き出すコーチ」でありたい。

その思いが実を結んだ瞬間を、一つご紹介させてください。

3年前の縄文杉のトレッキング


もう3年程前、
縄文杉トレッキングで、ある生徒と長い時間を共に歩くことになりました。

最初は何気ない会話から始まり、やがて将来の話へと深まっていきました。

「やりたいことなんて特にない」と言っていた彼女に、

僕は自分が教師になるまでの道のりを話しました。

ドリームキラーとの出会い、それでも諦めなかった理由、
そして今、教師として感じているやりがいを。

「やりたいことがない」のではなく、
「やれない」と思い込んでいる

その後、卒業式の日。
彼女が
「あの話がきっかけで、私も教師になりたいと思うようになりました」と話してくれたんです。

その時、僕は迷わず「君なら絶対になれる」と伝えました。

この言葉は、かつての僕が、大人達からかけて欲しかった言葉。

その先へ


2025年、教師生活は10年目を迎えます。
この節目に、新たな挑戦をしようと考えています。

これまで磨いてきたコーチングとファシリテーションのスキルを活かし、
もっと多くの人々に価値を提供していきたい。

一人でも多くの人の人生に、
ポジティブな影響を与えられるような活動を始めます。

「ありのままの自分で、
 自分の人生を自分でデザインできる」


そんな人を一人でも増やしたい。

本来みんな、
やりたいことがあって、叶えたい未来がある。

でも、周りの環境、過去の経験、トラウマ、思い込み、不安。

そんなもので、
蓋をしてしまってるだけ。

僕は、その人が持ってる可能性を引き出し、
夢や目標に向かって進んでいくのを応援したい。

具体的な内容は、まだここでは明かせませんが、
このnoteでその過程を話していきます。

時には迷いや不安も率直に書いていくかもしれません。
それでも、読んでくださる方の心に何かを残せたら。

そんな思いを胸に、筆を進めていきます。

フォローやスキ、コメントをいただけると大変励みになります。

一緒に成長していける場所に、このnoteがなれば嬉しいです。

今日はここまで!
また次回、お会いしましょう。

PS
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