おりづるタワー行ってきました
9月23日にオープンした広島の新名所、おりづるタワー。
早速ですが行ってみました。
場所は原爆ドームのすぐ近く。旧市民球場のちょうど向かいにあります。
今までの広島には無いオシャレ感のある建物です。
1階は広島の名産品が買えるショップと券売機。ここで展望台に上がるためのチケットを購入…って、入場料高っ!!
大人1人1700円、さらに12階(展望台の1階下)にあるおりづる広場に入るのにプラス500円。(折り紙5枚つき)
スタッフさんが言うには、おりづるのフロアで鶴を折って、タワーの壁の一部に鶴を貯めることが出来るそう。おりづるフロアはグループで1人が500円払えば入れるとのこと。(5人までかどうかは不明)また、1日入退場自由です。
せっかくなのでおりづる広場にも入ることにしました。結構悩みましたけどね!
ここ、トーキョーかな?って思うようなオシャレなゲートを抜け、木目がきれいなスロープが目の前に。
スタッフさんに、「スロープとエレベーターどちらにしますかー?」とにこやかに聞かれました。「スロープにすると途中からエレベーターに変える事はできませーん」
展望台は13階です。この日の広島は夏が戻ってきたかのような暑さです。
はい、エレベーター使いました。一瞬でした。文明の力はすごい。
で、13階の展望台。
天井も、床も、広島の木材で作られた、「風を感じる」をコンセプトに作られた窓のない空間に圧倒されました。
風が気持ちいい。
背中側は壁になっているんですが、鏡がはめられてるので360度ぐるっと広島の街が続いてるようでとっても面白く、また何よりも気持ちのいい空間でした。
上から見下ろす原爆ドーム、なんだか新鮮。
旧市民球場跡地ではイベントしてました。上から見るとどんだけ狭かったかが分かります(笑)
そして12階へ。
ここではおりづるを折って、おりづるの壁に鶴を投入することができます。
おりづる、投入する際はおりづるが下に貯まっていく様子も見ることができます。羽の広げ方でふわふわ舞ったり、くるくる回ったり、落ちていく様子を見るのも楽しかったです。
が、落ちていく様子を見るために、おりづるの壁の投入スペースは床が透明になってます。
しかも、今はまだほとんど貯まってないので一番下(50m下くらい)までよく見えます。
高所恐怖症の方にはオススメできません(;´∀`)
おりづる広場には他にも体験型コンテンツがあったり、原爆投下直後から現在までの景色の移り変わりを映像で見れたり、面白い展示もありました。
12階から見る広島の街も、とても広島らしくてぐっときます。
山と、川と、三角州と。
今も昔も、ここは街の中心だったんだなーとしみじみ思いました。
あまりじっくり見た事なかった爆心地。
真ん中辺りにある少し低い建物が爆心地になります。
地上600mで爆発したのに、地表の温度は3000~4000度。太陽の表面温度が5700度。
私の好きなこの街のこの景色が、一瞬で、人の手で、無くなってしまった過去がある。
その事実の重さは、忘れちゃいけないな、と思います。
そして、今を大切にしないとな、と。
帰りは、スロープで。
佐藤秀峰先生の作品が展示してあります。御本人のnoteにも、作品へのコメントがあります。
https://note.mu/shuho_sato/n/nb2905875ce66
広島らしい風景がたくさんあって、すごーくすごーくよかったです。
ぜひ、実際にじっくり見てほしい!!
入る前はちょっと高いな、と思ってましたが、行ってみて良かったです
広島ってこんな街なんだな、というのを体感出来る場所だと思います。
最後に、外から見たおりづるの壁。いっぱいになるのはいつかなー?
ぜひ広島に来た際は立ち寄ってみてください。
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