28歳、はじめての人工授精
先日、はじめて人工授精をしてきたので前日〜当日までの様子をまとめました。
タイミング法からステップアップを考えている人、人工授精を控えている人、これから妊活をする人の参考になれば幸いです🌿
1月、これは妊娠したのでは！？と思った
1月の基礎体温のグラフは、過去にないほど「高温期の部分」が、とてもとても綺麗に、ほぼ直線状態だった。いつもはガタガタなのに、なぜか誤差0.1~0.2度くらいで、私も「これは！過去にない形！いけてるのでは！？」と思っていたくらいだ。
まあ、残念ながら妊娠してなかったのだが。
あ〜あ、今月もダメだったか〜と思いながら、病院を予約する。
いつものように薬をもらいに行く＆卵子チェックのつもりだった
生理が始まった日から13日目
ホルモンの数値を良くするため週1回飲んでいる「カバサール」がなくなったため、処方してもらいに病院へ行った。
受付で生理開始から何日目かを聞かれ、尿検査をするように言われる。
（排卵検査をするため）
診察室に通され、先生に
「生理来ちゃったか〜」「どう？人工授精にしますか？」
と確認され、「お願いします」と答える。
先生は明るく言っているわけではなく、落ち着いたトーンである。
なんなら先生も残念そうだった。
「卵の大きさを確認しようか」と言われて、あの椅子へ向かう。
いつものように座りたくない椅子に座り、エコーの器具を入れられ、自分の右側にある画面に自分のお腹の中が映し出される。
半年以上、毎月この画面を見ているが正直、卵がどれなのかわからない。
いや、もちろんはっきりと黒くて丸いものが映っているときは「お、これが卵子だな」とわかるのだが、先生はそうでないものの大きさを測るときがある。
素人目には、「え！それ卵子なの？」と思うものもある。
先生ってちゃんと卵子かそうじゃないかを判別できて、やっぱりすごいんだな〜と思う。（余談）
急に決まる人工授精の日
そんなことを考えていたら、先生に「もう排卵間近だね〜、明日来られる？」と言われ、
「え！明日ですか！？多分来られます」とビックリしながら、夫のスケジュールを考えながら答える。
確かにいつも卵子の大きさは17mm〜21mmくらいだけど、今回は23mmで大きくなってるな〜とぼんやり思っていた。
診察が終わった。
急いでヒートテックとズボンを履いて診察室に戻ると、先生に「明日大丈夫？来れる？」ともう一度確認され、急いでスマホのスケジュールを開いて「大丈夫です、来られます」と答える。
診察される前の排卵検査の結果は、反応が出てなくて、まだ排卵していないようだった。
「朝9時に旦那さんの精液を持って来てもらって、1時間くらい待ってもらって、そのあと入れようか」と説明される。
特にやることも注意することもないようで、人工授精って多分、体外受精とかに比べると随分簡単なんだろうなと思った。
（成功率は1回あたり約5~10％、低すぎる…！）
その後、看護師さんから精液を採取するカップを渡され、受付で費用を聞いて帰宅した。
ネットでは5000円くらいと見ていたけど、受付では1万円弱と言われて「あれ？思ったより高いな？」と思った。
おそらく【人工授精自体は5000円くらい】＋【エコーの費用が2000円くらい】＋【排卵を促す注射代が1000円くらい】だと思われる。
人生初の人工授精、当日
起きてすぐ夫に協力してもらい、精液を採取。
前に検査に出した時に採取した量より少なくて心配する夫。大丈夫だろと楽観視してる私。
1時間くらい院内で待つのが何となく嫌で、車で待とうと思って車で病院に向かう。
（患者は何も喋ってなくてシーンとしている中、受付の人が何かを話したりしているのが聞こえると、自分のことを言われてるのかな？とか、変に気になってしまうから、そもそもあまり好きな空間ではないのだ。）
いつものように尿検査をして、待合室で待つ。
番号を呼ばれて診察室に入り、看護師さんに精液を渡して、退出。
30分〜40分後くらいにまた呼ぶね〜と言われる。
この30分〜40分で先生が精液を子宮に入れるのにベストな状態にしてくれるらしい。
30分くらいなら車にいてもいいよと言われたので車へ移動。
車に戻って一息つきながら朝から大層なことをやり遂げた気持ちになった。でも、肝心なところはまだ今からで。ちょっと緊張している自分もいたから、好きなアイドルが特集されている雑誌を見ながら気を紛らわせた。
30分経って、病院に戻った。
割とすぐに番号が呼ばれて診察室へ向かう。
いつもの嫌いな椅子に座ると、診察が始まり、卵の大きさを見るとなんと25mm！過去にない大きさで、本当にすぐに排卵しそうだと思った。
（ネットを見ると、排卵前日には18～23mm、排卵直前には21～27mmくらいの大きさになるらしい。）
診察して異常がなかったから、いよいよ精液を子宮に入れることになった。
管を通しやすくするため、穴を広げる器具をつけられた。
管がどこまで入っているのか定かではないが、子宮の一番奥の壁（気分は胃のすぐ下）まで入っていたんじゃないかと思う。
痛くはないんだけど、鈍痛みたいな感じだった。
無事に終了。先生からは何も言われなかったけど、血が出たら怖いから病院の備え付けのおりものシートを貼っておいた。
これが後々、大正解だった。
先生に「排卵を促す注射をしときましょう」と言われ、看護師さんに皮下注射を打たれて、終了。
お会計は8,270円だった。
（おそらく【人工授精自体は5000円くらい】＋【エコーの費用が2000円くらい】＋【排卵を促す注射代が1000円くらい】だと思われる。）
止血するための抗生剤も処方され、3食分、飲み切るように言われた。
帰宅後の出血
家に帰って2時間後くらい、トイレに行くと鮮血が出ていてビックリした。
やはり器具を入れたりするし、どこかしら傷つくんだろうと思う。
出血は翌日にはだいぶ収まって、生理の終わりかけみたいな茶色い血になった。
止血剤が効いたんだと思う。
まとめ
上手く受精してほしい〜着床してほしい〜と願う日々。
私は普段、家にずっといるため、全然運動できていない。妊活は適度な運動も大事だそうなので、リングフィットで体を動かしたり、YouTubeを見ながら30分くらい足踏みをしたりしている。
人工授精の結果は2週間後にわかる。それまで穏やかに過ごそうと思う。
ここまで読んでいただき、本当にありがとうございます！！
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