北インド・アグラ 〜 世界遺産にのさばるぼったくり
1月。
インドの祝日に有給休暇をプラスして、バンガロールから飛行機で、念願のタージマハルがあるアグラへ!
でも噂通り、北インドはTheインド。
外国人はカモネギで、自分のペースで旅行を楽しむのに、気力を要しました。
旅程
ここでは北インド旅前半のアグラについて綴ります。
Day 1 アグラ観光
11:10 BLR発13:40 AGR着
Taj Mahar観光
Agra Fort観光
Tajiview泊Day 2 アグラ観光
Fatehpur Sikri観光
Tajiview泊Day 3 移動後ジャイプール観光
9:00 Idgah bus station発Day 4 ジャイプール観光
Day 5 ジャイプール観光
費用
バンガロールから北インドは飛行機で。
アグラは2月に開催されるG20のため、
いたる所で急ピッチで工事中。
危ないので、普段乗らないタクシーやリキシャを活用しました。
観光はアダールカード(インド版マイナンバーカード)でインド人料金で入れず、結構お金かかりました。
飛行機(BLR-AGR) 8,054ルピー
ホテル(Tajview) 17,835ルピー
観光(入園料3ヶ所) 1,860ルピー
交通費(タクシー,リキシャ) 875ルピー
バス(ジャイプール行)187ルピー
合計 約28,811ルピー
Day 1
飛行機
バンガロールの空港は激混みでした。
前日、
「2時間前迄」
「2.5時間前迄」
と2度程リマインドが来たのも納得。
でも、祝日前の混雑と言うよりも、
空港入館時に搭乗券(登場時刻をチェック)と本人確認する新しいアプリに登録済みかどうかで列が別れているのが、
混乱の元でした。
セキュリティチェックは空いていました。
でも、めっちゃボディーチェックされて、
「それ骨ですけど。」
と言うと、
「すごい6パックですね。」
って。
ちょっと〜
それ危険物検査じゃないじゃん!
飛行機は奮発して前方窓側(350ルピー)!
2時間半、空の旅を満喫!
初日で良かったのはここだけ。
アグラの飛行場は撮影禁止なので
文面のみで記します。
飛行場バスに誘導され、
満員になるまで待たされました。
「何処行くの?」
と聞くと
「ゲートの外」
と。
走り出すと50ルピーを請求された。
5分くらいでゲートの外に出ると、
リキシャやタクシー運転手が迫ってくる。
Oraを操作しながら無視していると
「同じ価格!300ルピー!」
ってしつこいので、乗車すると
Oraは137-167ルピーだった。
「ちょっと!
全然同じじゃないじゃん!
降りる!!」
って降りたら、
同じ値段でホテルまで行ってくれた。
ここで生まれて1986年からこの仕事。
このベテラン運転手はいい人だった。
タージマハル
チェックインしてまだ明るいので、
混んでいるのを承知で行くことに。
ホテルの入り口でリキシャと交渉。
「200ルピー」
「いやありえないでしょ。
Oraは120じゃん」
「じゃ、120ルピーね」
交渉成立。
現地SIMがないとOraは使えないから
外国人がぼったくられているのが
想像できる。
東門に着いたら、ガイドの押し売り。
チケット(1300ルピー)
ガイド(500ルピー)だって。
断ると別の人が400ルピーだと。
園内移動の車が走り出しても
「300ルピーでどお?」
って追いかけて来る。
かなりしつこい。
チケット売り場にもガイドがいた。
「外国人はあっちだよ」
と言うのを無視してインド人の列に並ぶ。
アダールカードとPANカードを見せると(前の人が両方見せてた)、
「あっち(外国人窓口へ)行け。」
と言われる。
「いや、私インド居住者ですけど。」
と言っても
「それはボスに言ってくれ。」
と。
外国人窓口へ行くと
「パスポート出せ。」
と言われるが
「アダールカードしか持ってない。
何故、他の所みたいに
インド人料金で入れないの?」
と食いかかっても、
「国籍を問うている。IDは関係ない」
と言われ、パスポートがないのに外国人料金1,300ルピーを支払った。
横の窓口で水と靴カバーもらった。
水なんて荷物になるだけで不要!
入る前にかなり疲れてしまい、
皆がタージマハルと写真を撮る中、
楽しめずに終わった。
アグラ城
こちらもタージマハルと同じく外国人料金だった。
しかもガイドがしつこい。
天気が悪くて、タージマハルが見られる場所も分からなかった。
帰りは価格交渉ストレス回避のため
徒歩で帰宅した。
疲れたのでビール買って帰った。
部屋に戻ったらwelcomeスナックが置いてあった。
間違えではないか確認したがサービスだそう。
疲れてたし、ありがたい!
夜はビールとスナックにした。
ホテル
Taj系の4つ星Tajviewに2連泊。
朝食付き2泊で17,835ルピー!
ガイドブックでタージ・マハルが見える立地にすべしとあったので、一人旅で一番奮発したかもしれないです。
タージマハルはもやがかかっていて
屋上からはうっすらとしか見えませんでしたが、従業員全員のおもてなしが良かったです。
Day 2
ファテープル・シクリ
疲れた私は昨日、空港からホテルまで運転してくれたタクシー運転手へWhatsAppでメッセージを入れる。
朝2時に
「時間ある?
7時までに連絡取れたらお願いしたい」
と。
結局返事来なくて(来るわけない!)
バスで行くことにした。
夕方に7:30に起きたとお詫びのメッセージが来ていた。
無茶言ったのは私ですから
全く詫びる必要ないのに。
同じ場所へ行く人達とリキシャで行くことも試みたが、皆首を振らない。
インド人でもボッタクリ価格なんだ。
でも代替バスが来た。
良かった〜!(って当たり前)
往復このバスで行き、
ガイドを付けず
正味3時間滞在しました。
ハンピ(南インドの世界遺産)の様に、
遺跡が点在しているので、
徒歩で巡るとそれくらいかかります。
飛行機代かけてはるばる来たと考えず、
非効率だけど、いつものバス旅は、リキシャや車で直接目的地へ行くのと違う楽しみ(ハプニング含む)があり、満喫しました。
まとめ
普段南インドで、バス旅をしていたので、一丸となって外国人から巻きあげようとする北インドの商売根性に疲れました。
(無視したくても、勝手に説明して後で金を請求されたくないから、嫌でもいちいち断わるのが疲れる)
北インド(デリー、グルガオン)に住む日本人から叩き込まれていた通りでした。
一般的な日本人のインドのイメージが、デリーやアグラのThe インドに偏っているかと思うととても残念です。
かと言って、南インドの方がいいですよ!って言うほど、日本から飛行機で遥々来る程、観光名所はありません。
後半はジャイプール!
気を取り直して、無理せず
自分らしい旅をしようと思います。
インド〜ひとり暮らし・ひとり旅〜
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日本人に馴染みの薄いインド。ガイドブックに掲載されないような観光地や食レポをInstagramに公開中〜乞うご期待!
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