JALグローバルクラブ(JGC)でラウンジ利用に苦労した話
こんにちは。
ホーチミン市在住のChifukuです。
ベトナムのテトの長期休暇を利用して、南アフリカのケープタウンへ行ってきました。
コロナ後、初の長距離路線。
JGCの恩恵を得るために、One Worldアライアンスでホーチミン市からクアラルンプールとドーハを乗り継いでケープタウンへ行くことにしました。
でも、空港では、幾度かコミュニケーションミスがあり、自分の想定通りにならない事がありました。
実は、事前にラウンジの場所や名前を調べていなかったんですよね。マレーシア航空もカタール航空も。ナショナルフラグシップのラウンジだから、聞けばわかるだろうと思って。
また、自分が方向音痴だと自覚しているので、最初から聞く前提だったのもあります。
昔はこのようなハプニングは、ガイドブックや雑誌に投稿していましたが、今では個人が直接発信できるので、この体験談が少しでも参考になれば嬉いです。(2024年2月現在)
Jasmine@SGN
ベトナムのホーチミン市からマレーシア航空で2時間でクアラルンプールへ。
時差が1時間あるので、時刻上は行きは3時間、帰りは1時間かかります。
ホーチミン市のタンソニャット国際空港には3時間前に到着。まだカウンターは空いておらず、3時間前にきてくださいと断られたのですが、上司に確認すると言って了承をもらえて、早めにチェックインできました。
ラウンジは2種類から選べました。
普段はカード会社のRoseを利用しているため、今回は別のラウンジを利用してみました。
ハラル対応なので当然お酒や肉はなかったですが、美味しかったです。
空港の中心にあるにも関わらず空いていて(インド人が多い印象でした)、2人がけソファーに寝っ転がって過ごしました。
お祈りのお部屋もありました。
尚、もう一つのラウンジRoseはお料理は豊富だし、お酒もあります。
Jasmineと比較したら、座席数も多く空港の端っこにあるのに常に混んでいて、座席を確保するのに苦労するので、ガッツリ食べずゆったりしたい方は良いかも知れません。
ベトナムあるあるですが、やはり今回も搭乗時間が30分遅れ。
掲示板に表示されるのが遅いので、ラウンジで搭乗状況を確認できず、ゲートで判明。結局ゲート前で1時間ほど待ってから搭乗開始しました。
Golden Lounge@KUL
クアラルンプールには深夜到着。
Webチェックインができなかったので、マレーシア航空のカウンターでケープタウンまでのチケットを発券してもらいます。この時、帰りのチケットやホテルの予約まで確認されました。
保険の加入状況まで確認されて、入っていないと言うと、加入するようWebサイトを紹介されました。結局クレジットカードの保険があることを思い出して契約はしませんでしたが、どんだけ怖い所なの?って思ってしまった…
しかし、ココで予想外の出来事が!
JGCのステータスカードを出したのに、夫婦共に全く別のJALのマイレージ番号を登録されてしまいました…こんなこと初めてです…
カードを見ながら入力していた様子だったので安心してしまいましたが、ちゃんと確認すべきでした。
帰りに同じマレーシア航空のカウンターで往路の番号間違いについて、どの様に訂正すれば良いか確認するも、ココでは終わったチケットの処理は出来ませんとつれない。処理してくれなくてもどうすれば良いか知りたかったのですが…
Golden Loungeは端っこにあり、空港が放射線に広がっている形状のためか、いつも迷ってしまいます。
個人的にはKLのラウンジは空間が広くて居心地抜群。シャワーを浴びたりベットで仮眠することもできます。
今回遅延のせいで、楽しみだったバーが23時に閉まってしまいましたが、中央のキッチンでワインを頂けました。
Gold Lounge@DOH
ドーハもクアラルンプールに負けず広く、順路がわかりにくいこともあり、ラウンジを見つけるのに一苦労しました。
正確なラウンジ名が分からず、One Worldのビジネスクラスのラウンジと言ったのが悪かったようで、なかなか入れてもらえずあちこちにさまよいました。
結局、オレオの喫茶店の近くのエスカレーターから上がった所で正解でした。
ココはビジネスクラスのラウンジではないよ、と言われたのですが、後日知人に聞いたら、カタール航空のドーハのラウンジはビジネスクラスとステータス会員で別れているそうです。
うちの主人が過去にインボラでカタールのビジネスクラスに搭乗した時、ココとは別の豪華なラウンジを使ったと言っていました。(ステーキの焼き加減まで聞いてくると言うw)
ともかく、JGCプレミアではないのでファーストクラスのラウンジではない、という意味でビジネスクラスのラウンジと言ったのに、まさかビジネスクラスとJGCで違うだなんて予想できませんでした。
他にも同じように、ラウンジの場所を尋ねる姿を見かけました。
BIDVEST SkyLounge@CPT
喜望峰のツアーの時、ガイドさんが空港行きのフリーウェイは朝9時以降混むと聞いていたのでホテルを早めにチェックアウトして正解でした。
3時間以上前に到着したのでゲートはまだ空いていませんでしたが、しばし待ちます。
ココのビジネスクラスのカウンターが最悪で、1箇所は機械の故障で閉鎖。
もう一箇所は重役出勤で、エコノミーカウンターが既にチェックインを開始しているのにのんびり。まだかと聞いても急ぐ様子もなく、2回も堂々と席を外してのんびりしているので、エコノミーとビジネスの間にあるバゲージドロップのカウンターでチェックインしました。
(Webチェックインはできてませんが)
でもここでも失敗!
今度はちゃんとマイレージ番号が登録され、ラウンジ名も記載されていることを確認したのですが、座席は通路側を指定したのになんと窓側でした。
番号を見て、2-2-2でも2-4-2でも3-3-3でも通路側にならないよね?と悶々としたのですが、考えるなら確認すべきでした。
何故、1つ以上の要望を漏れなく聞き取ってもらえないのだろうか…
Gold Lounge@DOH
再びドーハのラウンジへ。
また、エスカレーターの所で一悶着。
男性にJGCのステータスカードを見せると、航空券のバーコードをスキャンするから少し待ってくださいと言われました。
すると、バーコードスキャンする若い女性スタッフが、あなたはJALのFFPメンバーだから対象ではないと言います。
既に横にいる男性がOKと言っているし、前回もそうやってゴタゴタした経験から、JALはOne Worldアライアンスだから対象でしょう、と説明して入ることができました。
航空券にラウンジ名が入っていれば問題ないですが、往復ともに入っていなかったので(往路はマイレージ番号を間違えて登録されたので当然ですが)、ステータスカードを見せるのが話が早そうです。
ちなみにもめるのはラウンジの下にあるエスカレーターの入り口です。
ラウンジのカウンターでも航空券を再度チェックするので、エスカレーターのバーコードをスキャンする係員はブロックにしか感じられません。
が、ラウンジ自体はベトナムのラウンジと比較して食事もお酒も共に豪華で充実していて総合的に満足です。
Golden Lounge@KUL
復路では搭乗するHゲートにあるGolden Loungeを利用。
Cゲート付近のより空いていて、外に面していて飛行機が見えるため開放的でした。
Cゲートのラウンジより若干規模は小さいものの、シャワーや仮眠室もありました。
尚、CとHゲートは少し離れていて、バスで移動します。
ちなみにベトナム行きはやっぱり遅延。1時間程度ですが、事前に案内があればラウンジでゆったりできるのになあ〜といつも思います。
まとめ
片道約1.5日をかけたベトナムから南アフリカまでの長距離路線は、上級会員として優雅に…とはいきませんでした。
・SGN-KUL間のマレーシア航空は事前連絡無しで往復共に遅延。(マレーシア航空のせいではなく、ベトナム空港のあるある問題と思われるが)
・KUL-KPT間のマレーシア航空のカタール共同運行便で、マイレージ番号登録間違い。
・KPT-KUL間のカタール航空で、ビジネスクラスでチェックインできず、通路側を希望したのに2区間共窓側になる。
でも、クアラルンプールのラウンジは居心地良く、ドーハのラウンジはアルコールが美味しく、深夜早朝もオープンしていていました。
(コロナ禍ではラウンジ閉鎖や時間短縮もあったので、長距離路線の乗り継ぎでゆったりくつろげるのは助かります)
その結果、片道で空港ラウンジで3回、機内食を5回食べて、かなり太りましたが。当たり前ですね…
尚、南アフリカのケープタウンは遠くて治安の心配もありましたが、自然豊かで温暖でカラッとしており、ラウンジで美味しいワインも楽しめて最高でした♪
日本からも遠いですが、ラウンジも長旅の楽しみの一つとして、タイムバケットに入れてもらえたら幸いです。
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