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日本・島旅で感じたこと 〜 帰国後初の国内旅行

2月28日にインドのバンガロールから帰国して、初の日本国内旅行。
コロナ禍で使わずに溜まっていたマイルの期限が2ヶ月後に迫り、八重島諸島へ行ってきました。
1年ぶりの日本国内旅行はある意味新鮮で色々感じたことを記します。

行先

マイルは9万マイルあったので、
海外に行くことも可能だった。

しかし恐ろしく高額なサーチャージ。
しかもまだ3月なので行先も限られてくる。

よくよく考えて、かつて行きたいと思ってガイドブックを買い込んでいた八重島諸島へ行くことにした。

羽田ー石垣島間は往復約2万マイル。
正規料金で往復12万円相当。
羽田から直行便は1日2便。

自腹では行かないだろうという価格に加え、時間がたっぷりある今の私には便の少なさも問題なかった。
最高気温20度で、まだ泳ぐには早いけど、温かくていい所だと思った。

旅程

Day 1 <石垣島泊>
PM 羽田発ー石垣島着

Day 2 <西表島泊>
AM 石垣島発ー西表島
浦内川遊覧

Day 3 <西表島泊>  
ピナイサーラの滝トレッキング

Day 4 <石垣島泊>
AM 西表島発ー石垣島着
玉取崎展望台

Day 5   
野底岳トレッキング
PM 石垣島発ー羽田着

Day 1 羽田発ー石垣島着

久々の国内線。
インドでずっとしていなかったマスクを常時着用することに息苦しさを感じながら、多くの出張者や旅行者がマスクして距離を保っているのに倣った。

飛行機はほぼ満席。
石垣島までは約3時間のフライト。
インドの時のように隣の人と会話することも無く、イヤホンの無料提供がなく音を出してスマホで視聴しているとCAに注意された。
ここはインドじゃない。
静かな機内が長く感じた。

石垣空港から港はバスで移動。
しかし30分で540円。
高いな~と思った。
(バンガロールからマイソール間を往復できる価格)

でも、時刻表通りに運航するのは久々なので、ありがたみは感じた。

しかし、バスの英語のアナウンスは
Next stop is …Hakubutukan Mae, Saibansho Mae.
の様に、固有名詞以外も日本語だった。
空港だけはAirportだったけど。

インドで電車のアナウンスでも、
「どこどこ行きの電車はxxです」の「xx」の所だけ現地語で言われて困った経験があるので、これは困るだろうな、と思った。
(電光掲示板もローマ字表記)

港に近いバス停で降りてホテルへ。
ホテルは喫煙の部屋を案内された。
部屋はどうだったか聞かれたのでタバコの臭いを指摘すると、全室禁煙のホテルで、空室があるにもかかわらず、前の顧客が喫煙した部屋を間違って案内したと言う。
「喫煙した場合、クリーニングのためしばらく部屋が使えなくなるから6万円の罰金を請求します」と記してあるのに、クリーニング完了しないうちにその部屋を案内したホテルスタッフに疑問を感じた。

部屋を移動したら夕食へ。
店は予約客で満席。
外国人客もいた。
入れてよかった。

バンガロール・カルナタカ州は内陸なので、
久々の寿司は格別美味しく感じた。

しかも、インド旅行では地元名物料理を食べることはめったになかったので、よけいに「寿司旨~い」と思った。
(実は前日に寿司チェーン店へ行ったのだが、寿司のサイズが小さくなった上、美味しくなくなっていて、やはり職人が握った寿司はおいしく感じた)

Day 2 浦内川遊覧@西表島

石垣島から西表島へは船で1時間弱。
往復約5000円。
高い!
バンガロールからゴアまで寝台バスで往復できる!
これじゃ、インドのように頻繁に旅できない。
(って、いちいち比較してしまう)

それでも船は9割ほど埋まっていた。
個人、夫婦、グループと様々な客がいた。

浦内川まで港から徒歩1時間半。
バスもあったが、本数が少なくはじめから利用しなかった。
浦内川遊覧は5分の差で1時間待ち。
バスに乗るべきだったかと若干後悔。

船員のトークが面白くて、マングローブなどの景色も楽しめた。
しかし、12:30最終発最終の最終スケジュールだと、14:00発に乗船しなければならず、船着場からマリユドウの滝やカンピレーの滝まで往復1時間半で足早にトレッキングした。

Day 3 ピナイサーラの滝@西表島

個人での観光は推奨されていないが、ガイドブックを見ながら、ピナイサーラの滝を目指して自力でトレッキングした。

しかし、現地はガイドブック通りではなく、登山道がわからなくて、滝が小さく見えた所で断念。

海外でもこういう整備されていない所はたくさんあったが、日本にもあるんだなと思った。

ツアーで行った方が現地に金が落ちるし遭難の危険もないが、個人で行きたい人もいるはず。
道案内兼見守りドローンみたいな機器を貸し出すサービスなんかがあればいいのに、と思った。

Day 4 玉取崎展望台@石垣島

西表島が少々不便だったので、
朝一の船で石垣島へ戻った。

こんなことなら、石垣島空港到着初日に、
2000円の5日間フリーパスを購入しておけばよかった。

ホテルに荷物を預けて観光へ。
こちらもバスで行く人は少なく、
一緒に降りた人は1名。
観光客は皆レンタカーなのかな。

玉取崎展望台からの眺めはすごい!
沖縄本島と異なり、展望台から島を取り囲む海が臨める。

しかし15分程で観光終了。
レストランも休業中だし、
帰りのバスまで1時間以上待った。

観光を終えてホテルへ。
朝もそうだったが、部屋は準備出来ているのに、チェックイン時間まで待たされる。

規定通りで文句はないですが、狭いロビーにチェックイン待ちの人でいっぱいにして、わざわざ混雑の原因を作ることに対しては疑問。

夕食は刺身と石垣牛にぎり。
事前にチェックしていたお店に開店とほぼ同時に入店したが、
すでに予約でいっぱいで1時間ほどで店を出ることに。
この時期でも観光客が大勢いるので、
皆予約して行くんですね〜

Day 5 野底岳トレッキング@石垣島

今回の旅行のハイライト!

バスの接続を考慮すると、2時間以内でトレッキングしなければならず、多少不安もあったが、行ってよかった!

道中、ひとり外国人に遭遇したが、
それ以外は車で8合目まで行く人がほとんど。

でも、車で登山口まで行ったら簡単すぎて、
最後の10分程度登っただけではこれほど感動は味わえなかったと思う。
(正確には12分程で登ったが、ロープがあるので安心して登れた。
ブーツで来ていた女性も少し遅れて到着していたくらいなので、道は整備されている)

360度ぐるっと石垣島を囲む海が臨めて、綺麗だった。

まとめ

西表島では、小さい子供からお年寄りまで、こちらに挨拶をしてくれた。
インドでも小さい町に行くと
「どこから来たの?」
「welcome to India」
と声をかけられたので、それと似た感じがした。

でもバスが少なく、昼間休業しているレストランも多く、少々不便だった。

一方、石垣島は港周辺に食事や買い物ができる場所がたくさんあり、バスもくまなく走っていて、きままな旅行ができてよかった。
外国人観光客が多いのもうなずける。
しかも、彼らはあまり著名な観光地でないバス停で下車していたので、リピーターか?と思うほど驚いた。

沖縄本島には毎年夏に滞在していたけど、レンタカーがマスト。
車で飲みに行けないので、
石垣島のコンパクトさと、
海と山とのコントラストが気に入りました!

今回、飛行機は無償。
地域クーポン券1日2000円で食事代がまかなえたので、カヌーやSUPなどのマリンスポーツに金を使えたはずなのですが、高すぎてインドの物価の記憶が薄れてからでないと再訪できないかもしれません。


旅の写真はInstagramで公開中!
旅や酒を中心に掲載しています。

https://instagram.com/chifuku102?r=nametag


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