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英国一か月滞在の思い出②~到着~

トランジット先の香港では、警備のため銃を持った人がウロウロしていてそれだけでも怖かったのに、金属探知機で引っかかったりスーツケースを開けさせられたりしたので、不安な気持ちでいっぱいになりました。

再び飛行機に乗り、無事にロンドンヒースロー空港に到着。その時最初に感じたことは「空気が冷たくて寒い」でした。早朝に到着したとはいえ、7月の下旬なのにとても寒かった記憶が今でも鮮明に残っています。その後大学までのバス移動では、緑の大自然とれんが造りの家々の風景に感動し、海外に来た喜びを嚙みしめていました。
滞在先は大学の先生方が利用される寮を一人一部屋割り当てられていたため、学生の私達にはとても贅沢でした。
部屋の中を一通り見て、シャワールームに入ってみると「シャワーヘッドが動かない!!」約1ヶ月の滞在中、背の低い私は固定されたシャワーヘッドに悩まされました。

昼食をとってから数名で電車に乗り街に出かけることにしましたが、とにかく緊張しました。それまで多国籍の人々と交流することもほとんどなかったので自分が突然全く違う世界に迷い込んだかのような気持ちになりました。


食事は基本的に寮のダイニングルームでビュッフェのような感じでした。自分で取るのではなく、チョイスしたものをお皿に入れて貰えました。毎回食後に数種類のケーキをワゴンで運んでこられ、お腹が一杯でもつい食べてしまうという日々を過ごしました。今考えても恐ろしい量の食事をしていたと思います。
ダイニングルームの横にはバーがあり、自由に利用することができました。
翌日からいよいよ本格的に活動することになります。


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