なぜ猫を保護するの?女子中学生の質問に答えてみたら自分の決意表明だった。
仔猫を保護したところ、仔猫を見たことがない・触ったことがないという子どもたちがお家に集まってくるようになった。その中の女子中学生からの質問。
「ちえさんは、なんで猫を保護しているの?」
簡単に「可哀そうだから」とか答えることはできると思ったけど、ちょっと真剣に答えてみた。
お母さんと離れてしまい、目やにがすごくて目が開いていない、鼻水を垂らしてお腹がすいたよう~と泣いている子どもが道路にいたらどうする?
きっと「どうしたの?」とか「お母さんはどこ?」と聞く人がいるよね。
子どもだったら、お母さんがみつかるまで探してあげられるけど、仔猫はそこで死ぬのを待つだけになってしまうかもしれない。。。
その日は、雨が降っていて、一晩外にいたら死んでしまうだろうなと思ったから保護したの。
そっか。。。そうだよね。と答えてくれた女の子。もし〇〇ちゃんが外で泣いていたら同じように声をかけて、お家でご飯を食べさせてあげたり、お母さんに連絡してあげると思うんだ。
人だったら助けるのに猫だったら助けられないということをしたくないなと思ったの。
彼女にそんな話をしながら、自分の決意も固まった感じがする。どんな命も大切にしたい!を行動に移した第一歩。そんな大人がいることを地域の子どもたちに見せていくことがこれからの「まちづくり」につながっていることは確信しているから、続けるしかないと思い1年がたつ。