チエルーム、note始めました
あけましておめでとうございます。
２０２２年元日、ダラダラしてたらもう夕方になってしまいました。
元旦の旦っていうのは「朝」という意味で、よって元旦というのは元日の朝であるということを知ったのはいつだったでしょうか。
結構大人になってから知ったような記憶があります。
そんなアタクシ、チエルームは基本的にはボタン式のアコーディオンで弾き語りをする人として細々と活動をしておりまして。
まずは簡単に自己紹介をさせていただきます。
ボタン式のアコーディオンというのは写真にありますような、右手の方がピアノのような鍵盤式でなくボタンになってるやつです。
中の仕組みや左手ボタンのベース＆コードの配置などは鍵盤式のアコーディオンと同じです。
これでよちよちと伴奏をしながら自作の歌を歌っています。
普通に弾き語るライブをするときもあれば、劇場型と銘打って自作の脚本で朗読劇風にライブをする時や、サポートメンバー参加のバンド形式でライブをするときもございます。
あと、アルバムを出すごとにイメチェンするという忙しい人でもあります。
なので、どんな音楽？どんなライブ？と聞かれると、「ええと、ええ〜と…」とモジモジしてるうちに相手の興味が薄れていくような空気感を感じて慌てて「いろいろやってまして」というどうでもいい返事をしてしまい、帰宅後に後悔と自己嫌悪で頭を掻きむしる時間を過ごしたりしています。
ちなみにここで載せた写真は４枚目のアルバム「甘い破滅」での展開で撮影したもので、その前に同時発売した２枚目３枚目では少女性全開でパニエ仕込んだロリータ衣装を着てたりしたので、この写真をアップしたときは驚きのお声やら非難のお声やらたくさんいただいたものですよ。
あと「思わずスマホを傾けて左側から見てしまった、見えるはずもないのに…」という感想を女性からもいただき、大変嬉しく思いましたww
そんな状態だというのに、昨年秋からはさらに「源氏ゆる語り」という、源氏物語を毎週一巻ごとに面白おかしくわかりやすくお話ししていくラジオ配信をツイキャスで始めてしまいまして、ますます「何者？」感が否めません。
実はアタクシ、音楽で食っていけるようなシロモノではないので別の仕事もしてまして、それが「大学受験対策の国語専任個別講師（現代文・古文・漢文・小論文全て対応）」というお仕事でございまして。これが自分で言うのも何ですがなかなか評判の良い先生でございますのよ。
こう見えて神戸大学の大学院でみっちりと平安古典文学を研究しておりましたもので、「わかりやすく面白く」「雑談のように当時の常識や背景もお話ししつつ」というのをナチュラルにできるスキルを持っておりますもので、以前からたまに「古典語りライブ」なるものもやったりしてまして、それを配信でというリクエストをいただき「え〜〜、簡単にいうけどさぁ〜、源氏って54巻よ〜。毎週でも54週よ〜。１年超えるのよ〜。やばくない〜？」と当初は受け流しておったわけですが、自分の中でやってみたい気持ちがむくむくと育ってきたタイミングで、ちょっとした手術をするためにライブ活動をしばらくお休みすることになり、ああこれはやれってことだよね、と覚悟を決めた次第です。
で、いざツイキャスを初めてみましたら、案の定、１回目は物珍しさで聴いてくださる人がたくさんいましたが、その後リスナーの数は美しく弧を描くように減っていき、現在15回目。いや〜やっぱ平安文学はマニアックなんだね〜とは思うのですが、なんと残ったリスナーの皆様がめちゃくちゃアツい！！
とっても熱心に毎週聴いてくださり、楽しんでくださり、周りの人に紹介までしてくださったり。リアルタイムで聴けなくてもアーカイブで毎回聴いてくださって、そして後から質問くださる人も。
ああ、これってすごくやり甲斐…。じんわり嬉しい。ほんと嬉しい。
こういうとこからじわじわと広がっていったりしたらいいな。私の大好きな源氏物語の魅力が、もっとたくさんの人に伝わったらいいな。決してマニアックなものではなく、千年経っても変わらない「人間」の愚かさや愛おしさを感じてほしいな。54週あるんだもんな。あと39週か。先は長いな。ふふ、ふふふ。気が遠くなるぜ…。
そしてそんな中で、リスナーの皆様からのリクエストもあって、その週で使った資料やお話しした内容の目次的なものをnoteで残したらどうかと。
ああ、皆さん、あたしのためにそんな作戦まで発案してくだすって。嬉しすぎるやないの。
それなら「源氏ゆる語りの記録」「音楽活動関連」「その他雑記」というふうに分けて投稿していって、というのも良いかなと思い、このたびnoteを始めたわけです。
おっと！！もうすぐ二千字やないか！
文章が長いのね、あたくし。好きなのよ、文章を書くのが。
あまり長すぎる文章にならないようにしつつ、色々残していきますね！
今後とも宜しくお願いします！
２０２２.１.１
チエルーム